今季ダウンを選ぶなら「コロンビアブラックレーベル」の一択に限る！ その理由とは？

冬です。アウターです。となれば本命は当然ダウン！　やっぱり冬アウターの花形ですからね。でもだからこそ群雄割拠のダウン戦線。どのブランドもこぞって虎の子を投入してくる激戦区だけに、どのダウンをセレクトするのか、センスと審美眼が試されるところ。ってことで、今季最上位にリストアップしとくべき存在が、「コロンビア ブラックレーベル」です。

独自の先端テクノロジーをテンコ盛りした旗艦ダウン

ここは米国アウトドア界の名門コロンビアが、85年以上の歴史で培ったノウハウを、都市生活向きのギアへと落とし込んだアーバンライン。つ・ま・り、“街映えするのにしっかり暖かい！”という、今欲しいダウン像こそ、まさしくここの得意とするフィールドなんです。その看板たる「ブルーアースアイルダウン」は、どのダウンを選べばいいか迷いに迷った服好きたちの救世主になる可能性特大！　ここではその理由を徹底究明いたします。写真のシャーク（ブラック）のほか、ライトキャメル（ブラウン）、ダークノクターナル（ネイビー）の全３色展開。各６万9300円。

コロンビアブラックレーベル / ブルーアースアイルダウンジャケット

まず今作の目玉ともいえるテクノロジーが、この「オムニヒートインフィニティ」。名前からして無限の可能性に満ちてますが、これはドット状のアルミニウムプリントが、身体の熱を反射＆蓄熱するという、2010年に同社が独自開発した機能裏地のこと。インフィニティはそのアップデート版で、保温・透湿性に優れるうえ、静電気まで抑えてくれるという、冬にありがたすぎる機能はそのままに、アルミフィルムの面積がより大きくなるよう、ドットの大きさや配置を変更。おかげで熱反射率＝保温力が向上したうえ、ドットの隙間から効率よく湿気を逃すことにも成功したってワケ♪ 駅まで歩いて満員電車に揺られてまたオフィスまで歩いて……な〜んてコンディションがコロコロ変わる日常においても、寒さとムレの両方とオサラバできるなんて、試してみたくない？

オムニヒートインフィニティについてはコチラコチラ

さらにもうひとつ今作のハイライトといえるのが、独自の防水透湿機能「オムニテック」を有したこの表地。ウールとポリエステルを５：５の割り合いでブレンドしたヘリンボーン生地なんですが、これがまず写真の通りすこぶるドレッシー♪ だからビジネススーツなんかにも当然馴染みがいいし、キレイめカジュアルなんかにも違和感なく溶け込んでくれてるでしょ？　でいてこれがシワにもなりにくくて、保温・耐久性にまで優れるなんて、まさに街向きダウンとしては完全無欠の秀才ファブリック！　“美”も“実”も犠牲にしないためにブラックレーベルが導き出した、このウール見えする機能素材は、週７使いしたい服好きこそ満足するはず！

ブラックレーベルならではの見どころが盛り沢山

コロンビア本体（インライン）のダウンは、あくまでアウトドアフィールド向き。対してブラックレーベルは、アウトドアスペックを有しながら“都市生活向き”。その違いが如実に現れてるのが、実は丈の長さ。ジャケットの裾まで覆ってくれる長めの丈感に設定してるから、ビジネスシーンでもフル活躍してくれるんです。

独自機能や注目ディティールが盛り沢山

POINT①：フード　
フードを２種類の生地で切り返しているのもミソ。メイン素材はボディと同じ、ウール×ポリエステルの混紡生地。端っこは光沢もあり、肌触りもいいポリエステル生地。デザインアクセントと快適性を両得する細か〜なこだわりはサスガ。

POINT②：オムニヒートインフィニティ　
前述の通り、「オムニヒートインフィニティ」を採用してるから、暖かくてムレ知らず。ゴールドカラーが目印。

POINT③：袖　
冷た〜い空気が内部に侵入しないよう、袖にストームカフを備えてるのもポイント高し。

POINT④：ファスナー　
止水ファスナーを備えてるので、不意の雨も恐るるに足らず！

コロンビアブラックレーベル / スピアトゥドームダウンジャケット(右)
80年代に展開されていた名作スキージャケット「パウダーケグ」に着想を得てデザインされた、通好みなダウンもあり。上で紹介した「ブルーアースアイルダウン」と同じように、防水透湿機能「オムニテック」や熱反射保温機能「オムニヒートインフィニティ」といった独自テクノロジーが凝縮されてるから、冬に生じがちなストレスとは無縁。5万2800円

コロンビアブラックレーベル / ジュピターピークアイルダウンベスト(左)
秋口から春先まで活躍してくれるダウンベストもあり。独自の撥水機能「オムニシールド」を備えた表地で仕立ててるから、少々の雨ならへっちゃら♪だし、熱反射保温機能「オムニヒートインフィニティ」まで搭載してるから冬場もヌクヌク。両サイドにスマホ収納にも適したスナップ付きフラップポケットと、ハンドウォーマーとしても機能するスラッシュポケットのダブルポケットを完備。4万4000円。

写真 / 村本祥一　スタイリング / 武内雅英　ヘアメイク / 北村龍彦　文 / 黒澤正人　編集 / 金子邦彦