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ナイキが推薦する、
この3モデルなら絶対ハズシなし!

ナイキ エア ズーム ペガサス 37を履いた新谷仁美選手

※写真は、以下で紹介している「ナイキ エア ズーム ペガサス 37」を履いた新谷仁美選手(積水化学)です。

過去に何度かランニングブームはあったけれど、イマほどたくさんの人たちが走っていることはありませんでした。例の感染症による緊急事態宣言は解除されたものの、遠出などを控える人は少なくなく、それゆえに皆さん、家籠もりで運動不足に悩んでいるのでしょう。

このような中、もっかランニングシューズに注目が集まっている模様。走り始めたときは持ち合わせのスニーカーでよかったけれど、続けるうちに「もっと走りやすい靴を!」と思い始めるのは当然のこと。ということで、入門ランナーたちに向け、e-Beginがバイヤーズガイドを公開! 誰にとってもおなじみの人気5大ブランドにお願いし、

「入手しやすい定番品」
「不慣れな走りをフォローする機能がある」
「ブランド靴を履いているという満足感がある」
「比較的買いやすい価格」

の4条件をもとに、豊富なラインナップの中から「入門ランナーにベストな3モデル」を厳選&推挙してもらいました。「自分にふさわしい靴は?」とお悩みなら、ぜひこの中から“買うべき1足”を選んでください!

先進テクノロジーを搭載するナイキの
モデルは、どれもが超個性派です!

計5回に分けてお送りしている、この特集企画。その“第4走者”はナイキです。イマの40代などには、ナイキと聞いてバスケットシューズ「エア ジョーダン」をまずイメージする人が多いかもしれません。たしかに同社はさまざまなスポーツジャンルの商品を展開し、ヒットさせてきました。が、その本懐はランニングシューズなのです。

1964年、米国北西部オレゴン州にて日本製ランニングシューズの輸入・販売会社として設立され、’71年にナイキブランドを立ち上げて自社生産をスタート。1976年に「ワッフル ソール」を、’78年に「エア ソール」を、’87年にはそのエアシステムが外から直に見ることができる「ビジブル エア」を発表するなど、あまたのイノベーションでスポーツシューズの世界に革新をもたらしてきました。「ナイキ ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%」を履いたマラソンや駅伝の選手たちが次々と新記録を更新し、厚底ブームを巻き起こしたことも記憶に新しいところです。

ナイキのランニングシューズはラインナップも、カラーバリエーションもじつに豊富。その中から、自分にとって一番ふさわしいモデルを見つけるのは結構大変かもしれません。ということで、今回の特集企画では、そうした入門ランナーにオススメの3モデルをナイキに選んでいただいた次第。いずれも同ブランドらしい高機能&多機能な傑作なのですが、それぞれに個性が大きく異なるので、以下をよ~く読んで、自分に合った1足を決めてください。

選ぶべきモデル(1) ナイキ エア ズーム ペガサス 37

ナイキ エア ズーム ペガサス 37
 

ミッドソールの強い反発感が心地いい!

モデル名が示すとおり、1983年から現在にいたる37年間も続く「ペガサス」シリーズの37代目として、今年(2020年)4月に登場。同シリーズでは初の「ナイキ リアクト」をソールに搭載したモデルとなります。

この「ナイキ リアクト」とは、約3年間の開発期間を経て2017年に登場した、高クッション性、高反発性、軽量性、高耐久性の4つの特性を持つミッドソール用のフォーム(発泡素材)です。本品では、このエネルギーリターンにすぐれたミッドソールの前足部にエアバッグ「ズーム エア」ユニットが配置されており、これが踏み込むたびに強く反発し、結果、弾むような走り心地を体感させてくれます。しかも、この「ズーム エア」を従来よりも約2倍の厚さにしたり、メンズとウィメンズで気圧差をつけるといったこまかい配慮までなされているのです。

トランスルーセント(「光を通す半透明の」の意味)素材で軽さと羽根のような印象を生み出し、耐久性のあるエンジニアード アッパーの一部に通気性を高めるメッシュ構造を取り入れ、ランニング中の足の動きをしっかりサポート。と、これら多彩な機能を持ち、しかもそうした機能が末長く持続するようタフに作られた本品は、日々欠かさずに走っているランナーに、ことにオススメのモデルです。

ナイキ エア ズーム ペガサス 37

創業者ビル・バウワーマン氏が焼き菓子のワッフルからヒントを得て開発した「ワッフルソール」(1972年に初登場)は当時、アスファルトの路面上においても高いクッショニングとグリップ性をもたらした。本品では、このナイキ伝統のソールに最新テクノロジーを組み合わせたことで、ワッフルの特性はそのままに、高い耐久性も発揮する。

アッパー素材:エンジニアードメッシュ
ミッドソール:ナイキ リアクト フォーム×ズーム エア ユニット
アウトソール素材:合成底
価格:1万3000円

※写真のカラーは、ペールアイボリー×ベアリーボルト×セイル×ゴースト(ウィメンズカラー)。

選ぶべきモデル(2) ナイキ リアクト インフィニティ ラン フライニット

ナイキ リアクト インフィニティ ラン フライニット
 

安定感×バウンス感×なめらかな推進力で走り軽快

「ランナーのケガを減らしたい」との思いから誕生したのが、今年(2020年)1月に発売されたコチラ。ナイキ独自のミッドソールフォーム「ナイキ リアクト」(前出「ナイキ エア ズーム ペガサス 37」参照)を取り入れつつ、そのクッション性と運動力学的効率を絶妙なバランスで調整することで、ランニング初心者にも安定的、かつ安心な走りを可能にしたモデルです。

加えて、ソールを幅広にしたうえでロッカー形状、すなわちロッキングチェアのような弓なりに反り返った形状にすることで、ランニング中の足の横振れを抑えながら、着地から蹴り出しまでの体重移動をスムーズなものに。足入れすると、その安定性が体感でき、走ってみれば、着地時の快適なバウンスや自然な前方への推進力が実感できることでしょう。

アッパーには軽量で、通気性やフィット感に富む「フライニット」素材を使いつつ、3つの異なるレイヤーで足をしっかりと快適ホールド。と、こうしたテクノロジーにより、足にかかるさまざまな負荷を最小限のものにして、ケガのリスクを軽減するためのシューズに仕上がっているのです。

ナイキ リアクト インフィニティ ラン フライニット

ロッキングチェアの脚のようなカーブがつけられたソールが、踵(かかと)での着地から前方への推進、つま先での蹴り出しの一連の体重移動をなめらかにする。アウトソールはラバーを増量し、軽量性と耐久性を両立させている。

アッパー素材:フライニット
ミッドソール:ナイキ リアクト フォーム
アウトソール素材:合成底
価格:1万6000円

※写真のカラーは、プラチナムティント×ピンクブラスト×トータルオレンジ×ブラック(ウィメンズカラー)。

選ぶべきモデル(3) ナイキ ジョイライド ラン フライニット

ナイキ ジョイライド ラン フライニット
 

ビーズ入りクッションで、比類なき“やさしい”走り心地を実現

約10年を費やして開発された革新的ソールテクノロジー「ジョイライド」が初めて搭載されたモデルで、2019年8月に登場しました。

おもにランニング初心者に向けて「ランニングを楽しむため」に誕生した、このテクノロジーは、ミッドソールに直径約3mmの高反発性TPE製ビーズが無数に仕込まれた奇想天外なクッショニングシステム。足を入れると、砂浜に素足で立った際に砂が指と指の間にじわりと入り込むような、そんな心地よさがあり、しかし、走れば砂浜のように足が沈み込むことはなく、ビーズが圧縮→反発することで確かな安定感&ほどよい弾性を発揮し、衝撃を吸収して脚への負担を軽減してくれるのです。さらには走るうちにビーズが動いて、次第にミッドソールが足裏の形状になって密着感UP! これにより、硬いアスファルト上でも、まるで芝生や土の上を走っているかのような、そんなやさしい履き心地が体感できるのです。

ちなみにアッパーには軽量で、通気性にすぐれた「フライニット」素材を採用し、快適なフィット感を実現。これが「ジョイライド」ミッドソールなどと相まって、足に“やさしい”シューズに仕上がりました!

ナイキ ジョイライド ラン フライニット

アウトソールの半透明素材をとおし、ビーズが目の当たりに! ビーズの量はサイズ28cmで片足約1万1000粒にもなり、体重移動がスムーズになるよう、それらが4室の区切られたミッドソールの小部屋ごとに厚みを変えて仕込まれている(トウの小部屋は薄く、ヒール部分では厚く……という具合)。ちなみに青い粒と赤い粒があるが、これはあくまでデザイン上の配慮だ。

アッパー素材:フライニット
ミッドソール:TPE(熱可塑性エラストマー)製ビーズ
アウトソール:合成底
価格:1万8000円

※写真のカラーは、ブラック×オリーブオーラ×ブライトクリムゾン×ブラック。

結論!

初心者ながら「もっと速く走りたい!」とか「いつかはマラソン大会に!」といった目標があるのなら、「エア ズーム ペガサス 37」がジャスト。普段の練習からレースまで幅広く対応できるオールラウンドモデルだからです。「リアクト インフィニティ ラン フライニット」もジョギングからロングランニングまでと、用途はかなり広め。しかもデザイン性が高いから、街履きとしてもイケちゃいます。そして、速度は気にせず、気軽にランニングを楽しみたいという向きには「ジョイライド ラン フライニット」です。もちろん、ビーズ入りソールによる新しい走り心地を確かめたいという人にもオススメですし、ラブリーな見た目なので、街履きしてもかなりお洒落だと思います!

問い合わせ先/ナイキ カスタマーサービス ☎ 0120-6453-77
https://www.nike.com/jp/ja_jp/

※表示価格は税抜き


文/山田純貴

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