特集・連載
マリンカラーより絶対合わせやすい。パラブーツの無骨な茶デッキ
ミニマルBEST靴、これさえあれば 欲しくて買った!はずなのに……「あれれ? 気づいたら全然使ってないじゃん(汗)」。そんなことありませんか? それ即ち“無駄買い”です。安くていいモノがあふれる今こそ、「これさえあれば」な超使えるモノをちゃんと見極めることが大切。オンオフ使える! 一生使える! そんな目線でいつも以上に熟考しながらセレクトしました。 この記事は特集・連載「ミニマルBEST靴、これさえあれば」#03です。
今どきのトラッドスタイルを男っぽく味付け
本格デッキ靴は、男なら一足は持っておくべきマストアイテム。定番の紺や白、あるいは紺×赤×白のトリコロールアッパーは見た目にも爽やかで、装い全体を軽快かつノーブルに仕上げてくれるのも魅力ですよね。
ただ一方、その小洒落たマリンカラーに若干の合わせにくさを感じていた人もいるんじゃないかと。その点、ご覧のパラブーツはいかが?
靴好きならお察しの通り、こちらは仏海軍潜水艦部隊も使用した名作デッキ靴、「バース」の新作。バースには元々茶色もありましたが、今作は“揉み革”を使用したことで持ち前のラギッドさが一層引き出され、デニムやチノといった男気パンツによりスッと馴染むんです。
しかも丹念なドラミングにより非常に柔らかで、素足履きがメチャ心地よし♡ 合わせやすく、履きやすいこのデッキ、今夏最小限の靴で回したいなら絶対確保です!
こんなにグンニャリ♡
超柔軟な“揉み革”は履き心地も保証
PARABOOT
パラブーツのバース 揉み革仕様
デッキ靴の不朽の名作として人気を博すバース。その完成されたデザインはそのまま、アッパーを柔らかな“揉み革”としたことで、ちょっとラッセルモカシンを思わせる男っぽい佇まいを獲得。ブラウンのほかブラックもあり。各2万7000円(パラブーツ青山店)
グリップ力大の吸盤ソールはそのまま!
大人っぽく履ける濃いめの茶に加え、ドラム加工で味わいも豊か。今どきのトラッドに幅広く対応する逸品です。ジャーナル スタンダード レリューム×ユニバーサル オーバーオールのシャツ8900円(ジャーナル スタンダード レリューム ルミネ新宿店) アルモーリュクスのカットソー6800円(エリオポールメンズ銀座) グラミチのパンツ1万800円(インス)
※表示価格は税抜き
[ビギン2019年4月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。