【トヨタ ハイエース】たっぷり収納&広々空間で楽しい車中泊!《キャンプ・マイ・カー》

乗って寝て旅をして。楽しい車中泊のはなし“キャンプ・マイ・カー”
ここ最近、高級旅館でもリゾートホテルでもなく、あえて車中泊を楽しむ人が増えています。よき旅に愛車あり。本連載では、マイカーで漂泊しながら旅するセンスのいい人のカーライフを紹介。こだわりの仕様や必需品、お気に入りの場所までご本人に熱く語ってもらいます。

今回カーライフを紹介してくれる方は…

消防士 縣耕さん トヨタ ハイエース

 
[DRIVER]消防士 あがた おさむさん
幼少期よりアウトドアに親しみ、登山や釣りなど多彩な趣味を持つ。各地のフィールドを旅する愛車の年間走行距離は、2万km超え!
 
[CAR]トヨタ ハイエース
5年前に購入したというハイエース200系は、アウトドア好きが頼れるディーゼル・四駆タイプ。車体のカラーは自ら塗装したとか。

「その日のゴールは決めず気ままに、快適に」

消防士 縣耕さん トヨタ ハイエース

学生時代はサーフィンにSUP、社会人になってからはスキーや登山、釣り、パックラフトにも手を広げ、気づけばアウトドアと呼べる大体のものを嗜むようになっていました。アクティビティの際は、前日の仕事終わりに現地まで移動して車中泊というパターンが鉄板。

ただSUVに泊まっていた頃は狭い車内で体はキツイし、服を着替えるにも一苦労でした。「寝て、起きて、着替えて」が快適になる広々とした空間が欲しいと思ったのが、ハイエースに替えた理由です。

僕にとって、車中泊はあくまでアクティビティを楽しむための手段。車中泊をすることでかえって疲れて、翌日のコンディションに響くということだけは避けたいところです。そんなわけで寝床にはとことんこだわりました。

[custom]

自作のベッドキットにはクッション材を封入。その上に手軽なキャンプ用のマットを重ねて寝ていましたが、敷き布団に替えたことで、さらに寝心地がアップ!

体への負荷が和らぎ、一週間以上を車中泊で過ごそうとも全く苦にならなくなりました。ハイエースの優れた収納力を損なわないよう、ベッドキットの下を収納ボックスにカスタマイズしたのもこだわりです。

遠くへ長期の旅に出るときは、行きたい場所以外は細かく決めないのがスタイル。だから、その日のゴールを自由に設定できる車中泊がやっぱり性に合うのだと思います。日付が変わったら車を停めて寝て、目覚めたらまた走りだす。そんな気ままな旅を、これからもずっと続けていきたいですね。

[place]長野・諏訪湖石彫公園

長野・諏訪湖石彫公園

「長野・諏訪湖石彫公園の駐車場は周辺に公衆浴場が多く、早朝から営業しているパン店や面白い店もあるので、それ目当てに遊びに行くことも」

[goods]セミダブル用はハイエースにピタッ!

NITORI ニトリ 敷き布団

NITORI[ニトリ]
敷き布団

数年前、3000円前後で購入したという敷き布団。肝はハイエースの幅にジャストフィットするセミダブルサイズ。また抗菌防臭素材で気兼ねなく使えること。一枚かませるだけで腰にやさしく、車内の冷気もカットしてくれる。


[ビギン2024年7月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。

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