特集・連載
「すべらんなぁ」…だって綱引き競技専用シューズですから!(笑)
人気ブランド“実は”な名作 ポーター、ニューバランス、ホワイトハウスコックス……etc.って、モノ好きなら名前を聞いただけで思わず食指が動いちゃう人気ブランドたち。でもそのブランドはだいたい網羅してるし~、なんてタカを括ってるそこのアナタ、ちょっと待った~!! 本特集で紹介するネタは、これまでとはワケが違います。というのも「あの定番モデルに、そんな色あったっけ!?」とか「そのアレンジは知らなかった~」な“盲点”目線でネタを大発掘! きっと、仰天・驚愕のオンパレードで心躍ること請け合いですぞ!! この記事は特集・連載「人気ブランド“実は”な名作」#11です。
話のネタとしても滑りません!(苦笑)
まず綱引き競技専用シューズなんてモノが存在してたこと自体驚きですが(苦笑)、それを35年以上前に、かのオニツカが製作してたって事実にも仰天。
しかもその超ニッチな競技用シューズを街履き用にアレンジしたスニーカーをリリースしてたなんて……まさしく盲点でした!
持ち前のベーシック顔ゆえパッと見じゃ気づきにくいんですが、グリップ力の高さは言わずもがな(笑)。何より話のネタとしても滑り知らずかもしれませんね。
こちらが1982年に発売されたオリジナルの“ツナヒキ82”
ONITSUKA TIGER
オニツカタイガーのTSUNAHIKI
1982年に発売した綱引き競技専用のシューズをデザインベースにした変わり種。グリップ力は文句なし。各9000円(オニツカタイガー)



耐久性を高めるパイピングや金属製アイレット、足元にしっかり力を入れられる巻き上げラバーソール等、綱引き由来のユニーク仕様をバッチリ踏襲。街履きしやすいようにクッション性の高い中敷きを採用してるのも◎。
オニツカタイガー(OnitsukaTiger)
※表示価格は税抜き
[ビギン2019年3月号の記事を再構成]写真/大嶽恵一 文/黒澤正人 スタイリング/佐々木 誠