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冬のダウン論争に決着! コロンビア「オムニヒートインフィニティ」は、エベレストでも、宇宙でも、街でも”金”
めっきり寒くなってきて、冬を越すアウターにも目星をつけておきたい今日この頃。なかでも冬アウターの主役といえばダウンですが、今年もやっぱりコレで間違いなし!!
推したいのは米国の名門アウトドアブランド、コロンビアのダウンです。なぜなら独自のテクノロジー「オムニヒートインフィニティ」により、ダウンの常識がひっくり返っちゃったから! そのワケを解説していきましょう。
そもそも「オムニヒートインフィニティ」って何?
ダウンの常識を変える3つの優位性
コロンビアといえば、3wayの着こなしができる画期的な「インターチェンジシステム」や、防水透湿素材の「オムニテック」をはじめ、独自の機能開発にアドバンテージを有してきた歴史があります。今回の「オムニヒートインフィニティ」もその例に漏れず、これまでのダウンの常識をひっくり返してしまうような発明なんです!
はじまりは2010年。コロンビアは身体の熱を反射しながら蓄熱する裏地「オムニヒートリフレクティブ」を開発します。優れた保温性能だけでなく、ムレを逃す透湿性、静電気を抑える機能も持ち合わせた画期的なテクノロジー。同テクノロジーを使った製品は、累計約20万点の販売実績を誇り、冬の超売れっ子シリーズとなりました。
そして「オムニヒートインフィニティ」は、2022年に生まれた「オムニヒートリフレクティブ」のアップデートバージョン。これをダウンジャケットに使うと……、こんな3つの優位性が生まれるんです!
その1:ダウンなのに……保温&透湿⁉
「オムニヒートリフレクティブ」と「オムニヒートインフィニティ」の特性は基本的に同じ。ドット状のアルミニウムプリントが、身体の熱を効率よく反射して高い保温性を発揮し、なおかつ透湿性も備えています。
「オムニヒートリフレクティブ」ではすべて同じ大きさのドットが配置されていましたが、「オムニヒートインフィニティ」では大小のドットによるNEWパターンに変更。するとアルミフィルムの面積をより多くとることができ、熱反射率が向上。またドットの隙間から効率よく湿気を逃すことができ、保温性を高めつつ、透湿性をキープすることに成功。
これをダウンジャケットの裏地に使うと、ダウンと「オムニヒートインフィニティ」の保温性能が相まってめっちゃあったか! しかも透湿性に優れてドライな温もりが心地いい♪ 暖房の効いた屋内や、電車の中でムレにくいのもいいんですよね。
その2:ダウンなのに……薄くて温かい⁉
上の写真、右がコロンビアの「オムニヒートインフィニティ」のダウンで、左が一般的なダウンジャケット。厚さが全然違うでしょ!?
というのは、身体の熱反射によって効率よく保温するオムニヒートインフィニティを使うことで、ダウン量を減らすことができる。すると薄手の作りとなり、装いとしてもスタイリッシュになるメリットがあるんです♪ 電車で座ったときにも、隣の人にモコモコと干渉せず、肩身が狭い思いをしなくて済むのもいいですよね。
ちなみに「この薄さで本当に温かいの!?」と、半信半疑だった編集部員(笑)。「じゃあ実際に極寒のなかで検証してみようじゃないか!」と、部員私物の米軍最強の防寒アウターをピックアップ。-20℃の冷凍庫でコロンビアのオムニヒートインフィニティダウンと米軍アウターの防寒性能を比較実験してみました。結果は……ご覧の通り!
温かさの違いは一目瞭然!
サーモグラフィを使って検証すると、その違いは一目瞭然! 暖色になるほど温かいことを示すのですが、たしかに米軍アウターもなかなかの温かさ。ただ「オムニヒートインフィニティ」のダウンは、それを大きく上回るポカポカ暖色。薄手でもしっかり温かい。体温を反射して蓄熱している。オムニヒート機能の動かぬ証拠に恐れ入りました!
もっと詳しく見たい方はこちら!
その3:ダウンなのに……軽くて動きやすい⁉
温かいダウンジャケットって、かさばって扱いにくいイメージがありますよね? でも先ほど解説した通り、オムニヒートインフィニティダウンは薄手で、軽く扱いやすく、動きやすいメリットも、今までのダウンと異なるところ!
ちなみに先ほどの米軍アウターとオムニヒートインフィニティダウンの重さを測ってみました。米軍アウターは目盛りを振り切る1㎏オーバー。対してオムニヒートインフィニティダウンは800g弱。軽く薄手で動きやすいのに、本分の温かさでも優れているなんて、もうコレ、最強のダウンジャケットでしょ!!
始動から売れ続ける不動の定番モデル
今回紹介しているモデルは「グランドトレックⅢダウンフーデッドジャケット」。「オムニヒートインフィニティ」採用のオーソドックスなモデルです。ただこれがまたスゴくて、シェルには防水透湿機能の「オムニテック」を備え、ダウンの難敵である雨と雪にも強い。雨に濡れてもダウンの保温低下を防いでくれます。
また充填するダウンは650フィルパワーとクオリティも申し分なく、薄さと温かさを両立しているってワケ。
縫製ではなく、圧着によるバッフル構造を採用し、ジャケットのコールドスポットをなくす作りまで抜かりがありません。そしてお値段はまさかの2万円台と、懐までポカポカと温めてくれるんです!
エベレストから宇宙まで⁉️ その卓越したスペックで局地でも大活躍
軽い・薄い・温かいの三拍子揃った最強テクノロジー「オムニフィートインフィニティ」。そのスペックは山と宇宙のプロも見逃さず、過酷な環境下でも大活躍していました!
世界最高峰・エベレスト登頂も実現
コロンビアは2013年、国際山岳ガイド・近藤謙司さんとタッグを組み、世界最高峰エベレスト(8848.86m)の登頂を目的に、理想の高所登山ウェアの開発を目指す「WIN THE SUMMIT」プロジェクトを始動。当時はオムニヒートを搭載したコロンビアのウェアを使い、近藤さん率いる登山隊がエベレスト登頂という快挙を成し遂げました。
そして2024年、11年ぶりに「WIN THE SUMMIT」プロジェクトが始動。今回はアタックウェアにオムニフィートインフィニティを使ったダウンを採用。氷点下30℃にもなるエベレスト山頂付近の過酷な環境下では、十分な保温力を保ちながらも、軽く動きやすいウェアが理想とされているそう。つまり軽く動きやすく、防寒性にも優れたオムニフィートインフィニティダウンは、理想的なギアとなったのです! 事実、登山隊は「発熱効率のいいオムニヒートのおかげで、ダウン量の嵩張りが減って動きやすい!」と絶賛。
近藤さんも前回と比べて、オムニフィートインフィニティの変更点が一番の違いと話し、保温力が格段に上がっていて、-30℃でも冷えを感じなかったとか。さらには「すれ違った外国の登山者から、フード内側のゴールドプリントを見て『かっこいい』と言われました」(近藤さん)。印象的なデザインも一つの機能と考えるコロンビア。近藤さんはこうしたシーンにも感激したそうです。
断熱材として宇宙探査機のミッションをサポート
世界最高峰のエベレストのみならず、宇宙まで! 民間月着陸ミッションによる着陸船(ランダー)「Nova-C」の打ち上げを行う、米国・ヒューストンの航空宇宙企業「インテュイティブ・マシーンズ」はオムニヒートインフィニティに着目。打ち上げに先立つ実験に基づくシミュレーションで、-120℃~120℃の間で変動する宇宙の苛酷な温度から、月着陸船を断熱するために有効と、オムニフィートインフィニティを断熱材として採用。2024年2月になんと、月面着陸を果たしたのです!
今日ではさまざまなアウトドアテクノロジーがあるけど、宇宙にまで行っちゃうものって他にない(汗)。まさしくインフィニティ(無限大)なテクノロジーじゃないですか!!
定番もいいけれど……より街向きにアップデートされた新作も見逃せない!
2021年の登場から3年目を迎え、知名度も人気も勢いが増しているオムニヒートインフィニティ。今季は嬉しいことに、こんなモデルも仲間入りしてます!
街使いしやすい軽量&ミニマルデザインが◎
こちらはダウンではなく中綿を使った「ホープパインズフォレストインシュレイテッドジャケット」。先ほどの「グランドトレックⅢダウンフーデッドジャケット」よりもライトなスペックで、昨今の暖冬を考慮して生まれたモデルです。
シェルにキルティングやバッフル構造もなく、シンプルなデザインで着回しやすい点も見所ですね。しかしながらシェルにはコロンビア独自の撥水機能「オムニシールド」を施して、ちょっとした雨なら平気。そしてお値段は2万4200円。冬だけでなく、今時季から春先のライトアウターとしても使えて汎用性が高く、こちらもコスパがインフィニティー!
スペックはもとより、本作のウリはその軽量性。定番のグランドトレックⅢは800g弱でしたが、こちらはさらに軽い500g! カーディガン感覚で羽織れるのに、オムニヒートインフィニティの恩恵にあやかれちゃいます。また表には軽く耐久性に優れたマイクロリップウーブンナイロンを使用。袖口に風の進入を防ぐストレッチリブを施すなど、細部にも気の利いた作りを備えているのもポイント。
ミニマルなデザインに加え、程よくゆったりめのシルエットで着こなしに万能な点も魅力です。例えばビジネスライクなセットアップにも違和感なく合わせられて、通勤アウターとしても活躍。光沢控えめな、マットな質感のマイクロリップウーブンもオンオフに使えるポイントですね。オリーブ調のカラー「クリーク」は、ネイビー系のジャケパンにも相性よく使いやすい。硬派な色味でもあるので、カジュアルでも芯のあるアウターとして存在感を発揮してくれますよ。
街からエベレスト、はたまた宇宙まで大活躍のコロンビアの「オムニヒートインフィニティ」テクノロジー、いかがでしたか? 近頃は反射系素材を使った蓄熱アウターが増えてますが、その実績、編集部の冷凍庫検証からも頭一つ抜けていることがわかるはず。冬のダウン論争も、オムニフィートインフィニティの恩恵を考えると、これにて決着あり!と言っても過言じゃないですよね?
その輝きのごとく、日々金メダル級の活躍を見込めるオムニフィートインフィニティ。ぜひ一度、体感してみることをオススメいたします!
商品の問い合わせ先/コロンビアスポーツウェアジャパン
☎ 0120-193-803
コロンビア公式サイト
写真/丸益功紀(BOIL) スタイリング/飯塚 俊 文/桐田政隆 編集/鍵本大河(Begin)