特集・連載
Stand-in Soba (Noodle) Lovers!! Vol.39
女子ウケも抜群♡ 濃厚バジルが香る、そばうさの「バジル冷そば」【SOBA Su Su Ryu】
蕎麦スス流~SOBA SuSu Ryu~ 世界の蕎麦好きのみなさん、コンニチハ! ラーメンと比べて世界的には地味な存在ですが、移動中にサッと寄れて、お腹もコスパも大満足。そんな立ち食い蕎麦は江戸時代からあるニッポンが誇るべきカルチャーなんです。なにかと“東京”も注目されることですしね。ってことで、日頃のランチに観光に、世界中の人にぜひ立ち寄ってほしい蕎麦店を厳選しました。恥ずかしがらないで音を立ててソバをススろう! この記事は特集・連載「蕎麦スス流~SOBA SuSu Ryu~」#39です。
世界の蕎麦好きのみなさん、コンニチハ!
ラーメンと比べて世界的には地味な存在ですが、移動中にサッと寄れて、お腹もコスパも大満足。そんな立ち食い蕎麦は江戸時代からあるニッポンが誇るべきカルチャーなんです。2020年を控えて“東京”も注目されることですしね。ってことで、日頃のランチに観光に、世界中の人にぜひ立ち寄ってほしい蕎麦店を厳選しました。恥ずかしがらないで音を立ててソバをススろう!
Hello fellow SOBA (Noodle) Lovers!!
Soba is not yet famous like “Ramen”, but Soba is very reasonable and fast & easy to eat.
Stand-in Soba is a Japanese culture which has long history since the Edo era (1603-1867).
Since everyone will be watching Tokyo in year 2020, so I have selected many Soba-Ya which are great places to eat and enjoy the history of Japanese Soba.Don’t be shy to make noise/sound by slurping soba (Noodles)!
Vol.39
半蔵門 Hanzomonそばうさ
“Sobausa”
バジル冷そば
850円
Basil Cold Soba – 850 Yen
半蔵門駅2番出口からほど近い。洒落た立ち飲みで有名な「いずみや」と同じ建物の横手にある。白いドアが目印。ちょっと立ち食い蕎麦らしからぬオシャレなアメリカンテイストの外観。ジープワゴニアが停まって、ハワイアンなサーファーの雰囲気。
この外観にまず軽く驚くが、それよりもですよ、蕎麦にバジルとはいったいどういうことなんだ、と古い頭を混乱させてしまう逸品がここにあった。
■蕎麦:生めん、注文受けてから茹でる。黒っぽくて平打ち、香りよい。
■つゆ:みじん切りのバジルどっさり。ミニトマト。甘さ強め、少々の油。見た目よりサッパリでしつこさは感じない。
■タネ:レタス細切り、スクランブルエッグ、ベーコン、貝割れ、レモン、白胡麻。
■Soup: Filled with chopped basil with cherry tomatoes. Has strong sweetness but has very lighter taste than it looks.
■Topping: Lettuce, scrambled eggs, bacon, radish sprouts, lemon and white sesame seeds.
バジルの香り濃厚な甘めのつけ汁に、固茹で加減のワイルド田舎蕎麦をドボンとつけていただく。名前のとおり冷そばなので、口に含んでから鼻に抜ける香りを楽しむのがいいですね。
バジルの青臭さと蕎麦の穀物風味が不思議とよく合う。我を忘れてズルズルとひたすら手繰ることしばし。これは面白い。そしてうまい。まさに新しい発見といえましょう。
蕎麦をある程度攻略したところで、トッピングに移ろう。少し炙ったベーコンは塩気と燻香があり、甘い汁に慣れた舌をリセットしてくれる。スクランブルエッグは卵の濃厚さが満足感をもたらし蕎麦の単調さを補う。
そして添えられたレタスにはレモンをしぼってサラダ感覚でいただいてみよう。シャキシャキと歯触りいいじゃないですか。おお!これは完成度高い組み合わせ。一杯の丼に小さな世界あり。
蕎麦、汁、具材の個性的な味を楽しんだところで、ちょっと味を変えてみるのもいい。卓上にある赤い辛味シーズニングをちょいと蕎麦に絡めると、後半戦はもうこれなしではいられない、病みつきになるピリ辛のおかげで、蕎麦は最後の一本まで飽きずに手繰れる。ズルズルのスピード復活というもの。
大満足の〆にはポットの蕎麦湯で割って汁を飲み干す。ここでトマトを食べるとデザート感。いやあ、堪能させていただきました。
完全立ち食いの店でありながら、女性客が非常に多い。半数は女性かな。なんたってオシャレ感あるし、それ以上に女性はオトコより許容範囲が広そうだから、こういったものにも平常心で立ち向かってくれるのか。きっとそうなんじゃないかと常々感じております。
値段は立ち食いとしてはやや高めですが、この個性はなかなか出会えない。半蔵門に行ったらぜひ立ち寄るべし。話のタネにもなりますよ。
■DATA
東京都千代田区麹町2-5-2 金森共同ビル 1F
半蔵門線・半蔵門 徒歩1分
営 月~金11:00~15:00、18:00~21:00 土11:00~15:00
休 日祝(不定休あり)
評価は3点 ☆☆☆
Tokyo-to Chiyoda-ku Koujimachi 2-5-2 Kanamori Kyodo Building 1F
1min walk from Hanzomon line Hanzomon Station
Open Hours: 11:00 – 15:00 18:00 – 21:00 (Mondays through Fridays)
11:00 – 15:00 (Saturdays)
Closed On: Sundays and Holidays (Has some Irregular day offs)
A Three-Star Sobaya
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※Google Android/iOS対応
情報提供・監修/ケビン(平林啓一)
オートバイに乗って900軒の立ち食い蕎麦店を探訪。最盛期には年間300軒を食べ歩く。立ち食い蕎麦チェーン店・個人経営店にかかわらず食す。また、生めん・茹でめん・冷凍めんにこだわらず、どれも大好き。