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定番の教科書

定番の教科書  | 2016.10.25

いつの時代も世の男たちを魅了してやまない相棒 – 「ミリタリーウォッチ」の教科書

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HISTORY

ミリタリーユースの極めて特殊な時計でありながら、いつの時代も腕時計の人気カテゴリーに君臨……。世の男たちがミリタリーウォッチに魅了されるのは、そこに腕時計のルーツを見ているからかもしれない。今回その歴史と特徴をじっくりと学べば、おそらく誰もが同じ結論に至るに違いない。

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1917年にタイメックスの前身であるインガソル社が手掛けた軍用時計。レディス用の小ぶりな懐中時計のリューズを12時位置から3時位置に変更し、かつ細めのラグを装着して腕時計へとアレンジしたものだ。本格的なミリタリーウォッチの元祖的な一本である。

定番アイテムの基礎知識

時計

【ミリタリーウォッチ】

●軍用目的で開発された腕時計、もしくは市販の時計の中から各国軍が採用した腕時計のこと。
●その登場で腕時計の価値観は 装飾品から実用品へと変わった。

軍用腕時計の起源には諸説ある。よく聞くのは、1880年頃、ドイツ帝国海軍将校がジラール・ペルゴ社に作らせたものが初だという説。しかしこれが実戦で使われた記録はなく、その数年後、南アフリカで勃発したボーア戦争時に、英国兵たちが懐中時計を腕に括り付けたものが初だとする人も多い。また軍とメーカーとの正式な契約のもとで作られた腕時計では、第一次世界大戦中の米国軍のものが一番古いようだ。いずれにしろ確かなのは、20世紀初頭まで紳士用時計は懐中型しかなく(それ以前にも腕時計はあったが、主に上流階級の女性用装飾品だった)、これら初期軍用腕時計が腕時計普及のきっかけとなったということだ。

第二次世界大戦では、軍用腕時計は急速に進化し、そこからの技術流用により腕時計そのものも飛躍的に発展。今日の腕時計の基本性能は、その頃に確立されたといっても過言ではない。

写真/大嶽恵一 谷口岳史 文/吉田 巌(十万馬力) スタイリング/榎本匡寛(remix) 取材協力/ムーンスター

本記事に掲載されている商品の価格や問い合わせ先、仕様などの情報は、原則として雑誌Beginの連載に掲載された当時の情報となり、現在の仕様や価格、情報とは異なる場合があります。あらかじめご了承ください。

 

いつの時代も世の男たちを魅了してやまない相棒 – 「ミリタリーウォッチ」の教科書

  • HISTORY
    ミリタリーウォッチの歴史を見てみよう
    極めて特殊な時計でありながら、いつの時代も腕時計の人気カテゴリーに君臨するミリタリーウォッチ。世の男たちが魅了されるのは、そこに腕時計のルーツを見ているからかもしれない。
  • MASTERPIECE
    第二次世界大戦時に100万本以上を提供した時計
    第二次世界大戦当時、兵士たちから親しみと信頼を込めて“ハックウォッチ”との愛称で呼ばれた米国陸軍支給モデルの直系子孫。
  • Q&A
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  • MODEL
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  • COLUMN
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