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デイパックだけじゃない!グレゴリーの表になる裏話【Vol.09 カバートソリッドデイ】
「背面こそ正面」。これは背負い心地命のバックパック作りにおける創業者ウェイン氏の格言です。本連載はその哲学を受け継ぎ、今後グレゴリーの代表作であるデイパックに匹敵するような、裏名作をお届けしていきます。
Vol.09
カバートソリッドデイ
通勤時にバックパックを背負うなんて今じゃ当たり前。ですが10年ほど前までのビジネスバッグ界ではブリーフケース一強。バックパック派はまだマイノリティでした。今回はそんな世の潮流を変える契機となった裏名作が主役です。
「『カバートクラシック』シリーズが登場したのは2012年。まだライフスタイルや働き方が変革され始める前でした。コンセプトは〝ビジネスバッグに見えないビジネスバッグ〞。グレゴリーらしいカジュアルなデザインに、ビジネスに効くスペックを凝縮したアイテムは、当時はかなり異色の存在として映ったはずです」。
今でこそビジネス界へ参戦するアウトドアブランドも珍しくありませんが、このシリーズこそまさにその走り。他にない独自の製品を!と思案を重ねて開発されたバッグのひとつが、象徴ともいえる「カバートソリッドデイ」です。
「PCや書類を運ぶうえで最も合理的な形として導き出された、この四角いフォルムのおかげで、デッドスペースが生じにくく、出し入れも容易。さらにガジェット類のケーブルなどを収納するのにも適したマルチケースが付属するのも、このシリーズならではの特徴です」
今や一大派閥になった四角いバックパックの草分け的存在が、そのアイデンティティを継承しつつ、今季5年ぶりにアップデート。ポケッティングを一新したり、ハーネスにテクニカルパック由来のスライド式スターナムストラップを備えたりと、利便性により磨きがかけられています。令和のビズスタイルに寄り添う過不足ないスペックは、トライする価値ありですよ!
ジャケットの上から背負っても引っかかりにくい、山用パックに使われるスターナムストラップを装備。長方形のフォルムは省スペースに貢献するため、電車の通勤時も優等生♪
プロダクトスペック
小さめのロゴや艶消しファスナー、PC室には止水ジップを備えたりキャリーケースのハンドルに装着可能と、ビズへの配慮は抜群だ。内装をバイカラーにして視認性を上げ、マルチケースのサイズを倍加するなど、今季から細部まで改良されている。W30×H45×D17㎝。24ℓ。ブラック・インディゴブルー/ 3万4100円。プレミアムブラック/ 3 万6300円。
ドリンク類や折り畳み傘の持ち運びを念頭に置き、ニオイや汚れを抑制する“アクティブシールドライニング”付きのサイドポケットを完備。ポケット下部には、水抜き用の切れ込みを入れるなど、細部まで気が利いてる~!
カバートシリーズの人気2品番も要チェック!
A カバートミッションデイ/カバートソリッドデイ同様に、考え抜かれたオーガナイズ機能が光る。22ℓと使い勝手のいいサイズ感も人気の理由だ。 W29×H44×D17.5cm。22ℓ。3万9600円。
B カバートオーバーナイトミッション/バックパック・ショルダーバッグ・ブリーフバッグと3WAYで使える。2日程度の出張に抜群の威力を発揮! W45×H33×D20cm。26ℓ。4万2900円。
問い合わせ先/グレゴリー/サムソナイト・ジャパン ☎ 0800-12-36910
グレゴリー公式ホームページ
※表示価格は税込み
写真/上野 敦(プルミエジュアン) 文/黒澤正人 イラスト/新地健郎 編集/増井友則(Begin)