「チャンピオン」カレッジ&スポーツの系譜。大学生協~NBA公式採用に至るまで

「ザ キング オブ スウェットシャツ」として著名なチャンピオン。カレッジ、ミリタリー、スポーツと多彩なカルチャーと結びついてきた歴史を辿ると、米国アスレチックウェア界を牽引する巨人の数々の功績が浮き彫りに!

名門系統図 Champion
Begin 2026年9月号掲載「名門系統図 Champion」より

名門系統図
Champion カレッジ・スポーツの系譜

1919年
「ニッカボッカ・ニッティング・ミルズ」として設立

「ニッカボッカ・ニッティング・ミルズ」として設立

サイモン、ウィリアム、エイブ・フィンブルームの家族3人が、ニューヨーク州ロチェスターにて、「ニッカボッカ・ニッティング・ミルズ」を設立。当時は主にニット製品の卸販売を行っていた。1924年に「チャンピオン・ニットウェア・ミルズ」に社名を変更。

ニューヨーク州ロチェスターの当時の社屋
ニューヨーク州ロチェスターの当時の社屋

1926年
ウェントワース陸軍士官学校と提携

ウェントワース陸軍士官学校と提携

ミズーリ州レキシントンのウェントワース陸軍士官学校に制服(セーター)を販売。生徒たちはその品質の高さに驚き、同校はチャンピオンに競技用ユニフォームの制作も依頼。これが現在チャンピオンの伝統になっている、教育機関とのビジネスを開始するキッカケに。

1934年〜(カレッジ)
ミシガン大学をきっかけとして全米の大学で取り扱いされるように

ミシガン大学をきっかけとして全米の大学で取り扱いされるように

「モー・スポーツ・ショップ」と契約したことで、ミシガン大学の記章入りのスポーツウェアを取り扱う契約を締結。当時大学構内の生協では本や文房具などしか扱っていなかったが、これをきっかけに以後は日用品も扱うように。今や全米2500校以上で販売される。上写真は現行の「ティーテンイレブン ショートスリーブTシャツ」。9790円。

ミシガン州アナーバの老舗店「モー・スポーツ・ショップ」
ミシガン州アナーバの老舗店「モー・スポーツ・ショップ」

1950s(スポーツ)
米国洗濯協会に認定され、スポーツウェアのビジネスが拡大

米国洗濯協会に認定され、スポーツウェアのビジネスが拡大

1952年に体育教育の必要性を訴える論文が発表され、政府が働きかけたことで学生向けスポーツ用品の需要が増加。既に主力製品の一つだったが、その品質の高さで米国洗濯協会に初めて認定されるとよりビジネスが拡大していった。

1967年(スポーツ)
アメフト選手たちの要望に応じてナイロンメッシュジャージを導入

アメフト選手たちの要望に応じてナイロンメッシュジャージを導入

炎天下のなか重厚な防具に身を包み、膨大な運動量を要するアメフト選手たちのニーズに応えるため、ナイロンメッシュのジャージ製品を開発。大好評を博し、すぐさまバスケや陸上競技といった他のスポーツにも転用されることに。

1980s〜90s(スポーツ)
NBAと連携し、全27チームの公式ユニフォームを製作

NBAと連携し、全27チームの公式ユニフォームを製作

1980年初頭からNBAと提携し、1990年には当時の全27チームの公式アウトフィッターに。1992年のバルセロナ・オリンピックでは、史上最強とも称された米国の男子バスケットボールチーム「ドリームチーム」のユニフォームも提供。

 
※価格表記のないものは2026年7月1日現在販売していない商品です。
※表示価格は税込み


[ビギン2026年9月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。

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