特集・連載
これぞ得するコートスタイルのお手本! ポイントは色みと素材です
春前提コートのススメ。 冬アウター=重衣料を買わないと、と思うことなかれ。ここ数年でインナーダウンが市民権を得たことで、アウターの選択肢はかなり広がっています。そこで、考えたのが「春に着られるコート」に先行投資、冬にも着る、というワザ! これでアウター寿命は倍になります♪ この記事は特集・連載「春前提コートのススメ。」#01です。
薄型コートへインナーダウン、ないしライトダウンをINすれば、冬アウターは春コートくらい薄くても全然イケるんです! それぞれ単体でも着用できるから、結果秋、冬、春と3シーズンにわたって活用可能!!となれば、そのお得を疑う余地はありません。
ですがお洒落の成否は、その色や素材のマッチいかんにかかっています。というわけで、絵になるコート&ダウンの鉄板コンボを、ビギンお馴染みの敏腕スタイリスト武内さんとともに厳選。コーデの解説もご参考にど〜ぞ♪
VAPORIZE/ヴェイパライズのウールチェックコート
クラシカルなグレンチェック柄のステンカラー。今どきのルーズめシルエットと、ウールコットンのくったりした風合いが生む柔らかなドレープが持ち味で、中に着込んでも窮屈にならず。
スナップボタン留めのフロントや袖口のしぼり、オレンジのメッシュ裏地が遊び心を感じさせる。3万2000円。(ビームス 原宿)
解説
コートとダウンは素材感の異なるものを合わせると、メリハリのあるスタイルが装えます。ここではウールコットンのチェックコートに、ナイロン表地のダウンをイン。素材感を変えつつ、色みにもコントラストをつけることで、より印象的なルックスに仕上げました。(武内さん)


インナーダウンはコレ!
GOLDWIN/ゴールドウインのクルーネックダウンセーター
ハーフジップの、まさしくセーターのように着られるダウン。
表地にはコーデュラナイロンを、中身には遠赤外線効果で自然な温もりが持続する光電子ダウンを使用。軽やかな着心地も魅力だ。3万2000円。(ゴールドウイン・カスタマーサービスセンター)
脇下は通気性の高いメッシュ生地で切り替え
レイヤード想定のコンパクトなデザインながら、脇下に伸縮性や通気性に優れるメッシュを配しているため、動きやすさも快適性もバッチリ♡ 本格アウトドアブランドらしい気配りが感じられますな。
スタイリスト
武内雅英氏
兄弟誌の「メンズEX」でも活躍。ドレスとカジュアル双方に精通し、スタイリッシュ、かつ大人の品位あるコーデに定評がある。
※表示価格は税抜き
[ビギン2019年1月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。