剛-1腕時計
今こそ注目したい、“デカ厚ダイバーズ”の絶対王者「ルミノール マリーナ」
【四半世紀の時を超えて、ようやくデカ時計が似合う漢に!】
本誌では、マッシブな肉体を目指すさまざまな企画を敢行してきました。ともにボディメイクに励んできた読者の肉体はどんな変化を遂げているのだろうか。今回は、マッチョサイドに向けての提案! 今こそ、25年前に本誌が提案した「デカ厚時計」を掘り起こし、令和に再びそのムーブメントを起こさせる時です! いざ、レディー、ファイト!!
始祖にして絶対王者、それが“ルミノールマリーナ”だ!
ヘビー級の腕にはヘビー級の時計がサマになる。となれば、デカ厚というワード自体を世に広めたパネライに敵う剛腕王者はいないでしょう。
長らくイタリア海軍向けのけのミッションウォッチとして極秘裏に技術を磨き、いざ民間に打って出たのは冷戦終結後の90年代のこと。その初代3モデルのうちの一つが、スモールセコンドを備えた「ルミノールマリーナ」でした。
国防を担った耐水性能を担保する圧倒的存在感のボディを「デカ厚」と呼ばせていただいたのは実はビギンなのですが(←えっへん。笑)、とりわけレバー付きのブリッジ型リューズプロテクターが他を圧倒します。
レバーでロックするリューズプロテクター
これはミッション時の誤操作を防ぐための機構であり、ボディメイクにたとえるなら“見せ筋”ではなくリアルユースで鍛えられたもの。ま、普段使いではコレが大いに魅せてくれるんですけどね!
1998年11月号にて、デカ厚と銘打って他誌に先駆けご紹介。
令和のイマ、注目したいデカ厚ダイバーズウォッチ
PANERAI[パネライ]
ルミノール マリーナ
パネライには珍しくブレスが標準装備され、かつ青い文字盤が印象的な 「スペッキオブルー」と呼ばれるモデル。2020年のマイナーチェンジ時に夜光塗料がベージュから白へと変更され、オンの日にもより使いやすくなっている。自動巻き。30気圧防水。径44mm、厚さ約15.6mm。SSケース&ブレス。144万1000円(オフィチーネ パネライ)
暗い水中でも時刻を視認できる、夜光塗料インデックス&針
「デカ厚ダイバーズ」CATALOG
同じく軍御用達ブランドの最デカ厚ダイバーズ
VICTORINOX[ビクトリノックス]
ダイブプロ
2024年デビューのデカ厚モデル。中でも自動巻きタイプはリューズが4時位置と右下にオフセットされ、精悍な顔つきに。写真はチタンケースを採用した上位仕様で、この存在感にして105gと日常使いにストレスのない軽さだ。自動巻き。30気圧防水。径43mm、厚さ14mm。26万9500円(ビクトリノックス ジャパン)
防水性能に向き合ったダイバーズG
CASIO[カシオ]
フロッグマン
潜水時の操作性を考慮しケース左側にボタンが集中した左寄りのデザイン。なかでもG-SHOCKの最高位MR-Gシリーズの本作は、そのアシンメトリー形状をチタンで精緻に組み上げた。クォーツ。ラフソーラー。200m防水。径56mm、厚さ18.6mm。チタンケース。ラバーバンド。59万4000円(カシオ計算機お客様相談室)
肘を軽く曲げた状態で、安定した場所に前腕部を固定する。その状態でダンベルを持って手首を曲げ伸ばし。前腕屈筋群が鍛えられ、手首周りが逞しく育つ。なお、伸ばす際にゆっくり&じっくり行うと負荷アップで効果的。
※表示価格は税込み
[ビギン2025年4月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。