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リムライニング 眼鏡 代表ブランド フォーナインズ

現代では非常に稀な眼鏡作りの伝統技術

眼鏡のフレームのレンズを縁取る部位であるリム。この内側のレンズをはめ込むヤゲン溝に樹脂を塗り、クッション性を高めてフレームのレンズへの干渉を軽減する手法をリムライニングと呼ぶ。昔はレンズの素材がガラスであることが多く、フレームがレンズに負担をかけて割れないようこの技術が生まれた。だが割れにくいプラスチックレンズが普及したことや、手間もかかる作業なため省略されることが多く、現在ではほとんど行われていない絶滅危惧的な技術である。

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使用時に生じる負荷を吸収し分散する独自の機構“逆Rヒンジ”など、眼鏡業界の常識を覆し数々の新しいスタンダードを打ち出してきたことでご存じのアイウェアブランド「フォーナインズ」。昨今多く用いられている人気のシートメタルフレームはレンズへの負荷が大きいことから、フォーナインズでは独自のダブルフロント構造を採用したり、現代では稀なリムライニングを用いるなど、フレームとレンズの相性を高めるための機能的な作りが施されている。こんな細かいディテールに妥協を許さない姿勢を見れば、世界屈指の品質、と高い評価を受けるのも頷けるはずだ。

レンズをはめ込む溝に樹脂を用いる。フォーナインズの眼鏡ではシリコン樹脂を使い、よりフレームとレンズの相性を高めている。

 

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フォーナインズ シートメタルフレームの人気シリーズ「S-830T」にも、リムライニングが施される。

※本記事に掲載されている商品の仕様などの情報は、原則として2012年Begin9月号の特集に掲載された当時の情報となります。現在の仕様や情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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