次は30年分の“定番スニーカー”ヒットの変遷を、当時のビギン誌面と一緒にギュッと凝縮して振り返ります。スニーカーだってこんなにトレンドが変わってきたんです。
1990~
「王道ローテク」
1997年5月号
ハイテクはほどほどに ローテク回帰の楔を打つ!
’90年代といったら、社会現象にもなったスニーカーブーム。主役はハイテクスニーカーです。ただベーシックを愛するビギンではそれほどフィーチャーすることもなく、異常なハイテクブームのカウンターがくると確信していました。
して’97年、ハイテクに飽きが見えてきたところで「ローテク・スニーカー大噴火!」と銘打って特集。その後は世の中も一様に、ローテク回帰でしたよね!
2000~
「白スニ復権」
2006年7月号
プレッピートレンドが後押しして大復権!
ローテク回帰に続いて押し寄せたアメトラプレッピートレンド。ビギンは嬉々として提案します。
30代には懐かしのクラシック顔、20代には新鮮なコンバースに続くローテクチョイス。スプリングコート、スペルガ、ヴァンズ、トレトンなどなど、ビギン界隈の足元は白スニで決まり!
モデルカットも白スニ率が格段に上がってたっけな~。その後のノームコアにも一役買ってたかも!?
2010~
「NB旋風」
2017年1月号
旬の短丈パンツにもハマり世間では女子まで履き始めてた!
まあビギンは根っからのニューバランス好きですが、2000年代後半から990三部作に心酔。2009年のBB100では993が第1位に。
流れは止まらず、2010年代に入って1400の復活劇にフィーバーし、英国工場の取材に飽き足らず、創業110周年目がけてボストン本社&工場へ取材を敢行。「もっとニューバランス中毒」とまるまるNBの特集を組んで、ますますアディクトしちゃいました。
※表示価格は税抜き
[ビギン2018年11月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。