特集・連載
これってインナーダウンなの!? いつも通りな見た目は薄手コートとベストコンボ!
春前提コートのススメ。 冬アウター=重衣料を買わないと、と思うことなかれ。ここ数年でインナーダウンが市民権を得たことで、アウターの選択肢はかなり広がっています。そこで、考えたのが「春に着られるコート」に先行投資、冬にも着る、というワザ! これでアウター寿命は倍になります♪ この記事は特集・連載「春前提コートのススメ。」#07です。
薄型コートへインナーダウン、ないしライトダウンをINすれば、冬アウターは春コートくらい薄くても全然イケるんです! それぞれ単体でも着用できるから、結果秋、冬、春と3シーズンにわたって活用可能!!となれば、そのお得を疑う余地はありません。
ですがお洒落の成否は、その色や素材のマッチいかんにかかっています。というわけで、絵になるコート&ダウンの鉄板コンボを、ビギンお馴染みの敏腕スタイリスト武内さんとともに厳選。コーデの解説もご参考にど〜ぞ♪
SAGE DE CRET/サージュデクレのステンカラーコート
ハリコシに富むポリエステル×コットンの混紡生地を用いた一着。形こそ王道のステンカラーだが、タフな素材使いや色使いに、さらりとミリタリーの趣が滲む。
ステッチ周りのパッカリングも、ニュアンスアップに貢献。カジュアル好きなアナタにぴったり♡のステンカラーコートだ。3万7000円。(ギャラリードポップ)
解説
さらりとミリタリーの趣が漂うステンカラーコートにインしたのは、ボーダーカットソー型のダウン。ひと口にダウンといっても今は多様なデザインがありますから、こうした変化球アイテムを狙うのもアリです。これなら、いつものカジュアル感覚でサマになります。(武内さん)


インナーダウンはコレ!
nanamica/ナナミカのダウンセーター
表地にボーダーのウールニットを用いた、ボートネック型のダウン。フランクな見た目とは裏腹、ダウンパックには遠赤外線の力を利用する本格派の光電子ダウンを封入。暖かさもバッチリだ。3万9000円。(ナナミカ 代官山)
INした見た目はフツウのボーダーTだけどじつはダウンなんです!
見えない裏側にダウンパックが隠されているため、パッと見はエスプリ薫るボーダーカットソーそのもの♪ サイドにはジップが配されていて、ここを開ければ脱ぎ着もしやすい。
スタイリスト
武内雅英さん
兄弟誌の「メンズEX」でも活躍。ドレスとカジュアル双方に精通し、スタイリッシュ、かつ大人の品位あるコーデに定評がある。
※表示価格は税抜き
[ビギン2019年1月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。