特集・連載
2017年頃HITチャート♪:ローテクスニーカーの普通を超えてゆけ~
ゴアテックス素材のオールスターを皮切りに「全天候型スニーカー」が一気に増加
傑作スニーカーの超現代ヒストリー '90s~2010年代編 1900年代から始めるのがスニーカー史のセオリーですが、今回は雑誌ビギン創刊の1988年を起点に超現代をフィーチャー! この記事は特集・連載「傑作スニーカーの超現代ヒストリー ’90s~2010年代編」#14です。
ローテク界にハイテクの波が来た!
2017年〜 3大アッパーがゴア内蔵!
ゴアテックススニーカーがないわけではなかったが、定番のオールスターにゴアテックス素材搭載モデルが登場して以来、名作×ゴアの波が到来。雨の日でも快適に履けるように!
(GORE-TEX/ゴアテックス)
CANVAS
2017年:ゴアテックス素材のオールスターが登場
CONVERSE[コンバース]
(左)ジャックパーセル ゴアテックス RH
(右)オールスター 100 ゴアテックス HI
永久不滅のローテク顔にして雨もへっちゃらなゴアテックス搭載。つつましくも機能的なモデルに心揺さぶられた人は数知れず、今や人気シリーズとして定着。雨の日でも着こなしに万能なコンバースを選べることも革新的だった。ともに1万6500円。ジャックパーセルは2月発売予定(コンバースインフォメーションセンター)


試行錯誤の末生まれた逸品!
ライニングにゴアテックスファブリクスを搭載。なにげないようだが、じつはヴァルカナイズド製法でゴア搭載は難題だった。タンもアッパーと一体のブーティ構造となっている。
NYLON
REEBOK[リーボック]
ビクトリー G
’80年代に販売されたランニングシューズ、リーボックビクトリー Gの忠実な復刻モデル。ライニングにはゴアテックス素材が縫い込まれており、雨の日も快適に履ける。1万6500円(リーボック アディダスお客様窓口)
ONITSUKA TIGER[オニツカタイガー]
レビラックランナー
名作のクラシカルな雰囲気を残しながら機能面をアップデート。ゴアテックス仕様であるほか、かかと部に衝撃緩衝材を搭載しており、歩き心地のよさも抜かりがない。1万8700円(オニツカタイガージャパン お客様相談室)
LEATHER
NIKE[ナイキ]
エア フォース 1 GTX
ただのエア フォース 1と思いきや、こちらはゴアテックスモデル。定番のオールホワイトとは違った、精悍なオールブラックも魅力的。汚れが目立たないのも◎。1万8150円(NIKE カスタマーサービス)
CONVERSE[コンバース]
オールスター クップ ゴアテックスサラウンド OX
ドレッシーなオールスター クップにゴアテックス サラウンド プロダクト テクノロジーを採用し、ソールからもスイスイ湿気を逃がす! 通勤スニーカーとしても◎。2万4200円(コンバースインフォメーションセンター)
ゴアテックスサラウンド プロダクトテクノロジーを搭載
アッパーに通気性と撥水性に優れたシンセティックレザーを採用。アウトソールは網目状のオープンソール構造となっており、足裏を含めて360度全方向から湿気を逃してくれる。
PUMA[プーマ]
スウェードVTG
名作「プーマ スウェード」の、’80年代中期におけるデザインを復刻した「スウェード VTG」をベースに、ゴアテックスファブリクスを採用したモデル。1万6500円(プーマお客様サービス)
白スニ&ゴアスニ人気の陰でお手入れカルチャーが広まった!
洒脱なシューケア用品が続々登場
白スニのビジネス使いや汚れにくいゴアスニーカーの登場で、スニーカーは常に綺麗にというムードが定着。それを受け、お洒落なシューケアグッズが続々登場。2010年代はお手入れカルチャーも花開いたのでした。
お洒落シューケアのパイオニア
JASON MARKK[ジェイソンマーク]
(右)シュークリーナー(左)リペルスプレー
日本の気鋭シューケアメーカー
MARQUEE PLAYER[マーキープレイヤー]
除菌消臭スプレー
創業100年以上の老舗からも♡
COLUMBUS[コロンブス]
プロテクトスプレー
※表示価格は税込み
[ビギン2022年3月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。