特集・連載
安すぎ? 消耗品? No,No,長~く履ける!! 元本超えグッドイヤー靴6選
ミニマルBEST靴、これさえあれば 欲しくて買った!はずなのに……「あれれ? 気づいたら全然使ってないじゃん(汗)」。そんなことありませんか? それ即ち“無駄買い”です。安くていいモノがあふれる今こそ、「これさえあれば」な超使えるモノをちゃんと見極めることが大切。オンオフ使える! 一生使える! そんな目線でいつも以上に熟考しながらセレクトしました。 この記事は特集・連載「ミニマルBEST靴、これさえあれば」#12です。
グッドイヤーウェルト製法の靴も作りがよければ値は張るもの……。じつはそんな常識を一蹴するハイコスパな本格靴もあるんです。丈夫だしソールも張り替えられるから長く履ける。払った元本を保証……否、超えるってわけ。
圧巻の製法はそのままにデザインをリニューアル
SHIPS
シップスのストレートチップ
ビスポークで用いられる「ハンドソーンウェルテッド製法」にて製作。通常のグッドイヤーの場合、中底の革の厚みは2mm程度だが、すくい縫いをする関係からコチラには5mm厚の革を使用。日本人の足に合わせて木型も修正している。3万9000円(シップス 渋谷店)
ソール部分
手作業を駆使しまくったこだわりのドレス靴!
42ND ROYAL HIGHLAND
42ND ロイヤル ハイランドのコインローファー
型紙を革に当て手で裁断。縫製されたアッパーは手吊り込みを行い、コバの成型も手で行うというこだわりよう。まさに職人の技が随所に活きるグッドイヤー靴だ。ソールには別注のビブラムソールを使用。2万9500円(42ND ロイヤル ハイランド 代官山店)
ソール部分
珍しいカタチが魅力のビットローファー
MORLES
モアレスのビットローファー
オンでもオフでも使いやすく、国内のビットローファーには珍しいフォルムで、悪目立ちしないから安心して履ける。甲が低いローファー専用の木型を使用し、高品質な靴作りに定評のあるインドネシアの工場で生産される。2万7000円(洋服の青山 池袋東口総本店)
ソール部分
トレーディングポストのキャップトウ
TRADING POST
トレーディングポストのインド工場で作られた高品質&ハイコスパ靴
最新技術と高い職人技を併せ持つインド工場で生産されたオリジナルコレクションのひとつ。アッパーにフランス産カーフ、底材にイタリアンソフトベンズを使用。スゴイ出来栄えなのにコスパの高さがハンパない! 3万2000円(トレーディングポスト銀座店)
ソール部分
完全防水じゃないけど雨にも強いのがうれしい
SCOTCH GRAIN
スコッチグレインのシャインオアレインⅢ
アッパーにはしなやかな風合いに加え、通気性を損なうことなく高い撥水性を発揮する本格撥水レザーを採用。グッドイヤー製法だから完全防水とはいかないが、ソールにも合成底を用いているので濡れた路面にも滅法強い! 2万8000円(スコッチグレイン銀座本店)
ソール部分
数多の愛好家を生んだ歴史あるコラボモデル
WORLD FOOT GALLERY with PERFETTO
ワールド フットウェア ギャラリーペルフェットのパンチドキャップトウ
10年以上の歴史を誇る両者コラボによるラバーソールシリーズ。ラバーソールながらグッドイヤーウェルト製法で息を呑むクオリティの高さ。これで3万円台とくれば、まさにミニマル好きの救世主かも!? 3万5000円(ワールド フットウェア ギャラリー 神宮前店)
ソール部分
※表示価格は税抜き
[ビギン2019年4月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。