特集・連載
オシャレ玄人が夢中な「黒ビルケン」のマネしたくなる実践例【SNAP】
モノトーンで品格を纏ったビルケンシュトック全集 落ち着いたトーンのグレースエード、同色バックルがモードなムード。このアリゾナに限らず、最近ビルケンシュトックにはシックなモノトーンカラーが増えてるんです。ここ数年のスポサンブームが一段落した今、質のいいレザーサンダルを改めて見直すには絶好の機会。古くは王族も認めたシューマイスターとして、第一次世界大戦ではコンラッド・ビルケンシュトック氏が負傷兵の整形外科靴を手掛け、その哲学を受け継ぐ快適な履き心地が愛されてきたビルケン。米国に上陸した'60年代後半、健康食品店で売られていたサンダルは、ヒッピーブームの後押しを受けファッションとしても開花していったんですね。天然の素材を組み合わせたサステナブルで快適なフットベッドは健在。夏から秋まで、コンフォートで品よく履ける老舗の新鮮こそ、今取得しておくべき一足では? この記事は特集・連載「モノトーンで品格を纏ったビルケンシュトック全集」#03です。
お洒落玄人はみ〜んな黒ビルケンに夢中です
いち早く品格急上昇に気づいた有力ショップは、革靴より軽快なのに足元を引き締める、夏⇒秋ボーダーレスな「黒」にゾッコン♡ お洒落玄人の実践例、どーぞマネしちゃって!
ブラックスエードで上品かつ男らしく!
BIRKENSTOCK[ビルケンシュトック]
ビームス別注
Arizona(アリゾナ)
アッパーにはスエードを、フットベッドにはマイクロファイバーを使い、素材&パーツをすべてブラックに! ミッドソール側面にもスエードを配すことでグッと引き締まった表情を手に入れた。2万900円(ビームス 原宿)
Summer:開衿シャツ+短パンも足元の黒で大人っぽく
Autumn:ワイドパンツに負けない存在感!
ビームス プレス 百々 南さん
ともするとラフな開衿シャツ+短パンですが、落ち着いた黒スエードで品格もキープ。一方、革靴を合わせても成立する秋コーデは、上品さに加えてヌケ感も演出できちゃいます!
ローファー感覚で取り入れる上品サンダル
BIRKENSTOCK[ビルケンシュトック]
ユナイテッドアローズ別注
Arizona BIG BUCKLE(アリゾナ ビッグ バックル)
選りすぐった高品質なナチュラルレザーを、アッパーとフットベッドにあしらった別注作。メタリックなビッグバックルを使い、ラグジュアリーな雰囲気をさらに高めた。2万9700円(ユナイテッドアローズ 原宿本店)
Summer:色みを抑えてバックル際立つ大人カジュアルに
Autumn:ネイビー合わせに白インナーでヌケ感を
ユナイテッドアローズ プレス 岡本一宏さん
ローファーを合わせる感覚で取り入れれば、大人っぽさと軽快感を両得。ネイビーワントーンのキレイめな着こなしには、白ソックスを合わせて程よいヌケ感を狙いました。
男女問わず上品にこなせる黒×ビッグバックル
BIRKENSTOCK[ビルケンシュトック]
ビューティ&ユースユナイテッドアローズ別注
Arosa BIG BUCKLE(アローザ ビッグ バックル)
しっかりと甲を包みつつV字形に深く開いたストラップが、ジェンダーレスな印象に貢献。アローザでは初のビッグバックルが好アクセントに。1万9800円(ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ 渋谷公園通り店)
Summer:オーセンティックなアメカジも品格アップ
Autumn:ワイドデニムならブラックが好相性
ビューティ&ユース プレス 児玉孝志さん
ブラックの革靴を合わせるようなスタイルも、程よくリラックス感が演出できるんですよね。デニムなら、ワイドめのブラックを選ぶと足元とのバランスが抜群に決まります。
さらに品格アップさせるエナメル別注
BIRKENSTOCK[ビルケンシュトック]
アーバンリサーチ ドアーズ別注
Arizona(アリゾナ)
エナメル加工を施した合成素材「ビルコフロー」でフィット感と耐久性を両立。マットなシルバーバックルを装着し、ツヤっぽくなりすぎない顔つきに仕上げた。1万3200円(アーバンリサーチ ドアーズ ルミネ新宿店)
Summer:ゆったりスラックスの足元を引き締める
Autumn:足元のツヤ感をラフなセットアップで中和
アーバンリサーチ プレス 西村滋紀さん
高級感のあるルックスなので、服はゆったりリラックス感のあるものが◎。カジュアルな夏の着こなしはTシャツタックイン、秋コーデは衿付きでキレイめを意識しました。
※表示価格は税込み
[ビギン2021年9月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。