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デイパックに並ぶ名作を徹底ガイド! グレゴリーの表になる裏話【Vol.11 クウォリーバックパック22】

「背面こそ正面」。これは背負い心地命のバックパック作りにおける創業者ウェイン氏の格言です。本連載はその哲学を下敷きに、グレゴリーの代表作「デイパック」に隠れた裏名作や渾身作をフィーチャー! グレゴリーが数多く展開する黒デイパの〝微差こそ大差〞を徹底解説します。

Vol.11
クウォリーバックパック22

長年古きよきデイパックを愛用してきた人達に、令和スペックのバックパックを届けたい! そんな熱〜い想いをカタチにしたクウォリーバックパック22は、同社のカジュアルパックのなかでもプレミアムモデルとして開発されただけに、コダワリ具合がハンパない!

「 まず耐久性と高級感を両得するため、外装にはワックス加工を施した500Dナイロンをベースに、タグやボトムにPU加工レザーを採用しました。さらに、圧力分散&吸湿発散性に優れるエアークッション・バックパネルや高所登山用のフックを纏ったコンプレッション、位置調整がスムーズなスターナムストラップなど、アルパイン分野で培った意匠も散りばめています。そしてハイライトは、前室に設けた単独使いもできる2 つのマルチケースが付属すること! 細々したガジェット類をイージーに仕分けられるし、背面にはPC専用室もあるので、オン/オフ問わずシームレスに使ってほしいですね」

ミニマルながら実用性に優れた作り込みは、まさに最高峰! 大人のデイパックって、こういうことですよね。

ライフステージに合わせてデイパックをプレミアム化!

デイパックが流行した90年代に青春を謳歌していた人たちも、今じゃ立派な大人になって、求めるバッグ像も変化したはず。そんな“今”のニーズに合わせて開発された今作なら、往年のデイパ愛好家もスムーズに移行できるはずだ。

プロダクトスペック

前室は2 つの着脱式マルチケースの格納庫、中央は複数の収納を設けたメイン室、背面は止水ジッパーを使用したPC専用コンパートメント(16インチまで)という三層構造。両サイドにはボトルポケットも。6 万6000円。

 

デイパックより若干スリム&縦長だがサイズ感はほぼ一緒。アイコニックなブランドロゴやレザージッパープルまで黒一色で統一されている分、今作の方がミニマルな佇まいに。

よ〜く見るとスターナムストラップには山での緊急時に使うホイッスルが! これまたアウトドアパック全般を専門とする同社らしいギミックだけど、何かと物騒な昨今、街使いでも活躍する可能性が。備えあれば憂いなし。

プレミアムなヘルメットパックも!

クウォリーヘルメットバッグ/クウォリーバックパック22と同じように2つのマルチケースが内蔵されたヘルメットバック型のモデル。フロント部分にあるボトルポケットも気が利いてる~! W40×H45×D9㎝。各4万9500円。

問い合わせ先/グレゴリー/サムソナイト・ジャパン  0800-12-36910
グレゴリー公式ホームページ

※表示価格は税込み


写真/上野 敦(プルミエジュアン) 文/黒澤正人 イラスト/新地健郎 編集/増井友則(Begin)

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