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デイパックだけじゃない!グレゴリーの表になる裏話【Vol.07 レトナ25】
「背面こそ正面」。これは背負い心地命のバックパック作りにおける創業者ウェイン氏の格言です。本連載はその哲学を受け継ぎ、今後グレゴリーの代表作であるデイパックに匹敵するような、裏名作をお届けしていきます。
Vol.07
レトナ25
アウトドア分野で培った技術を盛り込んで普段使い向きのバッグを作る。そんな挑戦的コンセプトのもと2022年にお披露目されたのが『ルーヌ』。裏名品を推す本連載の第2回目で取り上げましたが、今やその人気は表へと転じ、新定番と呼べるほどのヒットを記録しています。
「今回紹介する『レトナ』は、その弟分的存在として開発された新作。“山由来の機能を街向きに”という思想自体は同じですが、よりカジュアル使いしやすいように、採用する機能を徹底的に見直し、サイズ感も微調整しています」。
定番の『デイパック』は過不足ない機能と荷物をザックリ出し入れできるシンプル構造が魅力。対して多層構造×先端機能山盛りの『ルーヌ』は、ビズ使いにも◎な実用性が自慢です。
『レトナ』はいわばその中間。三方開きでガバッと大きく開くし、内装もシンプルに設計されているので、『デイパック』同様、荷物の出し入れにストレスがありません。また、トレッキングポールやウエストベルトといったアウトドア的意匠はあえて排除。ですが、多密度フォームバックパネルとエアメッシュを背面に使い、カーブを描いたパッド入りショルダーハーネスを備えるなど、背負い心地を左右する部分にはしっかりグレゴリーイズムを注入しています」。
こうして最大公約数的パックとして設計された『レトナ』は、街使いからハイクなどのアウトドア使いまで幅広い汎用性を獲得。しかも適度な意匠を厳選使いすることで、なんと1万円台というフレンドリープライスを実現♪(嬉)。物価高に逆行する同社の姿勢には敬礼もんです!
ガバッと大きく広がる開口部や十分なマチ幅、そしてシンプル内装の合わせ技で、荷物の出し入れは超イージー♪ 山由来の機能も随所に備えてるから、ハイキングにもグッドです。
プロダクトスペック
外からアクセスできるパッド入りPCスリーブのほか、カラビナ等を付けられるループやコンフォートグリップ成形ジッパープルを完備。加えて前面にクイックアクセスポケットを、サイドにストレッチメッシュボトルポケットを設けるなど、実用的意匠も満載。W29.5×H52×D22.9㎝。各1 万9800円。
アウトドアパック界の雄であるグレゴリーは、環境への配慮も当たり前。『レトナ25』の生地は、300デニールのリサイクルポリエステル・リップストップで、さらに環境に優しいPFCフリーの耐久撥水加工が施されている。
レトナは25の他2サイズあり!
A レトナ20/基本構造はレトナ25と同様で、よりミニマルなサイズ感が魅力! W28.5×H50×D21cm。20ℓ。1万7600円。
B レトナ28/1泊2日の旅行や出張にも最適な28ℓバージョン。W29.5×H52×D24.1cm。28ℓ。2万2000円。
問い合わせ先/グレゴリー/サムソナイト・ジャパン ☎ 0800-12-36910
グレゴリー公式ホームページ
※表示価格は税込み
写真/上野 敦(プルミエジュアン) 文/黒澤正人 イラスト/新地健郎 編集/増井友則(Begin)