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忖度無しでスタイリストが分析⁉️

コロンビア ブラックレーベルの“ここ見て”GUIDE

PFGやオムニヒートインフィニティなどなど、読者の皆さんにはアウトドアの名門、コロンビアは知られた存在でしょう。けど2016年からあるコロンビア ブラックレーベルって知ってます? おそらく、あんまりピンとこないな……という人も多いのではないでしょうか? いやはや、それはもったいない! てことで、今回はビギンでもお馴染みのスタイリスト、大人のベーシックコーデならお任せ!な武内雅英さん。そしてアウトドアを極めしスタイリスト、近澤一雅さんのお二人に、コロンビア ブラックレーベルを忖度なしで分析してもらうことに。互いの意見を交えながら、ブラックレーベルってなんぞや?を語ってもらいました。

ちなみにこのお二方が対談するのは、今回が初。街とアウトドア服のプロによるクロストーク、これだけでも一見の価値がありますよ!

GUIDE①
コロンビア ブラックレーベルとは…?

いい意味でアウトドアらしくない! コロンビアのアーバンライン

まずは予備情報としてご説明。コロンビア ブラックレーベルとは、コロンビアが創業85年以上の歴史の中で培った技術で、都市生活者の毎日を、快適にサポートするためのアーバンライン。ガチのアウトドアではなく、ベーシックな洗練されたデザインにて、ライフスタイルウェアを展開しています。 上の写真、原宿・キャットストリートにブラックレーベルのみを取り扱う直営店があり、その他は全国のコロンビアストアでも販売されています。

GUIDE②
24S/Sの「コロンビア ブラックレーベル」の狙い目はコレ!

GUIDE③
「着て、見て、触って」わかったぶっちゃけトーク

Profile

スタイリスト

武内雅英さん

ビギンのファッション、靴&鞄特集でもお馴染み。カジュアルからドレスにも精通し、大人っぽいキレイめなスタイリングが十八番。

Profile

スタイリスト

近澤一雅さん

登山やキャンプなどアウトドア全般に関する、スタイリングやディレクションで活躍。ギア、モノにも詳しく、ビギンのアウトドア特集に欠かせないお方。

コロンビアはバハマシャツをよくコーディネートに使ったりで知ってるけど、
ブラックレーベルは名前を知ってる程度で、よくは知らなかった。
近澤さんはやっぱり知ってました?

僕は2016年のスタートで初めて知って、
翌年、セットアップを買いました。けど最近はあんまり見てなくて、今日久々に見ました。

へ~!
セットアップって機能素材とかですか?

そうです。たしかオムニシールドを使ったストレッチ素材だったはず。
子どもの入学式のときにスーツが必要だったんだけど、サイズが合わなくなってて。でも仕事柄、真面目にスーツを買うのが気恥ずかしくなっちゃって(笑)。それでブラックレーベルのセットアップを買って、入学式にも着て行きましたよ。

ジャケットはラペル付き?

そうです。見た目はホント、スマートなセットアップです。
個人的には全然、オケージョン的な違和感はなかったですね。

そうなんだ。
でも言われてみると2017年なら機能的なセットアップの走りなんじゃないですか?

そうかもしれませんね。当時はまだそこまでなかったですからね。

へ~、結構すごいことしてるレーベルなんじゃないですか? 
今日久々に、2024SSのアイテムを見ていかがですか?

一番気になったのはグレーのシェル。
合わせるアイテムを選ばない、シンプルで使い勝手も良さそうだなと。

これいいよね! シンプルにカッコいい。
色の雰囲気もいいし、短めの丈感とワイドめなシルエットもいい。
これは防水シェルを使ってるのか。

そう、オムニテックの3レイヤーですね。
裏地にはシームテープの処理もしてる。普通にアウトドアでも着れそう。でもよく見ると、やっぱり街向けに作ってるな……。

例えばどういうところ?

例えばさっき、武内さんは短めの丈って言ってたじゃないですか? 
これはアウトドアのシェルとして見たらだいぶ長いんですよ。バックパックのハーネスと干渉しちゃいますからね。

なるほどね。

フードをスタンドカラーに内蔵してるのもアーバンなスタイルだし、袖のベルクロも細くしてる。丈感も自転車に乗ったときに、腰が隠れる機能的なサイズ感なのかも。でもこういうアレンジが効いてるから、街でスタイリッシュに見えまよすね。ところで防水シェルを街で着るのって、日本くらいなんですよね。欧米では山以外に着ないらしいです。

ミステリーランチのデイナ・グリーソンも、日本人が街でミステリーランチのバックパックを背負ってることに驚いたという話を聞いたことあります。欧米人はアウトドアのモノと街のモノを区別して使う。アウトドアモノをタウンユースするって、日本ならではのスタイルってことか。

そうですね。
ちなみにこれ、’90年代のアーカイブ、スキージャケットをモチーフにしてるそうで。

リレハンメル五輪のパッチが施されてるから、1994年頃のモノか。

このアーカイブもめちゃくちゃ雰囲気がいい!
独自の防水透湿機能、オムニテックを使ってて、2トーンのカラーやロゴもカッコいい~。

俺はブルゾンが気になりますね。

一見シンプルだけど味のあるデザインが施されて、かつポケットやシェルもコロンビアらしい機能性がある。
シェルは独自の撥水機能、オムニシールドが施されて、ストレッチも効いてるしいいよね。

ちなみにこれは、ハンティングのアーカイブをモチーフにしてるみたいですね。

フライトジャケットとコーチジャケットをMIXしたようでデザインもおもしろい。

他にも気になるアイテムありますか?

モノトーンなアイテムが多いなかで、このストライプのシャツもいいな。

あ~、近澤さんっぽい(笑)。

じつはストライプ好きで(笑)。
キャンディストライプのOXは、コットンライクなポリエステルですね。速乾性もよさそう。

これ、胸ポケの下がベンチレーションになってるんだ。こういうのもうまいね。さりげなくしてるのがいい。
他のモノトーンなアイテムや、デニムやチノ、軍パンといったオーセンティックなパンツとも相性がよさそう。
機能的だけど着回しが効アイテムっていいですよね。

改めてブラックレーベルを見てみて、いかがでした?

僕はロゴを打ち出してないのが、いいなと思いました。
コロンビアの機能をふんだんに使っていながら、普段着として使いやすい。

たしかに。
ブラックレーベルはコロンビアの間違いのない機能を使ってるし、アウトドアでも使えそうですよね。

オレなら着ないかな……。

お、さすがアウトドアマンらしい意見!

というのも使いたくないわけじゃなくて、こんなに洗練されてカッコいいものだから着るのがもったいない(笑)。
汚したくない。アウトドアなら汚れてもいいものを使いたいので。オレならブラックレーベルは街着一択だな~。

なるほど。オレは真逆です。
自分はアウトドア遊びをやらないけど、アウトドアに遊びに行くんだったら、なるべく削ぎ落した格好をしたいですね。
普段もそういうスタイルなんで。オレがもろアウトドアっぽい格好してたら、変でしょ?

たしかに(笑)。

例えばキャンプとかライトトレッキングとかに、ブラックレーベルを着て行ったらいいと思う。
アウトドアシーンでは珍しく、ロゴもなくてミニマルな雰囲気って逆にカッコいいじゃないですか?
あいつ、なんかやけにミニマルなスタイルだなって、いい意味で浮くと思う。

たしかに、それって逆にカッコいいですね。

ただ街でも、もちろんオススメですよ。
アーバンアウトドアな雰囲気、MIX感があって、着こなしがこなれて見えてくる。

そうですよね。オレは街でもアウトドアベースの格好がラクなんで、ブラックレーベルはちょうどいいな。
シンプルで変にクセがないし、持ってたら間違いのないアイテムだと思う。

よ~く見てみると、ブラックレーベルってとにかく使い勝手がいいのかもしれない。

そこがなんぞや?、の答えかもしれませんね。機能的なんで長いシーズン使い回せるのもいい。
デザインもただシンプルなだけでなくて、街でもアウトドアでも洒落て見える。アウトドア服の入門編としてもオススメですね。

これは知っておかないと損ですね!

(問)コロンビアスポーツウェアジャパン
☎0120-193-803
https://www.columbiasports.co.jp/shop/blacklabel/

※表示価格は税込み


写真/上野 敦(プルミエジュアン) スタイリング/武内雅英(CODE) 文/桐田政隆

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