タイアップ
宇宙飛行士・野口聡一氏も認めた、コロンビアの最先端機能「オムニヒートインフィニティ」

ついこのあいだまでは半袖を着る日もあった気がしますが、今やめっきりと寒くなり、あの季節がやって来ます。そう、コロンビア「オムニヒートインフィニティ」にヌクヌクと頼るべき季節!
冬本番を控えた今、各界のプロフェッショナルが唸るその実力を改めて検証しましょう。
まずはおさらい! コロンビアの最強テクノロジー「オムニヒートインフィニティ」って?
コロンビアといえば、3wayの着こなしができる画期的な「インターチェンジシステム」や、防水透湿素材の「オムニテック」をはじめ、さまざまなハイテク機能を自社オリジナルで開発してきた歴史があります。
5年前に刷新された「オムニヒートインフィニティ」もやはり独自のテクノロジーで、ただでさえ保温力最強なダウンをさらなる高次元に押し上げたもの。

「オムニヒートインフィニティ」のキモは、裏地のゴールドに輝くドット状のプリント。このドットの素材はアルミニウムで、遠赤外線を反射する性質があるため、身体から放出される熱を衣服内に溜め込んでくれるのです。

NASAが開発したこの素材をコロンビアはイチ早く実用化し、2010年にシルバーカラーで「オムニヒートリフレクティブ」を発表。最新のオムニヒートインフィニティでは大小のドットを組み合わせた新しいパターンに変更。
ドットの隙間を減らしてアルミフィルムの面積をより広く確保しています。一方で、全面ではなくドット間の隙間を残すことで、湿気を逃すこともできるってワケ。
これをダウンジャケットの裏地に使うと、ダウンの断熱性とオムニヒートインフィニティの蓄熱との相乗効果で、めっちゃホット! 透湿性も確保されるため、ドライな温もりが心地よく、屋内や乗り物の中でもムレにくいんですよね。
ゴールドの裏地で保温&透湿

身体の熱反射によって効率よく暖を取れるオムニヒートインフィニティを使うことで、充填するダウン量を減らすことができる。そのため薄手の作りが可能になって、装いとしてもスタイリッシュになるメリットが。電車で座ったときにも、隣の人にモコモコと干渉せず、肩身が狭い思いをしなくて済むのもいいですよね。
じつは宇宙でも大活躍! 宇宙飛行士・野口聡一さんに聞いた、「オムニヒートインフィニティ」の無限の可能性
世界最高峰のエベレスト登頂を果たしてもなお「オムニヒートインフィニティ」の快進撃は止まりませんでした。新たな挑戦ではとうとう地球を飛び出し、宇宙にまで進出!

民間での月着陸ミッションで、着陸船(ランダー)「Nova-C」の打ち上げを行う米ヒューストンの航空宇宙企業「インテュイティブ・マシーンズ」が、このオムニヒートインフィニティに着目。打ち上げに先立つ実験&シミュレーションにて、-120℃~120℃の間で変動する宇宙の苛酷すぎる環境から着陸船を護るため、とりわけ太陽の直射を反射して断熱するのに有効!と、オムニフィートインフィニティを採用。2024年2月には見事月面着陸を果たしたのです。
今日ではさまざまなアウトドアの機能や素材が登場しているけれど、宇宙にまで行っちゃうものって他にない! まさしくインフィニティ(無限大)なテクノロジー。もうどんだけスゴいのよ?を、宇宙の過酷さを誰よりも、その身をもって知るアノ人に聞きました~。
お話を聞いたのは……
宇宙飛行士 野口聡一さん

1965年生まれ。2005年スペースシャトル「ディスカバリー号」によるISS(国際宇宙ステーション)組み立てミッションに参加、3度の船外活動をリーダーとして行う。2009年、2020年にも宇宙へと飛んでISSに長期滞在し、累計宇宙滞在期間はなんと344日あまり!
Q1.NASAに行かれる前からコロンビアのことはご存じでしたか?

上のクエスチョンへの返答!とばかりに、サービス精神溢れる優しい野口さんが持参してきてくれたのが、「大のお気に入り」と語るコロンビア社製のポロシャツ。右胸に輝くのはNASAのロゴ!
「ボーイスカウトをしていたこともあって、小さい頃からアウトドアが身近にありました。なので、当然知っていましたよ。宇宙飛行士になり、NASAに参画するため渡米したのですが、どんな街のスポーツ用品店でも扱っていました」。
野口さんによると、当時のNASAで従業員が利用していた売店でも、幾つかあるアウトドアブランドのうちの一つとしてコロンビアの製品が取り扱われていたそう。

「NASAでは野外でのサバイバル研修のような訓練プログラムがあるのですが、その際にコロンビアのアイテムが支給されていたんです。だから機能性の高さは身をもって分かっていました。他社のアウトドア製品と比べて、防寒アウターの軽さ、暖かさが優れているというイメージ。このポロシャツはそれとは別に、デザインに一目惚れして購入。コロンビアのロゴ=カッコイイというイメージがあるのと、吸湿速乾性が高いのとで、手放せません」。
Q2.宇宙飛行士として、コロンビアの月面ミッションはどのように映りましたか?

そもそもコロンビアが協業したミッションは、民間企業による独自のイノベーションで月に挑戦するというものでした、と野口さん。
「新興の企業なので、今までの固定観念やしがらみに左右されない目で世の中を見渡して、数多ある断熱材の中から“いいもの”を持ってきているんですよね。」
オムニヒートインフィニティの技術は、着陸船のエンジンを加圧するヘリウムのタンクを“適正な温度に保温するため”の断熱材として活用されました。
「空気がない月面は寒暖差が非常に大きく、太陽が当たっているうちは+150℃、当たらない間は-120℃まで下がります。特に寒い方を耐え抜くのが難しく、船内には機器や精密機械など凍結するとマズいものが色々とあるんですよ。その課題に対し、スタートアップならではの柔軟な発想で、宇宙に行ったことのない素材にも関わらず躊躇なく採用した。アウトドアブランドやアパレル製品と宇宙は、意外に近い関係性なのだと興味深かったです」

そんなテクノロジーがじつはフットウェアにも! 中綿などを充填しにくいブーツにおいても暖を取るための工夫だ。「フットウェアの内側に使うというのも凄くいいアイデアですね! シューズ内はある程度閉ざされた空間で熱が溜まりやすいから暖かくなりやすいし、それでいてムレにくいわけですから」。
Q3.ズバリ、「オムニヒートインフィニティ」を着てみての感想は?

では実際に、宇宙飛行士も感心の先進テクノロジーを着てもらいましょう。
「しっかりと体熱を反射してくれるので、軽いのに暖かいですよね。もう期待通り! オムニヒートインフィニティは、実はNASAのアポロ計画の過程で生まれたスペースブランケットが元になっています。いわゆるアルミ蒸着のテクノロジーで、発想自体は実は何十年も前からあるんですよ。緊急避難用のブランケットなどで実用化されています」。
ただし耐久性やしなやかさに難があって、一度広げるともう畳めなくなるほどゴワゴワしているのが弱点。
「そこから強度を高め、またウェアに使用できるくらいソフトになっています。全面を覆うのではなくドットにしたことで蒸気も逃がせますし、着心地は段違いです」。と、やっぱりべた褒め! 説得力が違います、ハイ。

数年前にNASA/JAXAを退職してから、地球の気候変動に関心を持って活動している野口さん。
「単に平均気温が上がるだけでなく、変化の幅が大きくなって、異常気象などの苛烈な自然環境にさらされる可能性が高くなっているのではないでしょうか。そうすると、個人としてはウェアが最初のプロテクション、備えになります。薄くて軽いもの、汗をかいたらその分涼しくなるようなもの。そもそも日本には四季がありますよね。だから機能性を備えた服を普段着として着用するケースは増えています。その点、さまざまな独自技術を持つコロンビアには信頼を置いています」。
とまあ、野口さんも感心しきりのコロンビア「オムニヒートインフィニティ」テクノロジー! 手前ミソで恐縮ですが、過去には「この薄さで本当に温かいの!?」と半信半疑だった編集部員が実際にサーモグラフィで実験してみたことも。
なんと……アウター界の王・モンスターパーカよりも温かい!

米軍が支給する防寒アウターの最上ランクとされる「モンスターパーカー」を相手に、-20℃の冷凍倉庫の中で身体を張ってみたところ……「オムニヒートインフィニティ」のダウンの方が暖かかったのです!
もっと詳しく見たい方はこちら!
そのスゴさを示すエピソードとして外せないのが、2024年の「WIN THE SUMMIT」プロジェクト。国際山岳ガイド・近藤謙司さん率いる登山隊がオムニヒートインフィニティのウェアを着用してエベレスト登頂を果たしたんです!
その卓越したスペックでエベレスト登頂も達成

氷点下30℃にもなるエベレスト山頂付近の過酷な環境下では、十分な保温力を保ちながらも、軽く動きやすいウェアが理想とされているそう。つまり軽く動きやすく、防寒性にも優れたオムニフィートインフィニティダウンは、理想的なギアなのです。
登山隊も「ズバ抜けた保温効率のオムニヒートインフィニティのおかげで、ダウン量の嵩張りが減り、山頂アタック時に動きやすかった」と絶賛だったとか。
もちろん街使いでも最強! さらに洗練されたミニマルデザイン
機能に関してこれ以上ないお墨付きを得ましたが、肝心の着こなしは? 街着としても有用でなければ、日常的にその恩恵に預かるようにはなりませんので。
より街使いしやすいミニマルデザインに進化

「サンライズキャビンダウンジャケット」はブランドを代表する冬のコアアイテム。しなやかで動きやすいメカニカル2wayストレッチ素材は経年劣化に強く、オムニフィートインフィニティによる熱反射保温機能と高品質な700FPダウンを封入することで、軽量性と保温性を両立。。ラグランスリーブの袖付けで日常にも馴染む丸み帯びたルックスに仕上がっています!

独自開発した防水透湿テクノロジーの「オムニテック」も健在。ご覧の通り水滴をシャットアウトし、ダウンの保温力をキープしてくれます!

今季のデザインはとりわけミニマル。だからビジネスにも好相性だし、オフの日のコーディネートに関しては言わずもがな! シックなブラックに爽やかなブルー、秋冬に効くベージュなど、大人っぽいカラーバリエにも注目を。黒はオールブラックなのでビジネスにも使いやすく、色の効果で着膨れして見えないのが嬉しいところ。カジュアル鉄板色のベージュは、清潔感を演出するために白のフリースを効かせています。
近年は裏アルミ加工の蓄熱アウターが増えてきましたが、コロンビアは2010年から研鑽を重ねてきたパイオニアであり、宇宙にエベレストと頭いくつも抜けていることが分かるはず。とにもかくにもこのゴールドの裏地、ぜひ一度体感してみてはいかがでしょう? 冬のダウン論争における金メダル候補の筆頭!ですから。
商品の問い合わせ先/コロンビアスポーツウェアジャパン
☎ 0120-193-803
コロンビア公式サイト
※表示価格は税込みです
写真/丸益功紀(BOIL) 文/礒村真介 スタイリング/飯塚 俊 編集/鍵本大河(Begin)