特集・連載
カジュアルセットアップは“御用達”プロスペックスケシューでスベり知らず!
スニーカー 新・レトロ主義 コレクターや転バイヤーによる争奪戦が勃発! ネットフリマではショーゲキの高値で落札!? 著名人やハイブランドのコラボなど、スニーカー界のトレンドはプレミアものしか勝たん!状態なようで。もちろん、それが悪いとは言わないけど、前衛的なデザインはちょっと扱いづらいし、投機目的で買うのはロマンがないよなぁ、な〜んて思ったり。そこで、ビギンは誰もが安心して履ける"レトロ"に注目! だってスニーカーって毎日の歩みを支えてくれるものだし、何十年と愛され続ける定番やどこか懐かしい顔のスニーカーが、結局我らベーシック好きのワードローブには一番しっくりくるでしょ? え、レトロって古くさく見えない?的な心配も不要。たとえばレトロな要素をMIXしてモダンな顔つきにアップデートしたり、ソールだけ最新のエアに替えてみたり……。程よく"今っぽい"エッセンスが加えられた「新・レトロ」を選びの基準にすれば、時代も年齢も関係なくず〜っとカッコイイ♪ってわけで、ドドンっといっちゃいましょ! この記事は特集・連載「スニーカー 新・レトロ主義」#14です。
セットアップの足元にキミがいるだけで♪
例えば~、キミがいるだ~けで♪な万能さで、ゆったりイージーなカジュアルセットアップはすっかりワードローブのベストヒットに。コーディネートを選ばず、休日でも小洒落て魅せる反面、リラックスフィットとはいえ相応のきちんと感も醸します。そこを上手くドレスダウンして着崩したい!
ということで、スケートシューズを合わせるという初夏の小冒険をぜひ! その理由は、①そもそもセットアップにボリュームのある靴は似合わない、②ストリートアイテムで崩しつつイージーな雰囲気を拾えるから。
革靴でビッタビタに決めるのではなく、地に足のついた本格スケシューなら着崩しが板につくこと請け合い。米米ならぬスケート堀米選手のような、スマートなストリートスタイルをお約束します。スケシューこそキレイめアイテムに合わせるべきという、何より大切なことに気づかせてくれた♪のです。
低重心なシューズとは相性抜群
アンデコレイテッドのジャケット5万7200円、同パンツ3万9600円(アンデコレイテッド) サイのTシャツ2万5300円(マスターピースショールーム) アヤメの眼鏡3万6300円(アヤメ)
セットアップにラフ注入が好相性。スエードの素材感がハズシ効果絶大!
90sレジェンドが立ち上げた若き名門
本気のクオリティで選ぶならココんち
LAKAI[ラカイ]
グリフィン
ラカイの中でも最もスタンダードな一足。つま先部分はシームレスに仕上げることで足先の感覚を高め、中足部にはベンチレーションホールを空けて靴内の蒸れを排出している。9900円(オーエスシーディストリビューション)
2人のプロボーダーがカリフォルニアにて設立

リック・ハワードとマイク・キャロルにより1999年にスタート。XGAMESの常勝ライダーも在籍。さまざまなソールテクノロジーを開発し、乗り味への評価が高い。
日本人の日本人による日本人のためのスケシュー
バイカラーが映えるカラフルな素材使い
ARETH[アース]
プラグ
同社のモデルの中で最もローカットのモデルゆえ、ゆったりイージーなセットアップに合わせやすい。通常よりも少し厚めなスエードを使用しており、ハードなライディングにも耐える。1万3750円(モータルトーキョー)
日本発のスケシューブランド

荒木 塁、小椋 慎吾、原 功次郎など、国内外で注目される玄人ライダーをサポート。インソールには振動吸収素材ポロンを搭載し、ガンガン乗る派からの評価高し。
スケートカルチャーに北欧のエッセンスを注入
黒のソールサイドがコーディネートを引き締める
LAST RESORT AB[ラストリゾート エービー]
VM001 スエード ロー
アッパーに上質なスエードを採用し、耐久性とフィット感にこだわった定番モデル。スモーキーな色みに北欧らしいセンスを感じさせる。シュータン部にはアイキャッチなブランドロゴが鎮座。1万3200円(ディアゲスト)
げに珍しき北欧スケシュー

スウェーデンのスケーター、ポンタス・アルブとサミ・トルッピが開始。デッキブランド「ポーラースケート」も手掛け、いずれも北欧らしいヒネリが効いている。
シェブロン&スターが光る本格スケートラインを展開
ポリエステルの靴紐を採用し耐久性はピカイチ
Converse[コンバース]
CX-プロ SK
アーカイブのCX PRO-250をスケート仕様に。キャンバスアッパーにレトロなカラーリングを採用し、トウガードには星の意匠も。EVA素材のカップインソールも備わる。8800円(コンバース インフォメーションセンター)
日本限定のスケートライン

競技志向ではないものの、日本のスケートシーンを牽引するベテラン&若手ライダーをサポート。ソールサイドのラバーテープを二重にするなどの機能性が信頼される。
※表示価格は税込み
[ビギン2022年7月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。