作ってそのままテーブルへ! ソロでもかんたんにごちそうになる[スキレットレシピFILE]
“焼きリンゴ”がスキレットで大変身!!「オールドファッション・ベイクドアップル」
アウトドアコーディネーター小雀陣二さんが教えてくれるスキレットのとっておきレシピ。今回はシンプルな焼きリンゴを、とっておきのスイーツに変えるテクニックを披露!
[鉄鍋の鉄人]小雀陣二さん
「入れるだけで複雑妙味。スキレットの蒸し焼きリンゴはレベルが違う!」
タネ明かししたくない!(笑)簡単リッチすぎるリンゴスイーツ
要は焼きリンゴでしょと侮るなかれ。あれこれ乗っけて気密性の高いスキレットで蒸し焼きにすれば、極上スイーツの一丁あがり。リンゴの皮むきが苦手だって楽勝なレシピ、早速マスターして得意レシピにしましょう。
作るときのコツは、リンゴの品種は何でもOKだけど果肉が締まって煮崩れしにくい紅玉だとベスト。縦割りにして芯をくり抜いたら底になる面を少し切り取っておくと、安定する上に早く焼き上がります。
ラム酒は蓋をする前にかけること。蒸し焼き後にできた上等なソースは、リンゴに回しかけると食欲そそるツヤが増します。最後に食感違いのアーモンドやクッキーを振りかければ完成。お好みでバニラアイスやミントの葉、粉砂糖、ホイップクリームなんかを添えるのも美味ですよ。
昔ながらの焼きリンゴが大変身
オールドファッション・ベイクドアップル
- リンゴ 2個
- バター 40g
- シナモンスティック 2本
- クローブ 8個
- グラニュー糖 大さじ4
- ラム酒 15ml
- バタークッキー 2枚
- アーモンド 8粒
作り方(約30分)
①リンゴを縦半分にカットして断面の反対面も少し切り取り、芯をスプーンでくり抜く。
②中火で熱したスキレットにバター半量を入れ、上下の面を各2分ずつ焼く。
③等分にした残りのバター、砂糖、シナモン、クローブを乗せラム酒をかけて蓋をする。
④ 弱火で20分程じっくり焼き、砕いたクッキーとアーモンドを振りかけたら出来上がり!
使ったスキレットは…
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※表示価格は税込み
[ビギン2024年8月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。