作ってそのままテーブルへ! ソロでもかんたんにごちそうになる[スキレットレシピFILE ]
あるひと手間で“肉の豆煮込み”が限界突破!!「スペアリブの白インゲン煮込み」
アウトドアコーディネーター小雀陣二さんが教えてくれるスキレットのとっておきレシピ。今回は「スペアリブの白インゲン煮込み」。豪快に手で掴んでかじり付くべし!
[鉄鍋の鉄人]小雀陣二さん
「肉と豆のどっちもおいしく育つのはスキレットの圧力鍋効果の賜物」
塩こうじに漬けるひと手間で肉の豆煮込みが限界突破!
ペアリブがどーん! かじり付くと肉汁がジュワ〜! まさに口福なこのレシピ、美味しい秘密は肉を一晩じっくり塩こうじに漬け込んでいるから。食材をまろやかに味わい深くする塩こうじは、小雀さんいちおしの発酵調味料。手元にないときは肉に塩を振るだけでもOKだけど、塩こうじに漬けるだけでおうちごはんのレベルをラクラク限界突破できるのでぜひ活用したいところ。
さらに気密性の高いスキレットで煮込めば、肉からしみ出た旨味を白インゲン豆がこれでもかと吸いまくり、ホクホクねっとり堪らない味に。もはやどっちが主役で脇役なのかわからない、異次元の美味しさに育ちます。
豆ってパサパサして味がない……そんな豆が苦手なお子さんも、きっともりもり食べてくれるはずです!
試食中あっという間になくなった
スペアリブの白インゲン煮込み
コンテナにスペアリブ、塩こうじを加えて和え、一晩漬け込んでおく。
- スペアリブ 4本
- 白インゲン豆 1缶
- タマネギ 小1個
- マッシュルーム 2個
- ニンニク 1片
- 塩こうじ 60g
- ローズマリー 5枝
- オリーブ油 大さじ2
- 黒胡椒 適量
作り方(約30分)
①中火の鍋で、油、ニンニク、ローズマリー1枝を熱し、香りが出たら肉を焼く。
②肉に焦げ目が付いたら、スライスしたタマネギ、マッシュルームも加える。
③豆を缶汁ごと加えて、ローズマリー2枝も入れ、蓋をして15分煮込み肉を返す。
④蓋をしてさらに10分煮込み、黒胡椒をふって残りのローズマリーを添えて出来上がり!
使ったスキレットは…
フライパン型の鋳鉄鍋は肉汁滴るステーキやパリパリの餃子を焼くほか、炒める、煮る、蒸すなどの調理に万能。今回は1896年創業の米老舗「ロッジ」の、少し大きめの9インチサイズを使用。内径22.5×H 4.3cm。鍋と蓋は各4950円。(エイアンドエフ☎03-3209-7575)
※表示価格は税込み
[ビギン2024年7月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。