見た目はド直球、中身は進化系ハイテク リバースウィーブGUIDE

リバースウィーブをただの永世定番だと思ってるなら大間違い！　1934年に誕生したこの傑作スウェットは現在進行形。ド直球なルックスはそのままに、現代的な機能を盛り込んだ進化版もしっかり開発されてるんです。ってことで、ここでは3つのハイテク リバースウィーブたちが、それぞれどんな場面で効くか、わかりやす〜くガイドいたします！

Scene1
キャンプで着られる!? リバースウィーブ編

風合いそのまま糸から難燃に!?

Champion［チャンピオン］
リバースウィーブ®FRSW
フーデッドスウェットシャツ、クルーネックスウェットシャツ、スウェットパンツ

服好きなら誰もが知る安定感MAXのベーシック顔はそのままに、実は……な機能が盛り込まれた、ハイテクなリバースウィーブを推す本企画。その代表例ともいえるのが今季登場した新作、「リバースウィーブ FRSW」です。

FRとは、“Fire retardant”の略。つまり今作は難燃性を秘めたスウェットなんです。だから“FRSW”！　風合いが“いつもの”と同じコットンライクってのも、かなりの正義じゃありませんか。

おかげでキャンプで焚き火を囲むときなんかも、周囲は火の粉を気にした装備に身を包むなか、自らはいつものリバースウィーブで臆せずチルできちゃうってわけ。

定番好きなら物欲に火が灯っちゃうでしょ、これ。キャメル、オリーブ、ブラックの3色展開。パーカ／2万1780円。クルーネック／各2万680円。パンツ／各2万680円。

クルーネックやスウェットパンツも

このふんわり生地も実は糸から編み立てた難燃素材

Scene2
雨や嵐もOK!?なリバースウィーブ編

雨にも風にも負けないギアスウェット

Champion［チャンピオン］
リバースウィーブ® ストームシェル® アドバンス
フーデッドスウェットシャツ、スウェットパンツ

スウェットを着てる日に不意に雨が降ってきたりすると、結構萎えるんですよね。ガンガン水を吸っちゃうし（涙）。ただお立ち合い。今作はなんとその名の通り“シェルジャケット”感覚で、少々の雨風なら問題なく着用できちゃうという優れもの！

秘密は“ストームシェル アドバンス”というハイテク素材にあります。詳細は下を参照いただきたいんですが、この独自開発ファブリックを使うことで、表面はコットンライクなまま、防風・撥水・保温・透湿という4つの機能が付与されてるんです。

いつものリバースウィーブを着てるのに、雨風しのげてポカポカで蒸れ知らずなんて、定番好きにとってはむしろそこらのシェルジャケットなんかよりよっぽど優秀じゃありません？　オリーブ、シルバーグレー、ブラックの3色展開。ジップパーカ／各2万1780円。パンツ／各2万680円。

※サーモライト®（THERMOLITE®）はインビスタ社の商標です｡

Scene3
ケアが楽々!? リバースウィーブ編

軽くて乾く、ますます普段仕様

Champion［チャンピオン］
リバースウィーブ® ポリプロピレンL.W.D.
フーデッドスウェットシャツ、クルーネックスウェットシャツ

リバースウィーブといえば、やっぱりタフが信条。肉厚なスウェットは一着羽織るだけでサマになるアウター力が優れてるんですよね。ただその副産物として、洗濯後に乾きにくいという弱点が（萎）。ってことで開発されたのがこちら。

他の2作と同様にいたってベーシックな顔つきですが、この「ポリプロピレンL.W.D」という素材がまたすごい。化学繊維のなかで最も軽く疎水性に優れるポリプロピレンを100％使用することで、“Light（軽くて）”、“Warm（暖かくて）”、“Dry（すぐ乾く）”という機能派に。

洗濯した後にありがちな、“またパーカだけ乾いてない……”なんてシチュエーションともオサラバできて、今まで以上にヘビロテできちゃいますよ。シルバーグレーとブラックの2色展開。クルーネック／各2万1780円、パーカ／各2万3980円。

商品の問い合わせ先／ヘインズブランズ ジャパン
☎ 0120-456-042

※表示価格は税込み

写真／上野 敦（プルミエジュアン）　文／黒澤正人　イラスト／カケハタリョウ