特集・連載
人気上昇しすぎて出会えたら相当ラッキー! バーバリーの一枚袖 コート
結局得する「一生モノ」 うまい棒に牛丼、電気代まで値上がりだって!? どうする?どうなる?日本経済、ぼくらの未来。Beginが愛するベーシックな服や靴や小物を見ても、値上がりこそすれ、値下がる気配はありません……。こんな時代に誰がした? 否、こんな時代だからこそ!せっかく買うなら、ず~っと使えて、長~く愛せるモノこそ絶対正義! この記事は特集・連載「結局得する「一生モノ」」#44です。
“ヴィン腕アナリスト” 江口洋品店 バイヤー 浅井大吾さんが解析
「70年代以降のステンカラーなら一縷の望みあり」
ここ数年一躍トレンドワードとなった“一枚袖”。火つけ役はご存じバーバリーです。
「一枚袖というのは、脇の下の一か所だけで縫い合わせることで、一枚の生地だけで作った袖のこと。袖が筒状になっている分、ユルく、美しいドレープが出るのが特徴です」。
同じバーバリーのコートでも、一枚袖と二枚袖では人気に雲泥の差があるそう。
「特に“トレンチ21”と呼ばれる傑作トレンチの一枚袖は、人気も価格も高騰してウン十万円で取引されることも。その点70年代以降に作られた一枚袖のステンカラーなら、まだマイサイズを見つけるチャンスが高いはず。10万円オーバーがザラですが、出会えれば相当ラッキーなので迷わず入手がオススメです!」
二枚袖(左)よりもシルエットがキレイに出る!
BURBERRY[バーバリー]
一枚袖 ステンカラーコート
腕の外側に接ぎ合わせがない分、スッキリしたシルエットに見せられるというのが一枚袖の利点。「ストンとした落ち感は男女問わず人気! ユルく装いたい服好きは血眼になって探しています」。15万円(江口洋品店)
一枚袖はクラシックだけど今に通じるユルさもあるんです
“一枚袖”が有名らしいけどトレンチは30万円!?
[一枚袖 ステンカラーコートの価格動向]
江口洋品店 バイヤー
浅井大吾さん
「復刻モデルとの価格差も人気の要因に。カルティエのマストタンク」で登場した「江口時計店」と同じ建物内にある「江口洋品店」のバイヤー。ドレス服好き歓喜!のアイテムを国内外でグッドコンディションで買い付ける、腕利き。
※表示価格は税込み
[ビギン2022年9月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。