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デイパックだけじゃない!グレゴリーの表になる裏話【Vol.06 デイパック OG】
「背面こそ正面」。これは背負い心地命のバックパック作りにおける創業者ウェイン氏の格言です。本連載はその哲学を受け継ぎ、今後グレゴリーの代表作であるデイパックに匹敵するような、裏名作をお届けしていきます。
Vol.06
デイパック OG
骨子は変わらないけど要所はしっかり進化し続けてるってのが、時代が流れても欲しいにリーチし続ける定番の条件。ってことで、今月はグレゴリーの過去と現代の架け橋的な名作を!
「グレゴリーの顔といえばやっぱり『デイパック』。1977年の創業当時から存在する永世定番ですが、実は40年を超える歴史のなかで、細部の意匠は変化しているんです。この『デイパック OG』は、古くからのファンにとくに人気の高い、80年代後半から90年代初頭の『デイパック』のディテールを再現しています」。
まず目を引く違いがサイズ感。現行の定番デイパが26ℓなのに対して、OGは22ℓと若干小ぶり。この微差が通にとっては甚だ大きい!
「実は2017年にも、創業40周年記念として、この小ぶりな年代のデイパックが復刻されていたんですが、今作にもその玄人好みなサイズ感を踏襲しています。ただし中身はまったくの別物。パッド入りラップトップスリーブやマチ付きのメッシュポケットなど、使い勝手をアップさせる数々のディテールを盛り込んでいます」
要はヴィンテージ好き垂涎のクラシックカーの趣はそのまま、EV化させたようなもの! これってモノ好きにとって最強じゃないすか!
「OG=オリジナルの名を冠している通り、他にもわかる人にだけわかってもらえるマニアックな意匠は数多く復活させていますが、今作はあくまで“復刻”ではなく、“今使いやすい”にも、とことんこだわっているのが特徴です」。
往年のファンだけでなく令和の実を求めるユーザーにも響く、半歩先行く開発力に敬礼!
クラシックなサイズ感ながら、ラップトップやタブレットを同時に格納できる2層式のパッド入りスリーブを完備。過去と現代を上手くミックスさせた結果、汎用性も向上した。
プロダクトスペック
天地幅広めのボトムもハーネス下部に採用された補強用の“ハーフムーンパッチ”も、往時を知るファンには感涙の意匠。かと思えばマットブラックのYKK製10番ジッパーにブラックの革タブを備える等、カラースペックは今どきに。W37×H42×D17㎝。3万1900円。
現行のカレントロゴが鎮座するのも、『デイパック』ファミリーであることの証。ただ通常はブラックベースにホワイト系の刺しゅうが施されているのに対して、今作はホワイトベース×ブラック系刺しゅうの特別仕様に。
OGシリーズは他にもあるんです!
A テールメートM OG/80年代後半から90年代前半に存在したビッグサイズが、現代を踏まえた使いやすい収納性を備えて復活! W39×H23×D12cm。9ℓ。1万6500円。
B デイアンドハーフ OG/デイパック OGと同様、当時のやや小ぶりなサイズ感などレトロな見た目とモダンな機能をミックス。W43×H50×D19.5cm。32ℓ。3万8500円。
問い合わせ先/グレゴリー/サムソナイト・ジャパン ☎ 0800-12-36910
グレゴリー公式ホームページ
※表示価格は税込み
写真/上野 敦(プルミエジュアン) 文/黒澤正人 イラスト/新地健郎 編集/増井友則(Begin)