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史上もっとも“万能”なミニマルG-SHOCK「GST-B1000」徹底解説!

驚異の耐衝撃性で腕時計=壊れやすい精密機械の常識を覆した初代G-SHOCKが、1983年に発売されてから早42年。この間、多彩な切り口で様々なモデルを開発しては、我々の物欲を刺激しまくってくれました。
今回、そんなG-SHOCKに史上もっとも“万能”なミニマルタイプの新作が仲間入りを遂げています。その名も「GST-B1000」。ここでは、その万能っぷり、そのミニマルさをどこよりも徹底的に解説いたします!
今度のG-STEELの新作がヤバいのです

いざ徹底解説……とその前に、「そもそもG-STEELとは何ぞや?」てな人向けに、シリーズの概要をおさらい。
1983年に発売された初号機「DW-5000C」以降、一般に広く浸透していたのが、“G-SHOCK=樹脂製のカジュアルウォッチ”のイメージ。これに大きな風穴を開けたのが、2014年に登場したG-STEELでした。
メタルと樹脂のハイブリッド構造を採用することで、耐衝撃性はそのままにメタルならではの上質な質感をデザインに導入。ビジネスシーンにも難なく使える高品質でスタイリッシュなG-SHOCKという新たなカテゴリーを打ち立てました。
しかも価格はどれもアンダー10万円也。高機能・高品質なのにハイコストパフォーマンスなところも、このシリーズが多くの支持を集める理由なんです。

3針+2個のインダイヤルで構成されたピュアアナログのデザイン。パッと見ただけでも端正な印象が伝わってきます。それも当然といえば当然。なにしろシリーズのコンセプトが「スリークスタイル(SLEEK STYLE)」ですから。
スリーク(SLEEK)とは“すっきりとした”とか“洗練された”といった意味。本シリーズが目指したところはズバリ! ミニマルデザインにほかなりません。
過剰な要素を徹底的に省き、必要な要素だけを残す“引き算の美学”を色濃く反映した、かつてないG-SHOCKと言っても過言ではないんです。
万能な理由① G-SHOCKとは思えないほどのコンパクト&軽量仕様

本作「GST-B1000」は、歴代G-STEELの中でも特に“コンパクト&軽量化”を推し進めたモデルといえるかも。
実際、高強度と軽量・薄型化を両得するカーボンコアガード構造に加え、小型モジュールを採用したことで、同シリーズの先輩モデル「GST-B100」に比べ、ケース幅で9.6㎜。厚みで2.5㎜も小型&薄型化!
G-STEELより、さらに小型&薄型で定評のあるフルメタルモデル「GMB-2100」と比較しても、まったく引けをとらない薄型&コンパクトっぷりなんです♪
ブランド初!なロゴなしベゼル

本作のコンセプトである「スリークスタイル(SLEEK STYLE)」を最も象徴的に示しているのが、ブランドロゴの刻印をあえて省いたメタルベゼルです。
別注品なら同様の仕様は過去にもありましたが、自社本線で展開しているレギュラーモデルではこれが初の試み。ロゴを省いたことで、メタルならではの上質な質感が前面に押し出され、光沢や輝きもよりいっそう際立って見えます。
まさに引き算の美学。タフさを少しも犠牲にすることなく、スーツやジャケットの袖口にすんなり馴染むミニマルにこだわったロゴレスデザインといえるでしょう。
約118gで、見た目以上に軽量

前々項でも述べましたが、ケースにカーボン繊維強化樹脂を用いた「カーボンコアガード構造」は、高強度と薄型化のみならず軽量化にも大きく貢献。小型モジュールの採用と相まって、約118gの軽量化に成功しています。
「約118g? ピンと来ないなぁ」なんて人のために一例を。たとえば、スーパーの野菜売り場で売っているパプリカ。コレ1個の重さが平均120~140g前後とか。そうなんです、「GST-B1000」は、パプリカよりも軽いんです(笑)
メタル使いのタイムピースで約118gは破格! 軽いがゆえに長時間着用していても手首への負担が少ないから、ビジネスシーンを含め日常使いにウッテツケですね。
カッチリめスーツはもちろん

ビジネスシーンにウッテツケとかスーツの袖口にすんなり馴染むとか述べてきましたが、実際のところ、スーツスタイルを得意とするスタイリストの飯塚俊さんも太鼓判押しまくり!
「違和感なく、ここまでスーツと相性の良いG-SHOCKはこれまでなかったかも」
確かに、小ぶりで薄型だからスーツの袖口に収まりが良いし、メタルの質感やアナログの文字盤もビジネスユースに最適。ロゴレスに振り切ったミニマルデザインも仕事向きといえるでしょう。トータルで考えれば、飯塚さんの次の指摘にも頷けちゃいますね。
「良い意味でG-SHOCKっぽくないから、スーツと相性が良いんじゃないかなと!」
ラフめカジュアルにだって、馴染む

さんざんスーツに似合うと力説してきましたが、だからといってカジュアルに似合わないわけではありません! そもそも初号機から続くG-SHOCK伝統のタフネスっぷり、言い換えれば“無骨さ”は本作でも健在。
スタイリストの飯塚さんも「ほどよく無骨なのでカジュアルに◎」と言います。群を抜く軽量さもアウトドアなど、アクティブなシーンではメリットでしかありません。
さらに飯塚さんの言葉を借りれば、本作を特徴づけているのは、その「振れ幅の広さ」。結局、スーツからTシャツまで、どんな服とも無理なく合わせられる、オールラウンド・タイムピースなんです。
万能な理由② 玄人をも唸らせるプレミアム仕様

サイズ感といいロゴレス仕様といい、良い意味でG-SHOCKっぽくない本作。でも、ミニマルに振り切っているからといってG-SHOCKらしさが希薄なのかといえば、さにあらず!
目を凝らしさえすれば、むしろ初代G-SHOCKへのオマージュに溢れたプレミアムな仕様が、いくつも潜んでいることに気づくはずです。
たとえば、オクタゴン(八角形)のケース形状。コレは初号機「DW-5000C」を特徴づけていた八角形ベゼルを継承したもの。ダイヤルを飾る立体的な模様もそうです。初号機のフェイスに見られた「レンガパターン」を踏襲したものにほかなりません。
インダイヤルをよく見ると、3色のアクセントカラーに彩られていることが分かります。コレも初号機のフェイスを彩っていた赤・青・黄色のカラーリングをオマージュしたもの。
こういう分かる人だけに分かるプレミアムな仕様がまた、物欲に拍車をかけるんですよね♪
部位ごとに施された3種の仕上げ



ロゴの刻印を省いたことで、ベゼルに施されたこだわりの仕上げが自然と目に飛び込んでくるのもまた事実です。
まず目に付くのが、ベゼル中央に施された「ミラー仕上げ」。コレに反射する光が綺麗なこと! その周囲に施されているのが、円を描くように磨かれた「円周ヘアライン仕上げ」です。
さらにその外側を「直線ヘアライン仕上げ」が取り囲むといった具合に、部位ごとに分けて3種類の仕上げを施すという丁寧さ。光の当たり具合や見る角度によって、様々な表情を見せてくれます。
ミニマルに振り切っていても、こうした仕上げのこだわりが本作をさらに一段、高級に見せているのかもしれませんね。
随所に純度100%のステンレススチールが

ブレスレット&バックルもタダモノではありません。なんと、本作「GST-B1000」のために新たに開発されたものとか。どちらも無垢のステンレススチール製で、ベゼル同様、部位ごとにヘアライン仕上げとミラー仕上げで磨き分けられています。
ちなみに、バックルには新開発の三つ折れ式中留を採用。ミニマルスタイルを踏まえた端正なデザインと、確かなホールド感をバランス良く両立させた秀作と早くも評判とか。
樹脂製の緩衝材も採用

外観を見る限り、ベゼルを始めとする外装のメイン部分ではメタルの印象が強い本作ですが、耐衝撃性能の要となる「カーボンコアガード構造」には、モジュールを覆うケース部分にカーボンファイバー強化樹脂が使われています。
それだけじゃありません。ケースとメタルブレスレットの接合部分には、ウレタン樹脂製の緩衝パーツが使われていて、接合部分に加わる衝撃を効率的に吸収。メタルブレスレットの連結強度を劇的に高めているんです。
メタルと樹脂という異素材を組み合わせることで、ラグジュアリーな印象を伝えながら耐衝撃性能も担保する本作。この“両得感”こそ「G-STEEL」コレクションの真骨頂といえるかもしれません。
「GST-B1000」に刮目せよ!

ビジネスシーンに相応しい高級感。カジュアルスタイルに似合う無骨さ。アクティブなシーンに安心なタフネスさ。まさにシーンを選ばない万能さが本作「GST-B1000」の魅力です。
これだけ使い勝手が良くてアンダー7万円は、お買い得以外の何ものでもないかも! 所有欲を満たしてくれることは確かでしょう。
(問)カシオ計算機お客様相談室☎0120-088925
※表示価格は税込み
写真/工藤 恒(アルフォース) 文/星野勘太郎 スタイリング/飯塚 俊