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デイパックだけじゃない!グレゴリーの表になる裏話【Vol.10 デイパック】
「背面こそ正面」。これは背負い心地命のバックパック作りにおける創業者ウェイン氏の格言です。本連載はその哲学を受け継ぎ、今後グレゴリーの代表作であるデイパックに匹敵するような、裏名作をお届けしていきます。
Vol.10
デイパック
知られざる裏名品を世に知らしめる本企画。それは裏返せば強烈な表=代表作が広〜く認知されているからこそ成立するもの。じゃあグレゴリーの表と言えば? 当然「デイパック」しかありません!……ってことで、今回はこれまでなかなか語られてこなかった、この超表名品の裏の勘所、“カラー”にフォーカスします。
「ブランドの顔とも言える製品だけに、歴史や機能に裏付けられた意匠がクローズアップされがちですが、実は古くからの愛好家にとっては、〝カラー〞というのも、『デイパック』を語るうえで欠かせない要素。近年はミニマルでアーバンなアイテムが人気を集めていたこともあって、ブラックをはじめとする暗めの色が主流になっていましたが、今季はブランドの出自であるアウトドアのエッセンスを色濃く反映した、ビビッドなカラバリも多く復刻されています」
これらはまさしくその好例。1990年代に展開されていた名色“ウルトラバイオレット(右上)”や、アウトドア界の鉄板2トーン“グレー/パープル(右下)”、記念すべきファーストカラー“ラスト”に酷似した“ブラウンキルティッド(左下)”、2000年代に大ブレイクした“スペクトラ(左上)”等々、顔ぶれはめちゃくちゃ多彩。
「カラーによって雰囲気がまったく異なるのも、『デイパック』が世代を超えて愛される要因のひとつ。個性の異なる色柄を多数ラインナップしているので、よりライフスタイルに合致したマイ・ベスト・デイパックが選べるはずです」
定番が好き!……だけど黒デイパ一辺倒からは脱却した〜い!というワガママさんはぜひ。
背負い心地命の姿勢を示す“背面”と同様に、“カラー”もまた“表”の勘所として語られるべき要素。今季登場した原点回帰的カラーは、ファンならずとも心揺さぶられるはず!
プロダクトスペック
創業者ウェイン・グレゴリー氏の格言“背負うのではなく着る”を体現するバックパネルや、丈夫で開閉しやすいYKKの10番ジッパー、シングルポケット(別売り)による拡張性など、完成された機能美はそのままに、今季は往年の名色がズラリ! ウォーム感◎の中綿入りブラウンキルティッドなど、バリエも充実。W40×H45.5×D16.5㎝。各2 万9700円。
バックパックの専門家である同社のなかでも「デイパック」は特別な存在。基本的には各シーズンごとに展開されるカラーパレットがすべて網羅されているんだそう!今季は、素材違いなども含めると計15色ものバリエが!
問い合わせ先/グレゴリー/サムソナイト・ジャパン ☎ 0800-12-36910
グレゴリー公式ホームページ
※表示価格は税込み
写真/上野 敦(プルミエジュアン) 文/黒澤正人 イラスト/新地健郎 編集/増井友則(Begin)