愛する2つの“G”に新傑作誕生! バラクータの“防水G”とカシオの“透明G”
“防水G”と“透明G”
意外も意外? いえいえこう見えて相性抜群です
脈々と受け継がれる“G”の意思。なんてものがあるかどうかはさておき、我らが愛する2つの“G”に新傑作が誕生したことを報告いたします!
1つめは、バラクータから登場の“防水G”。G9といえば、日本でいうスイングトップの原型にして、S・マックィーンら往年の洒落者が愛したことでもしられる永世定番アウター。
クラシックな顔立ちがその魅力ですが、ゴールドウインとのコラボによる新作はゴアテックスを搭載! 防水透湿性を備えた、現代の機能服へと進化を遂げているんです!!
意外な進化に思えますが、考えてみるとバラクータのルーツは、英国のレインウェア工場。するとゴア化も、歴史の必然といえなくもありません。
またボタンをミニマルなドットボタンに変更したり、シルエットに少しゆとりを持たせるなど、クラシックな風貌を損なわない範囲で、絶妙にモダンアレンジがなされているのも本作の見どころ。というわけで、G9は似合わなくて……と思い込んでいるアナタも、一度は袖を通してみることをオススメする次第!です。
そしてもう1つの新傑作“G”が、“透明G”ことG–SHOCK40周年を記念する「クリアリミックス」モデル! 写真の一本は初代G–SHOCKであるDW-5000をベースにしていますが、ケースもベルトもスケスケなら、液晶までスケスケ。
基板が丸見えなのが斬新でしょ? 一方で、スタイル馴染みがイイのは透明なればこそ。モノは試しとテイスト真逆なG9に合わせてみると……これまた、超がつくほど新鮮にハマるのよ!!
スイングトップの原型が現代的にゴア化
[深掘り!!]インラインよりも少しだけゆとりを持たせたパターン
Goldwin×BARACUTA[ゴールドウイン×バラクータ]
ゴアテックスG9
75周年を迎えるG9をゴアテックス化。全天候型アウターへ進化した一着は、裏地に通気性に優れるドットエアを用いるなど、随所で快適性を追求。内外に備えた多彩なポケットも便利だ。8万300円(ゴールドウイン 原宿)
初代G-SHOCKが機能美魅せるスケルトンに
CASIO[カシオ]
G-SHOCK DW-5040RX-7JR
40周年記念「クリアリミックス」シリーズより、初代DW-5000をベースにした一本。LEDバックライトを点灯すると、回路基板がより鮮明に浮かぶ。SS/樹脂ケース。W42.8×H48.9cm。2万6400円(カシオ計算機お客様相談室)
丸見えの基板中央には4つの☆をレーザー刻印
[深掘り!!]LEDモジュールの新採用で“透ける液晶”を実現
※表示価格は税込み
[ビギン2023年11月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。