フォルクスワーゲン希少モデル「キャラット」で実現! 究極のサーフトリップ車中泊

乗って寝て旅をして。楽しい車中泊のはなし“キャンプ・マイ・カー”
ここ最近、高級旅館でもリゾートホテルでもなく、あえて車中泊を楽しむ人が増えています。よき旅に愛車あり。本連載では、マイカーで漂泊しながら旅するセンスのいい人のカーライフを紹介。こだわりの仕様や必需品、お気に入りの場所までご本人に熱く語ってもらいます。

今回カーライフを紹介してくれる方は…

柴田アルべルト将吾さん

 
[DRIVER]フリークス ストア バイヤー 柴田アルべルト将吾さん
サーフブランド勤務、渡米経験を経て2018年にバイヤーとして入社。サーフィン歴は22年で、いい波を求めて全国をトリップしている。
 
[CAR]フォルクスワーゲン ヴァナゴン
ヴァナゴンのなかでも希少モデル「キャラット」は、1990年式でシートの3列目はフルフラットに。フェイスは北米仕様の角目4灯だ。

アメリカで憧れた究極のサーフトリップ

フォルクスワーゲン ヴァナゴン

カリフォルニアに住んでいた頃、驚いたのがサーファーのビーチでの過ごし方が日本と全く違っていたこと。日本では早朝の数時間だけ波に乗り、すぐに帰宅する人がほとんど。

一方、カリフォルニアのサーファーは一日中ビーチでダラダラ過ごします。多くの人がヴァナゴンを拠点にしながら、海に入ったり友人とご飯を食べたり……を繰り返していたんです。そのスタイルがクールで感銘を受けました。

ほどなくして帰国。車を乗り換えようと車店を訪れると、この青いヴァナゴンが目に留まった。カリフォルニアのビーチで焦がれたあのスタイルが実現できそうと思い、即購入しました。

車内は3列シートで、2列目が後ろ向きに固定された対面式。そのサイドには折り畳みテーブルが備えられ、3列目はフルフラットベッドになります。サーフィンの合間に、この特等席で仲間とワイワイ騒ぐ時間は最高に楽しいですね。

ベッドも広く、大人3人川の字で眠れます。長距離を移動しながら疲れたら仮眠することも多いので、さっと羽織れて暖かいナンガのダウンブランケットは重宝しています。

多くのサーファーがそうであるように、サーフィンに行くときは前日の夜まで天気予報と睨めっこ。以前、青森へ行く予定が直前に中止になったことがあった。全国の予報を調べ上げ、結果的に正反対の徳島へ向かったらいい波に当たって最高でした。

波を見極めるためにギリギリまで行き先を吟味したい。サーファーにとって車中泊トリップは、究極のカタチだと思います。

[detail]

フォルクスワーゲン ヴァナゴン
後部座席がまるでリビングに!

フォルクスワーゲン ヴァナゴン
床は現地の若者を真似てDIYで板張りに

[item]“ダウンケット”はビーチのチルタイムにも

ナンガ × フリークス ストア 別注ダウンブランケット

ナンガ × フリークス ストア
別注ダウンブランケット

ナンガ謹製のダウンブランケットはインラインよりコンパクトなサイズで、車中泊にぴったり! レトロな別注柄は車内で映えるし、ボタン付きで肩に掛けやすいのでビーチキャンプにも活躍する。W140 × H200cm。1万7500円(フリークス ストア渋谷)

ナンガ × フリークス ストア 別注ダウンブランケット

[place]静岡県・牧之原市「相良サンビーチ」

相良サンビーチ

ビーチのすぐ側で車中泊&キャンプができる静岡県の相良サンビーチ。近くにはサーフスポットの御前崎やスケートパークもあり、絶景もアクティビティも楽しめる。

 
※表示価格は税込み


[ビギン2025年1月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。

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