オンオフで使える黒デイパ。なかでも注目なのが、快適な背負い心地が担保されたグレゴリー「デイパック」の黒仕様だろう。十人十色な別注が乱立するなか、各々背負い心地の更なるアップデートが施されているようで。
雨の日へっちゃらNo.1
タテ:40cm ヨコ:30cm
GREGORY×Barneys New York
[グレゴリー×バーニーズ ニューヨーク]
デイパックの別注は数多くあれど、ここまで水に強いモノはなかった!? スイスの名門ショーラー社製の高撥水ソフトシェル素材に載せ替え、書類携行の際も安心。一回りコンパクトなサイズ感もポイント。3万3000円(バーニーズ ニューヨーク カスタマーセンター)
一回りコンパクトにしたサイズ感もこだわり!
(バーニーズニューヨーク MD部マネージャー 倉科良樹さん)
高機能撥水素材「ナノスフィア」で弾きまくり!
軽くてタフネスNo.1
タテ:45cm ヨコ:33cm
GREGORY×UNITED ARROWS green label relaxing
[グレゴリー×ユナイテッドアローズ グリーンレーベルリラクシング]
他が500デニール以下くらいの分厚さのなか、約1.2倍の630デニールのやや分厚めナイロン。これにより軽量性を損なわない範囲でタフに! ゴツすぎず程よく丈夫で普段使いに◎。2万4200円(ユナイテッドアローズ グリーンレーベルリラクシング自由が丘店)
ビジネスバッグに採用されているやや分厚めナイロンに衣替え
(グリーンレーベルリラクシング メンズ ファッションディレクター 佐々木弘幸さん)
軽さを犠牲にせずタフさを増した630デニールナイロン
キャンプで使えるNo.1
タテ:45cm ヨコ:37cm
GREGORY×NEXUSVII.for URBAN RESEARCH
[グレゴリー×ネクサスセブン フォー アーバンリサーチ]
米軍特殊部隊への納入実績もあるグレゴリーの無骨な側面にフォーカスし、ショルダーハーネスの取り付け方法やジッププルなどにミリタリー要素をプラス。また難燃生地ボディのためキャンプの火の粉もへっちゃらだ。3万2450円(アーバンリサーチ ルミネ新宿店)
キャンプブームを受けて、焚き火でも安心な難燃加工に
(アーバンリサーチ メンズバイヤー 佐藤祐輔さん)
難燃生地&難燃PVCで覆われたタグ
とことんミニマルNo.1
タテ:45.5cm ヨコ:40cm
GREGORY×Begin Market
[グレゴリー×ビギンマーケット]
’80年代に存在した、背面側にタグを縫い付けた“裏ロゴ”デイパを元ネタにした特注品。さらに金具部以外がブラックで統一され、スーツでも持てるソリッドさ。手前味噌ながら、2020年の発売以来完売→再入荷を繰り返す好評モデル。2万4200円(ビギンマーケット)
極限のミニマルを追求しロゴを禁断の裏配置!
(ビギン編集部 マスイ)
ロゴの裏隠しという「裏」技でグッとミニマル
[元祖]77年に誕生したバックパック界のロールス・ロイス
GREGORY[グレゴリー]
デイパック
ワンデイハイク用に開発された定番モデル。しっかり厚みあるショルダーハーネスの快適さはロールスロイスに喩えられるほどで、荷物の収まりがいいティアドロップ型のフォルムでも愛されている。W40×H45.5×D16.6cm。2万4200円(サムソナイト・ジャパン)
グレゴリー夫妻が“着るような”構造を実現
バックパックを“着るもの”にした
GREGORY[グレゴリー]
Since 1977 アメリカ
「背負うのではなく着るような構造」をモットーとするブランド。パック自体の軽さではなく、荷物を入れても軽々と背負えるかを重視した背負い心地が絶賛され、街でも人気に。
※この記事のコーディネート商品は、ユナイテッドアローズのジャケット2万9700円、パンツ1万5400円(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店)
※表示価格は税込み
[ビギン2022年6月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。