【コロンビアなど】アウトドアのプロも絶賛! 雨の日もヘッチャラな最強防水な通勤靴
【2025年の世界トレンドがわかる!? 靴&サンダル万国履く覧会】
日本では20年ぶりの開催となり、蓋を開けてみれば大賑わいの大阪万博。世界中から集結する最新の技術や文化に浮足立つのも結構ですが、文字通り足元がおろそかになってません?(笑)というわけで本パビリオンでは、ビギンが2025年の靴&サンダルの最新トレンドを徹底ガイド! 夏の主役を決める万国“履く”覧会、堂々開幕です!
“アウトドアブランドの中の人”人気No.1なら間違いナシ!?
【OUTDOOR SHOES FOR WORK】山屋の防水通勤靴
今や防水スニーカーは通勤シューズとしても高支持率。雨に強いのはもちろん、スニーカーならではの機能性が人気の理由。だからこそ、防水&高機能なシューズに強いアウトドアブランドの、その「中の人」が実際に仕事で履いてるシューズが気になるんです!
■通勤服のカジュアル化が進み、もはや革靴見えじゃなくてもOK
■アウトドア品質だから雨の日でもヘッチャラ
■関係者の人気No.1のモノなら最強説!
【安定感】で選ぶなら……
通勤にも余裕で使えるトレラン対応シューズ
MAMMUT[マムート]
サーティグトレイルラン ロー ゴアテックス
不整地を駆け抜けるトレイルランのために開発された一足。クッション性に加え、反発を生んでスピードを加速させるハイリバウンドなミッドソールを採用している。激しい衝撃に備えてアウトソールも超高耐久だ。2万8600円(マムート・スポーツグループジャパン)
PRチームの所持率100%!
マムート プレス
宇津木正太さん
防水なのでシーンを選ばず着用できますが、つい毎日選んでしまう理由は履き心地の良さにあり。昨今のトレイルランニングシューズのトレンドでもあるハイリバウンドな弾性の高いミッドソールなので、いたずらに沈み込むフワフワなソールに比べて、立ち仕事や外回りで圧倒的に疲れないんですよね。採用しているゴアテックスも最新のインビジブルフィットなので、足入れしたときに縫い目のゴロつきを感じさせず、快適。日常的に履いても全然減らないアウトソールも頼もしく、気が付いたらPRチーム全員が所有してました。セーフティオレンジの差し色がワンポイントです。
安定感バツグンの硬めアウトソール
アウトソールのラバーは剛性の高い硬めの味付け。ねじれ剛性がすこぶる高く、歩く距離が嵩むときほどその安定感が快適さに繋がる。
【コスパ】で選ぶなら……
随一のコスパも見逃せない人気シリーズの最新作
Columbia[コロンビア]
セイバー シックス ロー アウトドライ
セイバーシリーズの6代目。自社独自の防水透湿機能「アウトドライ」が水の浸入を防ぎながらもムレを逃し、靴内部を快適に保つ。アウトソールは耐久性とグリップ力に優れているため、水浸しの路面でも安心だ。1万5950円(コロンビアスポーツウェアジャパン)
オフィス勤務社員の1/3は履いてます
コロンビア プレス
西津嘉人さん
優れた防水透湿性を誇るセイバーシリーズは前々から人気。社内では現状前作の5代目を履いている人が多いですが、新作を買い足す人も増えてきました。手前味噌ながら、アウトドライの信頼性の高さは身内のメンバーが身をもって感じているんですよね。我々のオフィスは新宿区なのですが、通勤使いという視点では、随所に利かせたレザーの切り替えもビジネス使いしやすい所以。最新のミッドソールテクノロジーも搭載と必要十分な機能性でありながら、お値段は控えめ。誠に現実的な理由ではありますが、コスパ面からも物欲多めなスタッフから厚~い支持を集めています(笑)。
軽量かつクッション性◎な独自ミッドソール
ミッドソールは独自開発素材のテックライトウルトラ。コロンビア史上最高のクッション性を誇り、この点でも買い替え需要を促進。
【防水度】で選ぶなら……
総合力で優れたブーツ界の急先鋒
THE NORTH FACE[ザ・ノース・フェイス]
TNF レインブーツ ゴアテックス
軽量で耐摩耗性の高いスペクトラリップストップナイロンを採用し、クルマなどへの積載性や未使用時の収納性に優れたブーツ。バックファスナーはガゼット構造で、着脱時でも雨水や砂利の浸入を防ぐ。2万7940円(ゴールドウイン カスタマーサービスセンター)
東京オフィスの半分以上が愛用!
ザ・ノース・フェイス MD
吉岡准史さん
2024年の秋冬から展開しはじめたほやほやのモデルですが、ここのところ社内所有率が急伸しています。ロングブーツなのでローカットのモデルと比べてシンプルに浸水を防いでくれるんですよ。履き口はバックファスナー仕様なので着脱イージー! シンプルなジッパーブーツ顔ですが、アウトソールはボリュームのあるヴィブラム トラクションラグでグリップ力にも秀でています。何よりハイテク・モードな雰囲気で、シンプルな服装にハマるのも人気のポイント。晴天時も積極的に履きたくなりますし、店頭での評判もよく、シューズ部門を担当する身としては嬉しい限り!
ロングブーツなのに収納イージーなとこ
履き口がペシャッとなるので、ロングブーツながらシューズボックスにローカット感覚で収納可。ソフトな素材で履きやすさも抜群。
【フィット感】で選ぶなら……
着脱イージーかつグリップ力も◎
mont-bell[モンベル]
トレールウォーカー BOA
軽量で、低山ハイキングやキャンプに適した全天候型のロングセラーゴアテックススニーカー。BOA社のダイヤルフィットシステムを採用しており、素早くフィット感の調節ができ脱ぎ履きが容易なのがすこぶる便利。2万2900円(モンベル・カスタマー・サービス)
東京営業所の着用率No.1です
モンベル 広報
宝迫哲史さん
今回のお題を聞いて真っ先に挙がったモデルがこれで、雨の日は本モデルを履いてくる人が多いです。フィット感を調節できるBOAフィットシステムを搭載したハイキング対応のローカットシューズは2008年より発売しているんですが、モデルチェンジを重ねており、こちらはその2025年版。アッパーはゴアの透湿性を最大限に活かす、しなやかで耐摩耗性に優れたメッシュ。アウトソールは弊社自慢のトレールグリッパーで、濡れた路面も余裕。BOAフィットシステムのダイヤルがよきデザインアクセントで、カジュアルなデニムでも、はたまた化繊のセットアップもこなしてくれます。
フィット感自由自在なBOAシステム
ダイヤルをカチカチッと回すだけの簡単システム。フィット感を細か~く調整できるうえ、デザインのアクセントにもなっている。
【推進力】で選ぶなら……
日本支社内でも再注目の先進的なハイテクモデル
MERRELL[メレル]
スピード アーク マティス ゴアテックス
創業者の1人、クラーク・マティス氏が退任前に最後に手掛けることになった革新的ファストハイクシューズ。モチッとしたEVA素材を2層使いし、あいだにナイロンプレートをサンドしたハイデザインのソールが目を惹く。3万800円(丸紅コンシューマーブランズ)
リテール部門担当者は早速全員愛用中!
メレル リテールマネージャー
工藤 俊さん
今季登場したばかりのニューモデルですが、メレルらしいユニークなデザインの最新形としてスタッフが軒並み購入(笑)。ストリートファッションにも対応するモードなデザインが皆のお気に入りポイントですが、もちろん見かけ倒しではありません。マシュマロでプレートを挟んだような2段構造のソールユニットには、足を地面についたら自然と前に進むような、群を抜いた推進力があります。外回りの多い我々にはもってこい。アッパーはゴアテックス、アウトソールは最新のヴィブラムメガグリップ×トラクションラグテクノロジー。前から見たらスマートなワイズもポイントです。
推進力を生むハイテクミッドソール
捻じれを抑制し、安定感と剛性を向上させるナイロンプレートをあえて露出させてインサート。踏み込むたび前への推進力が得られる。
※表示価格は税込み
[ビギン2025年7月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。