特集・連載
7大スニーカーブランドの「NewカラーなNewカマー」
スニーカー 新・レトロ主義 コレクターや転バイヤーによる争奪戦が勃発! ネットフリマではショーゲキの高値で落札!? 著名人やハイブランドのコラボなど、スニーカー界のトレンドはプレミアものしか勝たん!状態なようで。もちろん、それが悪いとは言わないけど、前衛的なデザインはちょっと扱いづらいし、投機目的で買うのはロマンがないよなぁ、な〜んて思ったり。そこで、ビギンは誰もが安心して履ける"レトロ"に注目! だってスニーカーって毎日の歩みを支えてくれるものだし、何十年と愛され続ける定番やどこか懐かしい顔のスニーカーが、結局我らベーシック好きのワードローブには一番しっくりくるでしょ? え、レトロって古くさく見えない?的な心配も不要。たとえばレトロな要素をMIXしてモダンな顔つきにアップデートしたり、ソールだけ最新のエアに替えてみたり……。程よく"今っぽい"エッセンスが加えられた「新・レトロ」を選びの基準にすれば、時代も年齢も関係なくず〜っとカッコイイ♪ってわけで、ドドンっといっちゃいましょ! この記事は特集・連載「スニーカー 新・レトロ主義」#30です。
7大スニーカーブランドから、進化する定番&名作モデルを一気にお見せしちゃいます!
[1]Converse
復活のアーカイブカラーを洗い加工でさらに味出し!
Converse[コンバース]
ジャックパーセル US カラーズ
オールスターに並ぶ定番モデル。アーカイブにあるネイビーとバーガンディーの2色を採用。洗い加工を施すことで、使い古したような味のある風合いを備える。各8250円(コンバースインフォメーションセンター)
[2]Vans
オーセンティックでもビタミンカラー捕獲!
Vans[ヴァンズ]
オーセンティック
サーファーからの支持が厚いオーセンティックでビタミンカラーを発見! スッキリした履き口やデザイン性と鮮やかな色は相性抜群で、名作をより軽快な印象に。各5500円(ヴァンズ ジャパン)
ビタミンのみならずアースカラーも捕獲!
Vans[ヴァンズ]
オールドスクール
ヴァンズが誇る永遠のクラシック顔からも、豊富な色バリが登場。ビタミンカラーはもちろん、落ち着いた印象のくすみカラーまで。数足所持するファンも思わず手が出る、名配色がずらり。各7150円(ヴァンズ ジャパン)
街履きしやすいナチュラルなツートーン
Vans[ヴァンズ]
エラ
足首の負担を軽減させるクッション性に富んだ履き口で、数多くのスケーターに愛されてきたド定番がツートーンカラーに衣替え。ストリートシーン以外でも親しみやすい、柔らかな色合いが◎。6050円(ヴァンズ ジャパン)
[3]New Balance
80sのヘリテージカラーを採用!
New Balance[ニューバランス]
574
80年代カラー映える996。暗めグレー(写真下)も希少だが、やはり即完売筆頭は禁断の「1300配色」か。ENCAPより古いC-CAPってとこも、レトロな面持ちに貢献。各1万5180円(ニューバランスジャパンお客様相談室)
テニシューライクな白基調+緑はかなりレア
New Balance[ニューバランス]
996
世界で一番売れているニューバランス「574」からは、テニシュー配色(上)とサファリな雰囲気のブラウン(下)が登場。定番的ニューバランスも独特の淡いトーンを帯びると、今までと違うレトロさが漂う。各1万890円(ニューバランスジャパン お客様相談室)
[4]PUMA
ダイヤル式の名作をシューレースに!
PUMA[プーマ]
ブレイズ オブ グローリーPRM
90年代に流行したダイヤル式スニーカー「ディスク」をもとに、ダイヤルをあえて靴紐に変更した隠れ名作。ぽってりしたフェイスやアッパーの深い色みがレトロ感を高めている。各1万5400円(プーマ お客様サービス)
白ボディに映える原色フォームストライプ
PUMA[プーマ]
バスケットVTG
「スウェード」と比肩する70年代の名作。履く人を選ばないシンプルなフォルムと、サイドの差し色が好バランス! スエード素材のトウもニュアンスUPに貢献。各1万1000円(プーマ お客様サービス)
大胆な多色使いで蘇った80年代の名作
PUMA[プーマ]
ライダーFV
80年代のランシュー「ファストライダー」を大胆リニューアル! 奇抜なカラーにも注目だが、70年代ランシューを思わせる傾斜のあるソールもアクセントに。各1万450円(プーマ お客様サービス)
[5]adidas Originals
馴染みの3本線がはみ出ちゃった!?
adidas Originals[アディダス オリジナルス]
スーパースター
リサイクル素材で作られたバッシュの名作。ブランドアイコンである3本線が、アッパーからアウトソールにオーバランしたキャッチーな一足に! 各1万4500円(アディダスお客様窓口)
遊び心溢れるシースルーデザイン
adidas Originals[アディダス オリジナルス]
NMD
誕生は2015年とまだ日が浅いモデルだが、クッション性と反発性を兼ねたBOOST™をミッドソールに採用し、早くも名作の座を獲得。半透明のヒールクリップなどレトロフューチャーなデザインにグッとくる。各2万円(アディダスお客様窓口)
[6]Reebok
巨匠の魂が注がれたシューズを越えたアート
Reebok[リーボック]
イームズ クラブ シー 85
1947年にイームズ夫妻が、MoMA開催のコンペで考案したドットパターンを配した名作コートシューズ。スポーツとアートが融合した他に見られない稀有なコラボは必見! 1万5400円(リーボック アディダスお客様窓口)
近未来スニの代名詞が時を経て大人な一足に
Reebok[リーボック]
インスタポンプフューリー
奇抜な配色のイメージが強い同作だが、ワントーンのウィートカラー(小麦色)がクラシックな趣のシーズナルモデルが登場。スムースな質感のヌバックも相まって、かつてなく上品な印象だ。1万9800円(リーボック アディダスお客様窓口)
[7]NIKE
ジャンボロゴでインパクトを与える!
NIKE[ナイキ]
ブレーザーMID
近年、大人気のブレーザー。スウッシュはアウトソールにはみ出るほど大きくリデザイン。脱ぎ履きが面倒に感じてしまうハイカットだが、リブ仕様でラクに脱ぎ履きできるのが嬉しい。各1万3200円(ナイキ カスタマーサービス)
脱ぎ履きがイージーなサイドジップも嬉しい♡
NIKE[ナイキ]
エア プレスト
2000年代初頭に「履くTシャツ」として一世を風靡した名作。伸縮性に優れたアッパー素材で、締め付けなくノンストレスで履ける。今作はサイドジップも備え履き心地がより快適に。各1万9250円(ナイキ カスタマーサービス)
1.コンバース「オールスターUS ネオンカラーズ OF HI」
2.ヴァンズ「スリッポン」(1と同記事内に掲載)
3.ニューバランス「XC-72」「327」
4.プーマ「スウェード ヴィンテージ ザ ネバーウォーン」
5.アディダス オリジナルス「スタンスミス」
6.リーボック「クラシックレザーOG」
7.ナイキ「エア フォース 1」
※表示価格は税込み
[ビギン2022年7月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。