【パタゴニアなど】武骨だけど爽やかに着こなす！ ワークベストコーデのポイント

Ｔイチで過ごせる日も増えてきた今日この頃。楽ちんなのはいいけれど、スタイリングが単調で最近なんだかお洒落がつまらない……な〜んて悩みを抱えている方、多いんでない？　マンネリ打破に効果てきめん、かつロングシーズン使える“ベストなベスト”を厳選ディグ。着こなしのツボを交え紹介いたします！

手ぶら派のマストベスト!!
ラゲッジVESTタイプ別着こなしGUIDE

オススメしたいのは、一枚でがっつり存在感を盛れる収納付きのベスト。ミリタリーにワーク、アウトドアと多彩なタイプがあり、それぞれに魅力があります。ポテンシャルを活かすためのテクを徹底解説！

ベースのＴシャツはヘビーウェイトを選びましょう

スタイリスト
武内雅英さん

WORK VEST
ラギッドなデニムベストはマリンテイストで爽やかに

ベストの色を拾うのも、基本のき。レミ レリーフのTシャツ 2万900円（ユナイト ナイン）　エヌ ヴィビーのパンツ 3万3000円（アテンション ジャパン プロダクツ）　ナイン テイラーのニットキャップ4950円（スタジオ ファブワーク）

素材の持つニュアンスという点で右に出る者がいないのが、デニム。ラギッドなデニムベストもまた、持っておくべきベストの筆頭といえましょう！　ライトオンスのデニムを用いたこちらは、ならではのラギッドな趣を醸しつつも軽やかに装える一着。

そんな持ち味を引き出すためにも、「スタイリングは土臭さを抑えるのが正解」と武内さんはいいます。そこで役にたつのが、対極の爽やかさを備えたマリンなボーダーＴシャツ！　硬軟のバランスがお洒落の肝というわけです。

蛇足ですが「ワークなベストと相性のいいヘンリーネック」なのも、密かなポイント也。

無造作に羽織ってサマになるニュアンス抜群のデニムベスト

POST O’ALLS［ポストオーバーオールズ］
DEEベスト

8オンスの薄いデニムを用いたこちらのベストは、半月形に口が開いたポケットや、フラップのように下部が垂れたディーポケットが目印。洗いによって、最初から味な風合いが楽しめる。5万1700円（ポストオーバーオールズ中目黒）

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涼しげに着られる薄手8オンスデニム

ワークスタイルの雄なればこその安心感

WORK VEST
くすんだ色のＴシャツで街馴染みを意識しましょう

ロングな着丈のワークベストとコントラストを付けるべく、Tシャツはタックイン。白は爽やか要素として活用度大だ。ユナイテッドアスレのTシャツ2970円(（キャブ)　ナイジェル・ケーボンのパンツ4万6200円（アウターリミッツ）

丈夫かつ環境に配慮した産業用ヘンプを主素材にしたこちらのベストは、林業や農業に漁業など、屋外の多彩なフィールドで働く人に向けた知る人ぞ知るパタゴニアのワークウェアカテゴリーの一着！　

フィッシュテイルになった長めの着丈も印象的ですが、ここで重要となるのがＴシャツとの丈のバランス。この場合「中途半端にならないよう、Ｔシャツをタックインしてメリハリをつける」のがプロのワザです。

Ｔシャツの色は、街馴染み＆ベストとの色相性がいいくすんだそれをチョイスするとよし。かつ、「パンツはホワイトで爽やかに！」が常道と心得ましょう。

パタゴニアのワークカテゴリー発！　知る人ぞ知る隠れ名品

patagonia［パタゴニア］
メンズ・オールシーズンズ・ヘンプ・キャンバス・ベスト

産業用ヘンプとリサイクルポリエステル、オーガニックコットンからなる丈夫なキャンバスを用いたワークベスト。一見シンプルだが5つのポケットを備え、機能面もばっちり。2万900円（パタゴニア日本支社 カスタマーサービス）
色

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頑丈かつ味のあるまだら調の生地

ロゴはワークウェアカテゴリー専用色

 
※表示価格は税込み

［ビギン2025年7月号の記事を再構成］スタッフクレジットは本誌をご覧ください。