作ってそのままテーブルへ!スキレットレシピFILE「かしわめし」
ジューシーで香ばしい! パエリヤ風の炊き込みごはん
アウトドアコーディネーター・小雀陣二さんの好評連載が、ダッチオーブンからスキレットを使ったレシピにリニューアル。アウトドアでお馴染みのこの鍋はフライパン感覚で使えて器代わりにもなるため、一人暮らしのソロごはんにももってこい。
浅型だけど、かしわめしのようなごはんものだってできちゃいます。今回は和風パエリヤをイメージした炊飯の仕方。作るときは、あらかじめ米を水につけておき、鶏肉も麺つゆに浸しておくとジューシー。具材は焦げ目がつくまでしっかり炒めると、香ばしく炊き上がります。
最後に強火で1分でお焦げを作り、メリハリをつけてほぐしたら、彩りの三つ葉を添えて出来上がり。鶏肉は豚肉や牛肉にアレンジすると、また違った美味しさを楽しめます。
教えてくれるのは…
[スキレットの鉄人]小雀陣二さん
用意するもの(2~3人分)
- 細切れ鶏肉 1パック(150g)
- ゴボウ 20g
- ニンジン 20g
- シイタケ 1個
- 米 1.5合
- 麺つゆ2倍濃縮 80㎖
- 白ごま油 大さじ2
- 三つ葉 2本
- 水 1.5合
作り方(約20分)
①麺つゆに浸した鶏肉の汁気を切り、中火で熱し油を引いた鍋で焦げ目がつくまで炒める。
②スライスしたゴボウ、ニンジン、シイタケも炒める。
③洗って10分浸水させ、水けを切った米も炒める。
④麺つゆ、水も混ぜて蓋をし、強火で沸騰後、弱火で8分加熱し火を止めて5分蒸らす。
使ったスキレットは…
フライパン型の鋳鉄鍋は肉汁滴るステーキやパリパリの薄皮餃子を焼くほか、炒める、煮る、蒸すなどの調理に万能。いちおしは1896年創業の米老舗「ロッジ」の一人用にも丁度いい8インチ。蓋は別売り。内径20.2×H4.3㎝。3960円。(エイアンドエフ☎03-3209-7575)
※表示価格は税込み
[ビギン2023年12月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。