特集・連載
ビギンとともに歩んできた32年を振り返る! クロケット&ジョーンズのヒット伝説
クロケット&ジョーンズ、オールデン、パラブーツを徹底研究 トレンドレスな時代だからこそ、タイムレスな一足が欲しい! という時代の必然もあり、流行に左右されないクラシック靴が最注目される昨今。そこで英国、アメリカ、フランスを代表する名門3ブランドの魅力をあらためて検証します! この記事は特集・連載「クロケット&ジョーンズ、オールデン、パラブーツを徹底研究」#02です。
創刊当初からクロケット&ジョーンズに注目してきたビギン。なかでも“伝説”級のヒット作を、ブランドのインポーターの皆様&編集長ミツキのコメント付きでプレイバック!
13号目で初登場!
1989年 最初はポール・スミスがリリース!
創刊1周年を記念した特別号で「一流品」としてフォーカス。当時はまだ正規輸入されておらず、クロケット&ジョーンズが作ったポール・スミスの靴として紹介された。メゾンブランドH社のOEMを手掛けていたことも、実力の証明として不足ナシ!でした。
1989年11月号
1997年 持っておくべき英国靴の王道!
手堅い本格靴を再考する編集部員3人による鼎談で、絶大なる安定感を誇る英国トラッドな靴として猛プッシュ! 誰もが避けて通れない冠婚葬祭では、時代を超越したストレートチップこそ最良と、満場一致で可決したのでした。
1997年2月号
2006年 アメカジに履ける英国ブーツとして提案
英国カントリーな「コニストン」とオン&オフ万能な「モールトン」を交配させた、ラギッドながらシャープさも備えた「モールトン ブーツ」をスクープ!! 2大人気モデルのいいとこ取りな一足は、アメカジにも履ける!と話題に。
2006年11月号
2010年 ノーサンプトンの工場に潜入
ノーサンプトンで最古の鉄筋建物、C&Jの工場に悲願の初潜入! スエードチャッカの傑作「チャートシー」の履き心地の魔力について徹底取材しました。日本人の足にも合うラスト「224」の魅力も余すところなく紹介!
チャートシーの履き心地の秘密が広く伝わり、日本でさらなるブレイク!(グリフィン インターナショナル 小峰明彦さん)
2010年11月号
2015年 コードバンを使用したオードリー
上位ラインのストレートチップ「オードリー」を、編集部員が「欲しい!」コードバンで別注。名作の格にツヤが相まって、かの名女優ばりの気品を纏う一足に。ドレススタイルをすべからく格上げする名演には、鼻息も荒くなります(笑)。
2015年10月号
2016年 グッドイヤーウェルト超えのヴェルトショーン製
水に強いパネルハイドレザーと希少なヴェルトショーン製法の共演によって、高い堅牢性と防水性を備えるブーツを紹介。製法を熟知した職人が少なく、レザーの入手が困難ゆえ、供給される数も少ない……。完売注意報を発令しました。
2016年4月号
2017年 2大ローファーがジャパナイズ!
C&Jを代表的するローファー「ボストン」と、赤丸急上昇中のタッセル「キャベンディッシュ」が、より日本人の足型に馴染む新しいラストを採用! トレンド服を格上げする最強助っ人として、今も大注目の2足です!
英国製本格ローファーがザ・日本人な足型でも履きやすいってサイコー!(編集長ミツキ)
2017年11月号
※表示価格は税抜き
[ビギン2019年11月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。