特集・連載
マッキントッシュの新素材コートは見た目ゴム引き同等、機能はそれ以上
結局得する新・一点豪華主義 「え!? これがこの値段?」。ここ数年、安くていいモノが本当に増えました。一方で、それに慣れてきて無意識に“安いこと”が買い物の条件になっていませんか? そこでオススメしたい選びのポイントが一点豪華主義。多少値が張ろうが張るまいが「これはイイ!」と思える今の時代の“新しいリッチ”をお届けします! この記事は特集・連載「結局得する新・一点豪華主義」#03です。
クラシックの味とハイテク機能を両取りしたマッキントッシュの新素材コート
スペックは上がるのに価格は下がる……!?
昨今、ハイテク素材を用いた軽やかなコートが注目を浴びているマッキントッシュですが、フラッグシップはやっぱり、ゴム引きのそれ。
いかに機能の優れた素材が現れようとも、ゴム引きクロスの独特の匂いや衣擦れの音、強靱なハリコシが生むシャープなシルエットetc.には、便利や快適と同列にできない魅力があるからです。
ところがこのたび、特殊フィルムを挟むことで防水透湿性を付与しつつ、ゴム引きクロスの風合いに限りなく近づけたニューマッキントッシュクロス=レインテックが誕生! ベクトルの異なる魅力を見事融合させ、新しいスタイルを拓いたのです。
しかも、懐かしのAラインシルエットをひっさげて戻ってきたステンカラーの王様、「ダンケルド」にも搭載されたと聞いたら、反応せずにいられます?
ゴム引きに比べて2万円ほどお財布に優しいのも特筆点。雰囲気も機能性も譲れないアナタにとって、レインテックのダンケルドは理想の相棒になることでしょう!!
上写真/トラディショナル ウェザーウェアのカットソー1万3000円。(トラディショナル ウェザーウェア 青山メンズ店)レッドカード×エディフィスのパンツ1万9000円。(エディフィス 新宿) ローワーケースの眼鏡3万4000円。(ブリンク ベース)壁にかけたマッキントッシュのコート16万8000円。(マッキントッシュ青山店)
復活のダンケルドにも早速、搭載されています
MACKINTOSH[マッキントッシュ]
ダンケルド
本家のマッキントッシュでは長らくその名称が使われなくなっていた「ダンケルド」が、懐かしのAラインシルエットとともに復活! 新開発素材の「レインテック」を用いた一着で、強力なハリコシが美シルエットを後押しする。13万6000円。(マッキントッシュ青山店)
身頃には着脱可能なウールライナーが
ボタンによって着脱するタイプのライナーを備えることで、3シーズンにわたり着用可能に。ブランド力や風格、そして高い汎用性を考えれば、13万円台半ばという価格はかなり魅力的だ。
アームホール下にはお馴染みの鳩目穴が
表地のコットンクロスと裏地の間に防水透湿フィルムをサンドした「レインテック」は、水は通さないが湿気は通すハイテク生地。加えて伝統の鳩目ベンチレーションが、湿気を逃がす。
※表示価格は税抜き
[ビギン2019年10月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。