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定番は定番でも、より着こなしに効くものがイイ!

【ナナミカなど】チープ見えするコーチジャケットは“ロゴなし無地 × 機能素材”で都会的に!

【ナナミカなど】チープ見えするコーチジャケットは“ロゴなし無地 × 機能素材”で都会的に!

NEO定番ライトアウターLOOK
暖冬化が進み、“秋から冬までコーデに効く”ことがアウターの至上命題になった今、一撃必倒の重量級よりフットワークで魅せる軽量級が断然気になる♪
ってことで、今こそ着たいライトアウターの新定番たちを、秋冬のコーデサンプルとともに紹介します。

時にチープ見えするコーチジャケットは……
ロゴなし無地 × ハリ感命の機能素材ならやんちゃ感なく都会的に

ナナミカ
大人顔のゴア生地で機能と洒落感を両得♪

nanamica[ナナミカ]
2L ゴアテックス コーチジャケット

表に採用した2レイヤーの「ポリエステルツイル ゴアテックス ファブリクス」は、防水透湿性に優れるうえ、ハリも高級感もあり。裏には光電子ポリエステルと和紙糸で仕立てたオリジナルメッシュを使用してるから、保温性も◎。6万3800円(ナナミカ 代官山)

“スポーツ”の要素をどれだけ除去するかがカギ

パーカやワイシャツが和製英語ってのは、服好きにとっての一般教養。ですが実はコーチジャケットもそのお仲間だって知ってました!? 米国では単に「ジャケット」や「ウインドブレーカー」と呼ぶそうですが、これもメーカーによってまちまちで、正式名称はハッキリしません(今では逆輸入的に「コーチズ ジャケット」なんかと呼ぶメーカーも)。

諸説ありますが、どうやら米国スポーツ界のコーチ陣がこの手のジャケットを着ている姿が日本に伝わり、先人たちに名付けられた模様。だから、ともすればチープ見えしちゃうほどスポーツ色全開!なのも、ある意味宿命づけられてた感があるんですが、今の気分に落とし込むなら、どうにかこのカルマから脱却した〜い!

ってことで、その模範解答たるナナミカをご覧あれ。どうです? あのあるあるなやんちゃ感は一切感じないどころか、すこぶる都会的でしょ?

[Autumn]

【“フーディ IN”でもどこかスマート】ロゴやグラフィックが悪目立ちしない

ナナミカ

レミ レリーフのパーカ2万680円(ユナイト ナイン) ピルグリム サーフ+ サプライのTシャツ8580円(ピルグリム サーフ+ サプライ 東京) エル・エル・ビーンのパンツ8690円(エル・エル・ビーン カスタマーサービスセンター)

カギになるのは“無地”と“ハリ感”。ロゴすら省いて徹底的に装飾性を除去してるから、上(写真)の通りフーディをINした王道アメカジでもスマートに見えるってわけ。加えてチープ見えの元凶だった、あのテローンとした柔らかな生地感と逆ベクトルに舵を切るべく、メンブレンをサンドしたゴア社の防水透湿素材を採用。

ナナミカ
背中も潔く無地にすることで大人らしく

濡れない蒸れない♪ってのももちろんだけど、適度なハリ感もあるからラフになりすぎず、ウールやコーデュロイ等のホッコリ系生地のアイテムをアーバンに引き締めてくれるんです。大人の週末着としてぜひ。

[Winter]

【温もり生地をアーバンに昇華する】ウール・コーデュロイもビシッと引き締める

ナナミカ

ナイジェル・ケーボン×サンスペルのコート23万1000円(アウターリミッツ) ビームス プラスのニット1万6500円、同パンツ1万8700円(以上、ビームス プラス 原宿)ロイド フットウエアの靴1万8700円(ビームスF) アンユースレスの帽子5500円(アンユースレス/イエリデザイン)

スタイリスト 武内雅英さんが伝授する!
“ハイテク無地コーチ”の+α着こなし術

武内雅英さん

【シャツ INで品のよさをプラス】
「品よくまとめたい時はシャツをレイヤードするのが鉄板。加えてコートなんかの衿つきアウターを上から羽織れば、首回りが多層的になって玄人感を醸し出せます。合わせるアイテムの色を変えてあげるとメリハリがついて、より洒脱に見せられるはず」

ナナミカ

Plain High-Tech Coach Jacket Catalog

米国アウトドア界の名門が本気で街と向き合った!

シエラデザインズ

SIERRA DESIGNS[シエラデザインズ]
65/35ストリート ライトジャケット

マウンパのご本尊すら開発に乗り出すほど、コーチジャケットは熱い存在。軽さ、光沢、ハリ感を求めて代名詞のロクヨンクロスからわずかに混率を変えた「65/35クロス」を投入するなど、本気度はMAX。2万5300円(アリガインターナショナル)

痒いところに手が届くギミックをプラスして実用性を底上げ

ノンネイティブ

nonnative[ノンネイティブ]
コーチジャケット

根強い人気を誇るコーチの新型は、袖リブや、身頃に入る切り替えに沿ってコンシールファスナーで開閉するポケットを追加。「ゴアテックス ウインドストッパー」ライニング付きだから防風性も文句なし。7万6780円(ノンネイティブ ショップ)

ストリートの定番をアウトドア仕様にブラッシュアップ

+phenix[プラスフェニックス]
ハイブリッドコーチジャケット

透湿・防風・耐水・柔軟性に秀でた、「ゴアテックス ウインドストッパー」を採用している。両胸&両脇にはベンチレーションとしても機能するメッシュポケットを備えるなど、アウトドアスペックが盛り盛りだ。2万7500円(プラスフェニックス)

 
※表示価格は税込み


[ビギン2024年12月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。

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ずっと着られるライトアウター革命

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