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ホワイトハウスコックスのコインケース付きの2つ折りは男財布のド定番。”味革”入門編に最適。W11×H10cm。

美しいエイジングを生む伝統のナチュラル染色

イタリアや英国などの有名革産地で昔から行われてきたナチュラルな革の染色法がアニリン・フィニッシュ。薄くベースカラーを手塗りした後、何度も染料を塗り込めていく手間のかかる仕上げで、天然由来のアニリン系染料を使用するためこう呼ばれている。色定着までに時間はかかるが、革深部まで染料が浸透するため、色がハゲたり褪せることなく、深い色合いの経年変化を実現させる。大量の顔料を塗布するピグメント・フィニッシュとは違い、革本来の風合いが楽しめるのも魅力だ。

「ホワイトハウスコックス」といえば、使えば使うほどにイ〜イ味にエイジングする英国伝統のブライドルレザーが有名だが、これもアニリン染めだからこそ。またロウ引き工程も昔ながらの工程を厳守。蜜ロウは獣脂と植物性樹脂をミックスした100%天然材料であり、これを塗り込む作業も熟練の手技で行う、まさに本物のブリティッシュブライドルだ。

染料をスプレーする際は革を寝かせて行う。これは革の内部へより深く、色を浸透させるため。手間の数だけ、こだわりが感じられる商品となる。

アニリン・フィニッシュ ピグメント・フィニッシュ

革の表面にコッテリ顔料を塗るピグメント・フィニッシュに対し、アニリン・フィニッシュは水分95%の薄い染料を塗り重ねて深部まで浸透。革の風合いも損なわない。

 

※本記事に掲載されている商品の仕様などの情報は、原則として2012年Begin9月号の特集に掲載された当時の情報となります。現在の仕様や情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

 

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