もはや抽選でしか手に入らない しかも日本で一人のみ(現状)の「リラブド」バブアーとは?
ウワサの服 希少予報[数がヤバい!? 絶滅危惧服]
技術が発達しても、大金を手にしてもいつまでだって同じ服が手に入るとは限りません。貴重な古着をアップサイクルした服やデッドストック品など、そもそもの玉数が少ない服は、常に絶滅の危機。なくなる前に救うべし。
日本でも始動!? 注目の「リラブド」バブアーとは?
この長年着込んだバブアーだけが発する重厚感に、目を惹かずにはいられないパッチワーク……欲しいでしょう? でも残念、買えないんです。
コレの正体は、着られなくなったバブアーのジャケットを回収し、まだ使える部分を繋ぎ合わせて新たな一着に転生させた「リラブド」バブアー。うち下写真の5着は、ビューフォートの40周年を記念し40着のみ作られた限定モデル。日本では代官山店での展示ののち、オンライン抽選を経て1着だけが譲渡されるという、超〜希少なバブアーなんですね。
40着のみ作られた限定モデルのうちの5着は代官山店で展示される
リラブドを製作するのは、英国・サウスシールズ工場のリペアを担当する部隊の中でも極一部の精鋭部署。小さな部署のため職人も少なく、材料が着られなくなった古着というのもあり、特別なモデルでなくとも生産数は限られています。
今回の40周年記念リラブドビューフォートにいたっては、日本で手に入るのは1着のみ!と、もはやゲットは神頼みの域ですが、これを機に日本でも「リラブド」プロジェクトを始動予定というのは朗報です。ところで、残りの4着は何処に……。続報を待て!
数十年物!?のビューフォートが良い味増して2周目に
擦り切れやすい要所を革のパイピングでガッチリ補強
同系色の生地を巧みに配したパッチワーク
コーデュロイ衿の後ろには40周年を記念するスタッズ
タグには縫製担当者のサイン&シリアルナンバー
\当たるのはコレ!/
Barbour[バブアー]
リラブド ビューフォート
着られなくなったビューフォートを基に、同様のバブアージャケットの生地を繋ぎ合わせて製作した、インパクト満点の40周年記念モデル。古着好きなら、ワックスが変わる以前の金属っぽい匂いに懐かしさを覚える人もいるだろう。世界限定40着のうち写真下の5着がバブアー代官山店で展示され、展示後、1着が抽選を経て譲渡される予定。
手間暇かかるリラブドの製作風景がコレ
英国へ赴いた本紙取材班は、リラブドの製作セクションにも潜入。その模様がこちら!
限られた職人しか作れないから希少!
製作を手掛けるのは、サウスシールズ工場の限られた熟練職人のみが携わるリラブド バブアーの専門部署。もちろん手作業で製作される。
日本で展示されるのは最上級の「リラブド」
「リラブド」は、リメイクの程度により3つのラインに分けられる。うち、日本に来たものは最も凝った作りの「スーパーリラブド」だ。
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実際に見られる!
バブアー代官山店
9月29日にオープンしたばかりのフラッグシップストアにて展示中。
- 住所 :
- 東京都渋谷区猿楽町25-1
- 電話 :
- 03-6416-9551
- 営業時間 :
- 11:00〜19:30
- 定休日 :
- 日曜、祝日
※表示価格は税込み
[ビギン2023年12月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。