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美女とゴアテックス 雨の日の運命の出会いとは? – LaLa Begin ONLINE[ララビギンオンライン]

HISTORY

紐やベルトによって、ソールを甲に固定。考えられうる限り最も簡易的な履き物であるサンダルは、太古の時代から人類の足を支えてきた。しかし、大きな飛躍を遂げたのは戦後である。日本で生まれたビーチサンダルが、かつてなく手頃で気軽な履き物として、新しい境地を拓いたのだ。
サンダルはその後も、より優れた機能を求めて進化を続ける。世界のさまざまな出来事を覗き見ながら、歴史を紐解こう。

1952年、世界初のビーチサンダルである“ビーチウォーク”が兵庫県の内外ゴムによって作られる。当時の工場は周囲を畑に囲まれた簡素なものだった。写真上のサンダルは初代モデルで、現在も変わらず作り続けられている(海外にて販売)。

定番アイテムの基礎知識

履き物

【サンダル】

●甲部を紐やベルトで覆う履き物。
●紀元前の時代から履かれ、とりわけ日本では独自の発展を遂げた。

 あまりにも古くから人類の足を支えてきただけに、サンダルの源流は判明していないが、文明が誕生する前から履かれていたことは確かだ。樹皮、草、皮革に布。時代時代の最も身近にある素材でサンダルは作られ、さまざまな地域で独自の発展を遂げた。なかでもユニークなサンダル文化を形成したのが、日本である。今も、和装において最もフォーマルな履き物といえば草履。明治以前は他にも、雨の日や用を足す際に用いる高下駄や、草表の草履の裏に革を貼って耐久性や耐水性を高めた雪駄など、多種多様なサンダルが日常的に用いられていた。さて、その日本において戦後、サンダル革命が起こる。クッション性に優れるゴム製のビーチサンダルが発明され、レジャーに最適な履き物として米国へ輸出されたのだ。モチーフはもちろん「草履」であった。

写真/大嶽恵一 文/秦 大輔 スタイリング/四方章敬(CODE) イラスト/菊池秀史 写真・取材協力/内外ゴム ビルケンシュトックジャパン

本記事に掲載されている商品の価格や問い合わせ先、仕様などの情報は、原則として雑誌Beginの連載に掲載された当時の情報となり、現在の仕様や価格、情報とは異なる場合があります。あらかじめご了承ください。

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