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パタゴニアが「グラングリーン大阪」に新店をオープン!!!

「パタゴニア大阪・梅田」は 世界へメッセージを発信する場所だった

パタゴニアは、大阪の北エリア(梅田)にできた複合商業施設「グラングリーン大阪」内に96日、24店舗目となる「パタゴニア 大阪・梅田」をオープン(おめでとうございます!)。

国内最大規模であるワンフロア面積を誇る新店はどのようなメッセージを発信する場なのか? その背景を探るべく、現場へ直行! 店舗設計等を手掛けた竹内さんと「パタゴニア大阪・梅田」のこれからを共に歩む渡辺さんに話を聞きました。

パタゴニア 日本支社 セールス シニアマネージャー 竹内健二さん(写真右)/「パタゴニア東京・渋谷」の店舗スタッフからキャリアをスタートさせ、現在は24店舗ある直営店全体のセールスマネージメントを担当。プライベートではスノーボードを楽しみ、グッドコンディションな雪山があれば、どこでも滑りに行くとか。 パタゴニア大阪・梅田 ストア アシスタント マネージャー 渡辺 直さん(写真左)/学生時代に服飾を学び、その後渡米。NYで服飾関連の仕事に携わった後、30歳でパタゴニア 日本支社に入社。大崎→仙台と店舗スタッフとして経験を積み、現在は「パタゴニア大阪・梅田」のストア アシスタント マネージャーに。スタッフとのコミュニケーションを一番に考える、新店の頼れる兄貴的存在だ。

【CONCEPT】
国内最大規模の
フロア面積が生み出す解放感

―――24店舗目となる「パタゴニア 大阪・梅田」のオープン、おめでとうございます。まずは、「グラングリーン大阪」を選んだ理由についてお聞きしたいです。

竹内さん(以下、敬称略):大阪の南エリアでは「パタゴニア 大阪・心斎橋」と「パタゴニア サーフ大阪/アウトレット」という2店舗がお店を構えています。以前から、大阪の北エリアにも出店計画はありました。ただ、梅田はロケーション的に大型の商業施設が多いということもあり、独立した店舗を構えるのが難しい状況でもあったんです。しかし、「グラングリーン大阪」は複合商業施設ではありつつ、比較的路面店のような独立した世界観を作れるイメージが湧いたこと、そして、公園など緑や自然が近くにあることから出店を決めました。また、梅田の中心街から少し離れた場所なので、お客様が目的を持ってご来店頂ける距離感であることも大きな要因です。

—めちゃくちゃ解放感のある店内ですね!

竹内:フロア面積は、116坪。国内でいうと「パタゴニア 京都」、「パタゴニア 東京・ゲートシティ大崎」に次いで3番目の広さです。ただ、どちらも複数階層の合計面積なので、逆にワンフロアで考えると国内で1番広い店舗といえます。開放感という意味でいえば、もともと中2階のフロアと連結した作りになっていることもあり、天高が5.4mもあるんです。

—確かに! お客様もリラックスした気持ちで過ごせそうですね。デザイン面でのポイントはありますか?

竹内:今年「パタゴニア 大阪・心斎橋」が26年目なのですが、そのデザインや什器を継承しつつ、さらに新しく進化させた作りになっています。実はあのタイルが貼られたレジ台は、心斎橋ストアのオープン当初から使われていたものを運んできたんです。マリブタイルと呼ばれており、当時はパタゴニアの本社がある米国・ベンチュラから心斎橋に持って来た、大切なアイコンです。

渡辺さん(以下、敬省略):レジ周りでいうと、レジ裏のパネルは恐らく世界中のパタゴニアの直営店のなかでも一番大きいかもしれません。

―――ほんとだ! 迫力がハンパない!

竹内:写真というか、もう壁面ですよね()

渡辺:高さ約3.5m×幅約10mで、12枚のパネルを貼り合わせて作っています。フィッツロイを西側から撮影した珍しいアングルの写真というのも特徴です。

【PRODUCT】
中古販売エリアを
国内で初めて常設!

 

―――製品のラインナップに関して教えてください。

渡辺:新店オープンに伴い、「パタゴニア 大阪・心斎橋」や「パタゴニア サーフ大阪/アウトレット」も含めて、製品ラインナップの見直しを図りました。サーフ大阪ストアで展開していた第一産業向けのワークウェアは梅田ストアに、サーフ大阪ストアではサーフとアウトレットを引き続き展開します。そして、心斎橋ストアでは新たにマウンテンバイクのカテゴリーを追加するなど、大阪全体で全部のカテゴリーを網羅できるように整えました。逆にいうと梅田ストアには、マウンテンバイクとサーフカテゴリー以外はほとんど揃っています。

―――シーズナルなライフアウトドアの製品に加えて、パタゴニアのDNAでもあるテクニカルの製品も言わずもがな、充実していますね。

竹内:そうですね。直営店のなかでも、この広い敷地を活かした豊富なラインナップとなっています。ちなみにテクニカルのエリアはライフアウトドアと変化を持たせるため、レンガ調の内装にしています。

渡辺:もともと廃棄される予定だった鉄粉を業者の方にお願いして、それを練り込んでもらったレンガを使っています。シュイナードイクイップメントというもともと鍛冶屋として誕生したパタゴニアとの親和性を意識しました。

―――使い古された風合いが素敵ですし、ブランドの原点に敬意を払う姿勢が感じられます。トピックスでいうと、WORN WEARのプログラムの一環として始まった中古販売エリアも常設されていますよね?

竹内:はい、国内の直営店としては初の試みとなります。524日~819日の間に渋谷ストアでポップアップを開催したのですが、お客様から多くの反響を頂きました。京都ストアでは昨年1ヶ月ほどポップアップを開催したのですが、そのときも好評だったので、梅田ストアでの反応も楽しみです。

—Beginでも渋谷ストアの取材をさせてもらったのですが、凄い熱気でした! リペアスペースを活かしたイベントも今後開催される予定ですか?

渡辺:現状の予定では11月以降から順次イベントを企画していければと考えています。

 

【PURPOSE】
大阪から世界に。
グローバルな発信拠点として

―――最後に「パタゴニア 大阪・梅田」から伝えていきたいことについてお聞きしたいです。

竹内:梅田は世界各国から人々が集まる場所。彼らが自国に戻った際、我々のスピリットを持ち帰ってもらうためにも、梅田ストアはパタゴニアの世界共通のビジュアルを使用したり、パネルの文言をバイリンガル表記にしています。“世界に向けて発信するお店”になればと思っています。

渡辺:パタゴニアの新たな取り組みを海外のお客様にも発信できたらと思い、中古販売エリアも常設しました。スタッフの皆と、グローバルな視野を持って「パタゴニア 大阪・梅田」とともに成長していきたいと思います。

SHOP INFORMATION

パタゴニア 大阪・梅田
住所:大阪府大阪市北区大深町6-38 グラングリーン大阪ショップ&レストラン 北館1F
営業時間:11:00〜19:00(定休日:毎月第3水曜日)
電話番号:06-6445-9770

問い合わせ先/パタゴニア日本支社 カスタマーサービス☎0800-8887-447 パタゴニア公式ホームページ

写真/松島星太 文/増井友則(Begin)

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