1908年の設立当初から変わらぬ伝統的な製造方法がとられており、150工程に及ぶ手作業によって作られているハンドメイドシューズファクトリー《 Paraboot(パラブーツ)》。名作「ミカエル」や「シャンボード」などの定番に次いで、近年一大旋風を巻き起こしているモデルが「ティエール」!
もともとはコンフォートを重視したウォーキング靴的立ち位置だったのですが、独特のぽってり感が今どきの気分にマッチすると、服好きから熱視線を集めているんです。そんなティエールから、栃木の名店・アークネッツのエクスクルーシブライン「ONLY ARK」として別注したブラックスウェードモデルが登場しましたよ!
カジュアルながらも落ち着いた雰囲気を演出するブラックスウェードは大人の足元にもってこい。シューレースやハトメなど、他パーツもオールブラックで統一することで、よりソリッドな面構えに!
デッキシューズとUチップシューズを掛け合わせたダッドシューズのようなボリューム感は太パンにはもちろん、細身がかったテーパードパンツの足元にも良いアクセントになってくれます。
そしてパラブーツといえば、創業時から秘伝のレシピで作られ続ける自社製のラバーソール。通常ティエールは「ロケイドソール」という街用のソールが使われますが、本別注では防滑性とクッション性を発揮するシャークソールに変更し、アウトドアライクな趣もプラス。
ラバーソールに適したブレイク製法を採用したティエールは、軽く柔軟性がありさながらスニーカーのようなはき心地。はき口とタンにもクッションを搭載したワークブーツのようなボリューム感は、まさしく「今履きたい」を体現しています。
インソールには別注の証である「ARKNETS」と型押しされたネームもスペシャル感満載! 現在予約受付中の本モデルは、4月6日(土)12:00より発売開始! ぜひ春の足元に迎え入れてみては?
問い合わせ先/ARKnets(アークネッツ) 028-634-1212
※表示価格は税込み
フランス生まれの本格靴として、すっかり定番となったパラブーツ。Beginの誌面でも幾度となく登場してきたお馴染みの老舗ですが、その魅力をギュギュッと詰め込んだブランドムック「Paraboot COMPLETE BOOK」を発売中! 気になる方はぜひチェックを!
↑着用サイズL 裾下げver. (モデル身長185cm)
↓着用サイズL 裾上げver (モデル身長185cm)
春の新生活に向けてビジネスアイテムを追加するならこの1本をオススメします! そして新社会人へのプレゼントにも◎。ユニバーサルランゲージとビギンがコラボした「THEパーフェクトスラックス」。いわゆるビジネススラックスなのですが、裾部の裏側に設置されたスナップボタンで、簡単に裾の長さを2段階調節することができます。これならジャケット合わせはもちろん、休日はクロップド丈で大人のカジュアルスラックススタイルも楽しめます。その他、″パーフェクト”と謳う機能についてはこちらをチェック!→>>>商品はコチラ
ミドルエイジには懐かしく、20代には新鮮に感じる90年代テイストが、トレンドとして人気再燃しているのをご存知でしょうか? 90年代スタイルのある種のエモさが、若い世代には新鮮に感じ人気となっていますが、ラッセルアスレティックに別注した「クラシック ジャージトラックジャケット」はまさにそんなエモさがぷんぷんと香る一着。Tシャツやデニムに合わせてさらりと羽織るだけで、今時なスタイリングが簡単に実践できますよ♪ネイビー、ブラウンのボディに両腕のライン使いがレトロで好印象! 今の時季であればジップを上まで閉じてコートのインナーに。春先ならこれ一枚でアウターに! ラッセルらしい良心的プライスも健在です。>>>商品はコチラ
皆さんの推しの色は何色でしょうか? 赤青白黄色、自分の推しの色は様々だと思いますが、せっかくの推し色の商品を買っても、普段のコーデやビジネスシーンにはちょっと取り入れるのが難しい色ってありますよね……。でも、他人からは見えないアンダーウェアなら思う存分、推し色で気分を上げることができるというもの。フルーツオブザルームのSTANDARDBOXERは何といっても18色もある豊富なカラーバリエーション!自分の推しの色って、少しカラートーンが珍しくて、その色のアイテムがない。という方もきっと推し色を揃えられるはず。オーセンティックなデザイン性で伸縮性もあり、履きやすくなっているのでボクサーパンツとしての機能性も抜群! まさに最強で無敵のボクサーパンツ! 一枚いかがでしょうか♪>>>商品はコチラ
可愛い服を見つけるとつい我が子に着せたくなるのは親の性。そんな親の宿命を受け入れざるを得ない最高の別注が実現いたしました! それがこちら、グレゴリーの「Begin別注 KIDSデイパック」。見てくださいこの可愛らしいサイズ、アクセントに入れられたビビッドなカラーリブ、そしてレインボーのGREGORYタグ! 背負っている姿をどうしても見たくなるような完璧な可愛さを備えています! 親子ペアコーデでお出かけしたら、注目を集めること間違いありません!>>>商品はコチラ
ビギンマーケット史上でも指折りの勢いで完売を続ける看板商品“最涼グラミチ”。2018年に登場して以来、毎年完売サイズが続出する本作が今年も入荷いたしました! 次第に暑くなるこれからの季節は特に在庫が僅少となることがよそうされますので、昨年買えなかったというかたはぜひお早めにチェックしてくださいね。>>>商品はコチラ
]]>今やオニツカタイガーといえば世界的な人気者。我々にとっても大変誇らしいことですが、メイド・イン・ジャパンのドレスシューズ、ジ・オニツカのスゴさも知っとかないとお恥ずかしい話。
なぜならクオリティとデザイン共に、国内外の洒落者から熱視線を浴びまくりなんですから!
高級感のある神戸牛レザー
ではわかりやすくアイコンモデルの「ダービー」で検証してみましょう。アッパーには日本が誇る皮革産地、姫路でなめした神戸牛レザーを使用。オーセンティックなストレートチップ顔でも、思わず目を奪うオーラがあります。
そしてソールは、オニツカならではのアルファゲル搭載のシャークソール! クッション性抜群なうえ、アルファゲルを鮮烈なレッドで彩ると……。王道かつ快適、さらにモードなムードも漂い、世界をあっと驚かせたのです!
スニーカー慣れした足にもハマる、休日コーデのスパイスに願ってもないモデル、知らないと大損ですよ!
ドレッシーなボックスにも気分上がる!
THE ONITSUKA[ジ・オニツカ]
ダービー
神戸牛レザーに加工を施し、透明感ある光沢を放つ。アーチサポート付きのカップインソールで、かかとのぐらつきを軽減。モードなマットブラックの大胆なシャークソールも◎。ミッドソールには反発性に優れた「FLYTEFOAM PROPEL」を使用。4万1800円。
ヒールには衝撃緩衝に優れるアルファゲルフォーム
革靴ではレア!アーチサポートカップインソール
機能的かつ攻めてるシャークソール!
素材は革の名地、姫路の「神戸牛レザー」を用いて鳥取県の自社工場で生産。上質な革を扱いながら日々アップデートする機能を反映した、日本のクラフツマンシップが宿る。
海外はロンドン、シンガポール、国内は表参道、渋谷パルコ、心斎橋パルコと、世界をリードするファッション都市にも展開し、高い支持を得ている!
THE ONITSUKA[ジ・オニツカ]
ブローグ
1970年に発売されたゴルフシューズ、エンペラーをモチーフにデザイン。アメリカンなロングウイングチップのアッパーをブラック1トーンにて、マット×ガラス調のコンビレザーで表現。マットレザー部に施された大小のパーフォレーション(穴飾り)、ピンキング(切り替え)のカッティングも美しく、新鮮な奥行きが感じられる。レッドライン、シャークソールとのデザインも鮮度抜群だ。4万4000円。
ジ・オニツカの問い合わせ先/オニツカタイガージャパンお客様相談室
https://www.onitsukatiger.com/jp/ja-jp/contact/
※表示価格は税込み
写真/丸益功紀(BOIL) 文/桐田政隆
]]>ビギンが日本全国津々浦々を行脚し、地方ショップの「オリジナル商品」を掘り起こす本企画。僭越ながら今年で創刊36年目を迎えるビギン、もはやどこにでも置いてありそうなセレクトアイテムに興味はございません。各ショップがウンウン悩んで考えた末に生まれる「ナニコレ」なオリジナル商品にこそ、唯一無二の魅力が、ひいてはそのお店の「スピリット」が宿っているのです!
春到来! 昂る物欲を抑えて、今回は千葉県津田沼の隠れ家ショップへ行ってきました! 独自のコネクションを活かした服づくりを武器に、目から鱗のビックリ価格でオリジナルブランド「SECOURS(スクール)」を展開中なんです。素材よし、作りよし、値段よしの3拍子が揃っている珍名品たちで、賢くファッションを楽しみましょ♪
2000年に創業した「スクール」があるのは、東京駅から電車で30分の津田沼駅周辺。約20年前までは数々の古着屋が立ち並んでいたエリアですが、なんと現存するのはココだけ。ファッションビル「パルコ津田沼」をはじめ、多くの服屋が閉店してしまった時代の流れに逆らって、「スクール」が今もお客様から愛されている理由は、コスパに優れたオリジナルブランドを充実させているから。まさしく、長年ビギンが紹介し続けている〝安くてイイもの〟の宝庫なのです。
商品の構成比は、仕入れとオリジナルがおよそ7対3。「インディヴィジュアライズドシャツ」や「セントジェームス」、「パラブーツ」など、オリジナルウェアと相性のいい定番ブランドが揃っています。
オーナーはファッション業界歴=社会人歴の田中大介さん。「パルコ津田沼」のテナントに入っていたアパレルショップから2000年に独立。オリジナルブランド「スクール」は、自分のショップを持ってから12年後にスタートしました。
「人のアドバイスを素直に聞いて、自分の不得意なところは、周りの人にフォローしてもらってきた」と、これまでを振り返る田中さん。技術の高い繊維工場や独自性のあるデザイナーなど、独自の人脈を活かしたモノづくりを得意としており、オリジナルブランドの製品は、二つも三つも語りどころがあります。
では早速、「スクール」のコスパ◎Tシャツから、一緒にチェックしていきましょう♪
個人店のオリジナルはこだわりの品質やディテールを打ち出すケースが多いですが、「スクール」のエライところは、それらを妥協せずに価格も抑えているところ! 採算度外視で実験的な服づくりに挑戦したり、生産工場を海外に確保したり。コスパを追求できるのは、ずば抜けてアパレル業界の人脈が広い、田中さんのネットワークなればこそ。このシーアイランドコットンを使った白Tは、まさにそんなお値打ち品なのです。
シーアイランドコットンとは、カリブ諸島などで栽培される希少性の高いコットンのこと。気候の影響を受けやすく、収穫量は全綿花の10万分の1程度で、「幻のコットン」の異名を持ちます。
繊維が長く、あまり撚りをかけずに紡績できるため、しっとり&艶っぽい糸に仕上がります。その糸で編み立てられた生地は、とにかく滑らかな肌触り。ビギンではお馴染み英国王室御用達の某ニットブランドの代名詞的な素材として愛されています。
田中さん曰く、通常Tシャツ一枚に対して、シーアイランドコットンの量は150g〜180gらしいのですが、こちらには贅沢に250gも使用! ふんわり編み上げるのが定番ですが、あえて度詰めにして、素材の風合いを保ちつつ、コシのあるヘビーウェイトな生地に仕上げています。
取材日に田中さんが着ていた3年前の初期モデルも、まだまだ現役の様子。洗濯乾燥機にかけても、たっぷりと油分を含んだ糸のおかげで、生地がゴワゴワに硬くならず快適なままなんだそう。
ないものは、作ってしまえ。これは田中さんのモットーで、こちらを開発したきっかけも、愛用していたシーアイランドコットンのTシャツに不満があったから。
「着心地もいいし見栄えもするけど、繊細な生地だからすぐヨレちゃうし、チクスケも気になるでしょ? もしも同じ生地感でガシガシ毎日着られる一枚があったらいいよねって、常連さんと意気投合して作ることにしました」
生地は世界的に有名なメゾンブランドとお付き合いのある、東京の繊維メーカーに特注しています。
「シーアイランドコットンを度詰めにするなんて、素材の良さを殺しちゃいますよ!?なんて、担当者に言われたんですが、そこは強行突破(笑)」
参考にしたのは、古着屋でよく見かけるアメリカ製のスタンダードなTシャツ。ベーシックなアイテムだからこそ、毎年サイズ感を調整して、時代のムードを取り入れています。
「身幅は広げて、着丈をやや短めに。上品さをキープするために、ドロップショルダーにはしないで、袖丈を長くしています。ちょっとの違いなんですが、毎年シルエットには特別なこだわりがあります」
ちなみに普通のメーカーが同じものを作ろうとすると2万円を超えるそう……なんですが、こちらはなんと8000円台(驚)! カラバリも豊富なので、春を前に大人買いもあり。みなさん、ぜひ一枚お試しを!!
ビギンが定めるグッドプライスとは、ただ価格が安いというわけではなく、多少値の張るものでも、その価値をしっかり語れるもの。その哲学をまさに体現しているのが、「ハイペリオン」にスクールが別注した、ステンカラーコートです。
「ハイペリオン」とは、大阪を拠点に展開するメンズガーメント専門ブランド。ディレクターは「リングヂャケット」や「モデストガヴァン」など国内有数のドレスメーカーで経験を積んだ人物で、ジャパン品質にこだわった美しい仕立てのジャケットは、業界からも高い評価を得ています。
こちらのデザインのヒントにしたのは1970〜80年代のオールド・バーバリーのステンカラーコート。中でも、一枚の生地で作られる“一枚袖”を採用した希少モデルのディテールを踏襲しています。外側にはぎ合わせがないのですっきりとした印象ですし、肩から袖にかけてのラインもマジで滑らか!
その上、一着につき一人の職人が最後まで丸っと縫製を請け負う丸縫い仕様。パーツごとに縫製担当が分かれていないため、仕上がりはまるでテーラーショップで仕立てたかのように美しい♡ よくミリタリーコートで見かける衿裏のジグザグステッチや、ミシンでの縫製が難しい袖先と裏地の縫い合わせなど、手作業ならではの作り込みにも注目。職人の魂が込められていると思うと、気分も上がり、背筋もシャキッ!
もちろん、生地はおなじみの先染めバーバリーツイル。光の当たり具合で表情を変える独特のヌメりが高級感を演出し、さらに男を格上げしてくれます。コットン100%の糸を超高密度に綾織りした生地は、防水性にも優れ、多少の雨なら無問題。糸からネイビーに染めているので、色落ちの心配もありません。本家のトレンチコートと同じガチモンです。
裏地は袖先までしっかり。高級なジャケットにも使用されるキュプラ製で、スウェットを着ていても袖通りは滑らか。艶っぽいネイビーのカラーリングもラグジュアリーな雰囲気を醸し出します。
背面はトラッドな赤チェック柄に切り替えされており、ボタンを開けて羽織れば、着こなしのアクセントに!
シルエットはスタンダードなAライン型。着丈は量産されている市販のビジネスコートよりも少し長めに設定して、カジュアル使いにも対応させています。
「当初の着丈は105㎝(Lサイズ)でしたが、悪役のコートみたいになって、7㎝短くしたんです(笑)。ボタンを開けて羽織った時にポケットに手を突っ込むと、裾がバサッとキレイに広がるような、絶妙な長さに調整しています」
今では同年代のものを古着店で探すと、余裕で10万円を超えてきますし、状態までこだわると好みの一枚に遭遇できる確率も激減しますが、スクールならマイサイズの一枚を賢くゲットできます。ワードローブの格を上げるなら、こちらのコートを追加すべし!
今でこそ、真に安い!と思える良コスパ品が豊富な「スクールですが、歴史を遡ると、オープン当初は、ただ価格の安い“売れる服”をセレクトするショップでした。
というのも、田中さんの出自は「津田沼パルコ」にあった大衆向けのセレクトショップ。商品構成はファッションに疎い人にも手が届くカジュアルウェアが中心で、館内の年間売上げランキングの上位に必ず入る人気店でした。
そして、その立役者が、何を隠そう田中さん。独立の際はディベロッパーからサポートを受けるほど期待が寄せられており、練りに練った事業計画書を館長に見せると、トントン拍子でテナントの空きスペースに開業が決定したんだとか。
古巣の経営を参考にした当時のスクールは、近隣のパルコに姉妹店を5軒も展開していましたが、実際は薄利多売の状態で、毎日が超多忙。いつまで続けるのか。そんな考えが頭をよぎり始めた頃、リーマン・ショックをきっかけにショップの方向性を改めることに。
「服を生業にしている以上、自分が本当に欲しい服を売りたかったんですよ。でも、自分が買いたいと思えるような値段じゃないと満足してもらえないのは、これまでの経験から知っている。だったら、憧れのブランド品だけでなく、自分のこだわりを詰め込んだ服を作って、普通の価格で売ろうと思ったんです」
オリジナルブランドを立ち上げて2年後、パルコから撤退し、路面営業に。その一連の流れの中で、アパレル業界に精通した父親の一言がきっかけで、スクールの軸がトラッドに定まりました。
「コンセプトについて父に相談にすると、『お前はアメトラなんだから』って諭されました。思い返せば、昔からボタンダウンシャツが好きだなって(笑)。たまに、何でもかんでもオリジナルで作りすぎなんて言われますが、“トラッド”という立ち返る場所があるからこそ、自由なモノづくりを楽しめているんだと思っています」
時代の節目で進化を遂げてきたスクールは、現在、最終形態に突入。昨年、津田沼最古の古着屋の跡地に移店を果たし、ワンルームほどのスペースになりました。
「お店が小さくなったことで、お客様との距離も近くなりました。毎日のように来店するご近所さんもいて、とうとうカウンターにコーヒーのドリップセットを常備(笑)。たわいもない会話のなかで欲しいものの話題になると、それをバイイングや商品企画の参考にしています。おかげさまでECの売上も順調に伸びていますし、肩の力を抜いて、今後ものんびりファッションと向き合っていきたいです」
住所:〒274-0825 千葉県船橋市前原西2-8-7 ダイワティアラ津田沼5 1F
電話:047-411-6606
営業時間:平日12:00am~20:00pm 土日・祝日11:00~20:00
ホームページ: https://www.secours.jp/
※表示価格は税込みです
写真/藤沢徳彦 文/妹尾龍都 編集/鍵本大河(Beginデジタル)
]]>コロンビアといえば、ガチのアウトドア向けアイテムはもちろんのこと、街使いに◎な高機能アイテムでも定評あり。
そしてこのたびリリースする「レインスニーカーコレクション」は、オーソドックスなルックスだけど快適~♪な靴が揃い踏み!
まずこちらは、定番人気モデルでもあるホーソンレインのミッドカットモデル。
コロンビア独自の防水透湿機能「オムニテック」とともに、耐久性に優れた「コーデュラ ファブリック」を採用しています。
全ての画像はこちらからご覧ください。前モデルよりも厚みをのあるミッドソールとインソールを備え、シリーズ史上最高の履き心地を実現。アウトソールのラバー面積を拡張し、防滑性を高めているのもありがたい!
続いてこちらは、2023年に登場したレトロラン顔の新鋭「イーストサイドトレーナー」。
独自の撥水テクノロジー「オムニシールド」を搭載しており、水を弾く&汚れにくい。クッション性&通気性に優れるインソール「オーソライト」が、蒸れにくく快適な歩行をサポートします。
全ての画像はこちらからご覧ください。東京駅や夜桜、銭湯の北斎ブルーといった日本文化からインスパイアされた色をはじめ、豊富なカラバリも魅力!
スエード×ナイロンの質感あるアッパーや程よくぽってりしたフォルムも相まって、街スタイルに馴染む~♪
そして最後は、レインコレクションの中でももっともハイテクな「コノス」。
コロンビア独自の防水透湿機能「アウトドライ」、優れた反発力をもつミッドソール「テックライトプラス」、高いグリップ力を誇るアウトソール「アダプトトラックス」などなど、最新鋭テクノロジーがふんだんに盛り込まれています。
全ての画像はこちらからご覧ください。ファストハイキングをはじめとした様々なアクティビティにおすすめ!ですが、シンプルで癖のないデザインなので街履きにももちろん◎です。
(問)コロンビアスポーツウェアジャパン
0120-193-803
レインスニーカーコレクション特設サイト
※表示価格は税込み
]]>あれも、これも……値上がり!? そんな今だからこそ先を見越していいモノを! 各分野に精通するプロフェッショナルたちに、今後の値上がり期待度MAXな銘柄をヒアリング。将来値上がりしたら売っちゃう? いやいや、より一層大切に持ってたくなっちゃうはず!
サンタセッ オーナー
大貫達正さん
ファッションディレクターの傍ら、ジャンヌレの家具を扱うギャラリーを運営。60年代後期までのインド政府公認の家具を仕入れている。
「インド伝統の家具作りとモダン建築の思想が融合した歴史的&美術的価値、その骨太なデザインから、コルビュジエの従兄弟ジャンヌレによるインテリアが十数年ほど前から注目されています。世界的にはもちろん、日本でもコロナ禍で一層需要が高まりましたね。」
「彼が存命だった60年代後期までのオリジナルは年々数が減っていて、ゆえに今では3桁万円目前! なんと資産化を目的に企業がまとめ買いするほどなので、いつかほしいならできるだけお早めに!」
PIERRE JEANNERET[ピエール・ジャンヌレ]
~60s後期イージーチェア
名建築家ル・コルビュジエと世界遺産インドのチャンディーガル都市を建設したピエール・ジャンヌレがデザイン。主に公共施設で使われたチェアはとくに人気。(ギャラリーアティック)
使用場所を指すとされる表記があるとより人気
※表示価格は税込み
[ビギン2024年4月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。
暖かくなってきてアクティブな気持ちが高まっている方も多いかと思いますが、この時期に見過ごされがちなのが、冬に蓄積された乾燥による肌ダメージ。よく見ると口元や目元など細かい部分がカサカサで、その状態で放置していると歳を重ねた時にシワになり一気に老け込んだ印象になることも。そうならないためにも、オウの「HAUT フェイス / リップ バーム」は、リップだけでなくピンポイントの乾燥部分をケアしてみては? ポイントで乾燥した部分をマメに保湿することが、歳を重ねた時のシワ防止に繋がるのです!
普通肌用のフェイス・リップバーム。柑橘系の爽やかな香りがほんのりと香ります。目尻や口元にひと塗りで、気になる乾燥肌がしっとり。すっと肌になじみ、ベタつきは控えめで、使用感も嫌な感じがありません。
今は身だしなみの一つとして、男性も肌環境を整えるのが常識! 乾燥が気になる季節、マルチに使用できるバームは一つ持っておくと便利ですよ!
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今や料理も男子にとっての必修科目! でも全くの料理初心者にとってそのハードルは結構高いもの。それなら、まずはイケてるエプロンを手に入れて、少しでも料理へのモチベーションを高めるのも一つの手。アンドナットの「&HOMAEKAKE」は、酒屋さんやお米屋さんの前掛けをイメージしたというユニークなもの。こんな粋な前掛けがあれば、台所に立つ時のテンションもグッと上がるのでは!?
江戸時代から酒屋さんやお米屋さんが身につけている「帆前掛け」をイメージしたサロン。腰紐で骨盤、丹田(へそ下部分)をグッと締めるため、腰痛防止サポーター的な効果にも期待できます。丈夫な帆布素材だから、キャンプやガレージでも活躍。裏面には大きめのカンガルーポケットを配置しています。
中央に堂々と入ったブランドロゴ「&」は、ひらがなの「と」にも見える家紋風のモチーフ。グラフィックの一部「大阪十三」は、制作に携わっているメーカーが建つ地名です。腰紐は朱色と白色のリバーシブルタイプで、着こなしのアクセントに!
今日は僕が料理するから、君は休んでていいよ。な〜んて、ときめくメッセージ入り♡ 奥さんへ日頃の感謝を込めて、キッチンへ。カタチから入ると、意外とヤル気が湧くもんですよ♪
]]>旅に別れはつきものとは言いますが、たとえぞんざいに扱おうとも火の粉をふり被ろうとも、旅アウターには一生を共にしてもらいたいもの。そんな相棒役にお誂え向きの逸品が、新鋭ブランド「ノイン」のマウンパです。
なんといっても頼もしいのが、外側を纏う生地。消防士のシャツに用いられるという2種類のアラミド素材を98%も練り込んだ生地は、他に類を見ない最高峰の難燃性を備えているんです。それでいて風合いはソフトでしなやかに、羽織り心地もいたって軽やかに仕立てた手腕はお見事!
さらに空気を含ませた3層構造により防風・保温性にも優れ、まだまだ冷える春の夜の、キャンプや焚き火シーンにおいても体を暖かく包み込んでくれることでしょう。
驚愕のスペックを有しながら、90年代の空気感を湛える王道クラシックな佇まい、というギャップもたまりません。時流に流されず、焚き火のリスクにも苛まれない。100年先まで着られる、まさに地上最強のマウンパなのです!
世界中の秘境を旅したアウトドアーズマン・大木ハカセ氏の経験が裏打ちされた珠玉のアウトドアウェアブランド。母体がテキスタイルメーカーゆえの確かな機能性とオーセンティックなデザインは多くの旅好きを虜にする。
NEUN[ノイン]
焚き火パーカー
フロントポケットや裏地に配したウール混のタータンチェック、ヴィンテージ風のメタル釦(ボタン)がクラシックさを加速! 袖裏を腕通しのいいキルトにした細やかな配慮もさすがだ。日本製。各5万8300円。
風格を上げるイタリア産ツイード
難燃性を誇る「メタ型アラミド」を主に使用。なんと400℃を超える温度でも溶解、分解せず、空気中では燃えないとか。火の粉による穴あきだってもう怖くない♪
NEUN[ノイン]
アウトドア スウェット フーディ002
ノインらしい“外柔内剛”なモノづくりの機微は本作にも。50sに見られる後付けフードの意匠を踏襲した、いかにもオーセンティックなスウェット。綿と錯覚するフワフワのパイルはポリコット製で、速乾性に長け、毛玉にもなりにくい。両脇には動きやすい縦方向のリブパネル、ベンチレーションになるメッシュポケットも設置。こうも快適に過ごせるスウェット、そうそうないのでは? 日本製。1万2980円。
メッシュポケット
商品の問い合わせ先/ノイン
03-5537-5832
https://neun-official.com
公式Instagram @neun_official
https://www.instagram.com/neun_official/
※表示価格は税込み
写真/丸益功紀(BOIL) 文/平野美紀子 イラスト/TOMOYA
]]>大手セレクトショップという抜群の認知度を誇りながら、地域に根付く店舗や行政との取り組み、そして民間企業とのコラボレート等々、ここ数年、思いがけないビックネームとの取り組みが続くフリークス ストア(デイトナ・インターナショナル)。この勢いは、きっと読者諸兄も気になっているに違いない! ということで、昨年11月から始動した新レーベル「フリークスビレッジ」を軸に、これからの話と、脈々と受け継がれるフリークスストアのDNAに関して、根掘り葉掘り取材。古き良きアパレル象と両立する新たな組織体系、そしてそこに紐づく魅力ある人が見えてきました。
創業の地である古河市をはじめ、全国各地の地域コミュニティから生まれたモノ・コトを大切にしてきたフリークス ストア。今やファッションの域を超えて、さまざまなカルチャーやローカルなコミュニティを通してつながったクリエイターや地域行政とのコラボレーションなど、年間250以上の企画が誕生。さまざまなコミュニティを巻き込んで、吸収しながら自社の価値を高めていく。これこそがフリークス ストア躍進の原動力なのだという。
全国各地のショップスタッフと顧客や地域の企業とのコミュニケーションで生れるプロジェクトを多数展開してきた同店。同時多発的に生まれる企画は、決して決まった人が実施するのではなく、オープンなコミュニティで括りながら、仕掛けているという。これらの企画は、地域に特化していたため、そこでしか買えない販売方法をこれまでは取っていましたが、問い合わせや収集家からの熱い声を受け、全国からECを通して買える新たなプロジェクト「フリークスビレッジ」として昨年末にスタートしました。各地の熱い想いを持ったアーティストやクリエイターによるワンオフアイテムの販売を行う「一点物商店」など、ショップとローカルを直結させながら人々を惹き付けて、仲間を増やしていくビジネスを加速させています。
「フリークスビレッジ」のウェブサイト(https://www.daytona-park.com/cp/village/)を覗いてみると、個性豊かなクリエイターやアーティストとのコラボアイテムが並ぶほか、「地域創生」など、大きく3つのカテゴリーに分れて愉しめるようになっています。
人口減少、少子高齢化、地域経済の衰退……。現在、多くの自治体では政府が主導する「地方創生」を目指して、新しい産業の導入や地域資源の活用など、さまざまな施策を試みるも、なかなか思うような成果につながらない現状があります。
そんな地方都市の抱える課題を、魅力的なモノ・コトに転換させる取り組みで話題を集めているのが地域コラボ企画です。顧客とのコミュニケーションから察知したニーズに適うモノやコトを提案し、個店の持ち味を発揮。全国約60に広がる店舗が地域のハブとなって「ローカル」の魅力を発掘・発信し、行政や異業種とともに地域課題の解決に取り組むケースが生まれているようです。
「『FREAK’S STORE』はもともと地域のお客様とのコミュニケーションが活発で、よりお客様の思いに添った商品やイベントを提供したいという熱量が各店スタッフたちの間に企業文化として受け継がれてきました。『フリークスビレッジ』は、『FREAK’S STORE』がずっと大切にしてきた、 個性豊かなアーティストやクリエイター、ブランド、そしてローカルコミュニティが発信する『好き』や『楽しい』をみんなでシェアし、共に学び、最高に楽しむ、出会いの場。それらの点と点を一つの線でつないで、オープンなコミュニティとして発信していこうというプロジェクトです」と清宮さん。
セントラルバイイングとオリジナルによるMDを基本としつつも、ファッションだけでなく、アートや音楽、フードなど様々なイベントがショップの裁量で企画され、各店の個性を醸成してきた企業風土が根付いています。
ローカルの魅力を発掘し、行政や異業種と協業しながら地域の課題解決を目指す取り組みとして大きな注目を浴びたのが、『爆裂!シナノポップ』と呼ばれる長野県の耕作放棄地から生まれた国産のポップコーン企画です。
全ての画像はこちらからご覧ください。「これは、農薬不使用で育てた『爆裂種』というトウモロコシによるポップコーンです。実はこのアイテムが生まれたのは、20年以上地域に根差してきた『フリークス ストア長野』での、あるお客さまとスタッフとの会話がきっかけでした。再エネ企業やNPO法人を巻き込みながら、耕作放棄地の増加を背景にした獣害問題の深刻化を軽減する対策としてトウモロコシを栽培し、我々がパッケージデザインなどのブランディングを行い、『爆裂!シナノポップ』として販売する、という課題解決型のプロジェクトです」(清宮さん)
このように、地域の課題をアパレル企業ならではのパッケージ力を活かして、様々な地域とのコラボレートを実施しています。
そしてもう一つ、注目すべき企画と言えるのが地方のアーティストやクリエイターたちとのコラボレーション。なかでも、ゲーム、ファッション、音楽、映画・アニメ、デザインなど、クリエイティブ関連企業が多く、国内外のフィールドで注目を集めるクリエイターがひしめく福岡市との取り組みは必見! 新たな文化やテクノロジーに触れ、最先端エンターテインメントを体験できるイベント、「ザ・クリエイターズ2023」のアパレルパートナーとしてスウェットを製作。さらに、デイトナ・インターナショナルが運営するコミュニケーションメディア「FREAK」ではFREAK’S STOREアミュプラザ博多のオープンを記念して、福岡のクリエイターや地域の魅力にフォーカスをあてた「FUKUOKA ISSUE」を発刊。
また、世の中に一点しか存在しないものという意味を持つ「一点物」。工芸作家の作品に多く用いられる表現で、蒐集家たちは、自らの好みの一点物に出逢うため、様々な作家の展示会に足を運ぶという。
多くのものをシェアで済ませ、物を持たない現代人が増えているとも言われる一方で、こうして希少なものを欲する人も多い。一点物であるがゆえに価値が高まり、人気の美術品は、高額な値段で売買されているという噂も……。
さらに、さまざまな観点から大量生産・過剰供給についての問題意識が高まるなか、アパレル業界では製造工程におけるCO2削減や古着回収制度、リユース素材の検討など、サステナビリティに配慮した取り組みをしていくことが重要になる。そんな業界背景からも注目すべき取り組みであると言えるでしょう。
社内での情報共有をうまく行い、コミュニケーションを活性化して多くの社員に気づきを与えるなど、いわゆるナレッジを高めるためにデイトナ・インターナショナルでは、毎月膨大な数の企画案が全国のショップスタッフから本社に集められています。年間(最大)250本以上もの企画が実施されている背景にはそれを実現できる仕組み作りがあったというワケ。
「一方通行ではなく、多方向でのコミュニケーションを実現できるような仕組みを導入しています。人事や経営陣などから全社に向けた情報発信も大切ですが、スタッフ一人一人がアイデアを発信できるという環境はデイトナならではかと。正直、発信元は誰でもいいと思っています。その方が仕事は楽しくないですか?(笑) とにかく全国各地のショップスタッフや色々な部署から様々な情報が集まって、人や情報のコミュニティになるようなイメージですね。社内では『イベント起案センター』なんて名前をつけて活発にアイデア出しをしています。店舗で働いていると色んなお客様に接客して世界が広がるイメージがありますが、実際は自分から能動的に行動しないと広がりません。ただ服を売る人にとどまらず、自分たちの“好き”という熱量を企画や商品イベントなどのカタチに変えて、お客様に提案できることが大事だと思っています」(清宮さん)
トップダウンではなく、個々の社員が自律的に活動し、それでいて強い一体感をもち、相互に妥協せず建設的な衝突をもってムーブメントを興していく、そんな組織を創り上げているよう。
「世の中の流れとしても『店舗』というものの価値がずいぶん変わってきていると思っています。ただの“売り場”ではなく、メディアとしての価値を持ったり、コミュニティの場になったり。そうすると、求められる役割は「服を売る」ということに留まりません。多様化する“好き”を発信していくみんなで意見を出して学び合うことを大切にしていきたいという思いがあります」(清宮さん)
普段は縦割りで分かれている組織を横断して、さまざまな分野の人たちが知恵を持ち寄り、横並びでフラットにアイデアを出し合える企業。さらにはアイデアを出して終わるのではなく、しっかりビジネスにつなげて行くことができる組織作りが、デイトナ・インターナショナルの快進撃の原動力に。
フリークスビレッジの名にあるように、お店と顧客、そして地域やそこに住まうクリエイターが、文字通り横並びでムーブメントをおこしていく。これまで培ってきた企業文化を受け継ぎ、それらを活かしながら、時代の流れに即した組織を創り上げ、魅力的な企画や商品開発に繋げていく好循環と、それらを下支えする仕組みを持つデイトナ・インターナショナルの今後の展開には読者諸兄もぜひご注目あれ。
取材・文/伊澤一臣
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