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一文字袋縫い 靴 代表ブランド ニューバランス

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写真は一文字袋縫いの「MR993」。あえてわかりやすいようにアッパーとライニングを分けて見せているが、ともに縫い目が縦に真っ直ぐ入っている。これが足を至極の快適さで包み込む職人ワザだ。

ぐるりと足を包み込む足袋のようなホールド感

一般的なスニーカーのライニングは、足底までぐるりと一周する作りにはなっていない。そのほとんどは上からかぶせ、ソールに接合されている。ランニング用だとしても、完全な袋になったライニングは少ないだろう。一文字袋縫いとは、足を包み込むように袋縫いされるライニングの縫製方法。つまり、日本古来の履きもの、足袋のようなホールド感が得られるわけだ。これがアッパーの内側に挟み込まれ一体化したスニーカーが、足に吸い付くような履き心地であることは、ビギン読者なら推して知るべしだ。

一文字袋縫いは、履き心地のよさを追求する「ニューバランス」の”MR993″や”991″のライニングで採用されている。全モデルに採用されているわけではないので、より歩きやすい一足を求める人には、こだわってほしいディテールだ。もちろん、耐久性と衝撃吸収性を兼ね備えたENCAPや、踵を包み込むヒールクレイドルなど、ソールやインソールのよさも大きな美点。それらが生む快適性、そして定番ファッションアイテムとの相性のよさが、履いときゃ絶対間違いなしの安心感を生んでいる。

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写真のように、熟練職人の手作業によって一文字袋縫いは施されている。この手間のかかる作業の積み重ねにより、ニューバランスの足に吸い付く履き心地が生まれるのだ。

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900シリーズの原点回帰を目的に登場した、走るための最先端技術満載のモデル「M990V3」。

 

※本記事に掲載されている商品の仕様などの情報は、原則として2012年Begin9月号の特集に掲載された当時の情報となります。現在の仕様や情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

 

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