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New Balance ニューバランスのスニーカー
※写真上でランナーが着用している靴は、以下で紹介の3モデルとは異なる商品です。

リモートワークが広まるに連れ、運動不足に悩む人が激増中。ということで、仕事の前後の時間や合間を利用して、自宅の周りなどでランニングする人たちが少なくない模様です。健康って大事ですものね? で、ランニングを始めるにはまず、靴ということになるのですが、じつはこれが悩ましい。なにせランニングシューズの世界は百花繚乱。走りビギナーにふさわしいモデルがどれなのか見当がつかず、ホント迷っちゃうんです。

ってなワケで、そんな人たちに向け、おせっかいなe-Beginがバイヤーズガイドを緊急公開!

「入手しやすい定番品」
「不慣れな走りをフォローする機能がある」
「ブランド靴を履いているという満足感がある」
「比較的買いやすい価格」

の4条件を前提にしたうえで、人気ブランドの各担当者に「入門ランナーにベストな3モデル」を推挙してもらいました。「よ~し、俺も走るゾ!」ってな人は、ぜひコチラを参考にされたし!

矯正靴で培った技術も駆使! NBは走り入門靴にも一切妥協せず

シリーズでお送りする、この特集企画の“第1走者”は、いまや皆が履いているニューバランスです。この人気ぶりが揺るぎないのはファッション性の高さのみならず、誰にとっても心地よい履き心地にあるといえます。

そもそもニューバランス(1906年、米国ボストンで創業)はアーチサポートインソール&矯正靴を製造する会社で、足の解剖学的な知識とか整形外科&運動生理学への深い理解をもっていました。そうしたノウハウをベースに、やがてスポーツシューズの世界に参入。とりわけジョギングブーム真っ只中の1976年に登場した「M320」は、米国の権威ある専門誌『ランナーズワールド』で、その年のNo.1シューズに選出され、世界中のランナーたちの憧れの的になりました。

と、そんなニューバランスにとって、ランニングシューズはブランドの本懐。当然、長い年月で培った医学的見地に立脚しつつ、みずから開発した最新テクノロジーも取り入れた多彩な高機能ランニングシューズを展開しております。が、そのモデル数はハンパなく、入門ランナーとしては「どれ選ぶ?」と途方に暮れるワケです。

金子 鼓さん

そこで、ご自身もランニング愛好家であるニューバランス ジャパン PRスペシャリスト 金子 鼓さんにご相談。で、選出してもらったのが、以下の3モデルです。「ニューバランスで走りたい!」という入門ランナーなら、まずはココから!

選ぶべきモデル(1) FRESH FORM MORE

New Balance ニューバランスのフレッシュフォーム モア

 

高クッション性の厚底ながら、安定性にもすぐれる

ランニングシューズのトレンドでもある厚底系。「どんな走り心地なの? 履いてみたい!」という人はコチラのモデルを! 「ニューバランスのランニングシューズの中で、とくにクッション性がすぐれたモデルです」と金子さん。レーザー加工によってクッション性が極められたミッドソール「フレッシュフォーム」をさらにブ厚く採用した「フレッシュフォーム モア」を搭載。しかも、ランニング中の足の横ブレや倒れ込みを防ぐ独自のサイドウォール構造により、安定性もしっかり確保されています。

ちなみにアッパーには軽量で、サポート性にすぐれたエンジニアードメッシュを採用。これもまた、セーフティ&コンフォタブルな走りをしっかりとサポートしてくれるのです。「とても快適なうえ、病みつきになるような抜群のクッション性も相まって、走ることを楽しくさせてくれますよ」(金子さん)

New Balance ニューバランスのフレッシュフォーム モア

快適なロードランを提供するアウトソールに、軽量性とクッション性にすぐれている「グラウンドコンタクト EVA」を採用することで、さらなる軽量化が図られている。

アッパー素材:合成繊維
ソール:合成底
ウィズ:D、2E
カラー:ブラック、ブルー(写真) ※ともにメンズ。
価格:1万7000円

選ぶべきモデル(2) FuelCell 890

New Balance ニューバランスのフューエルセル 890

 
グングンと前に押し出す足運びをもたらす

ズバリッ、「在宅ワークの平日などで、気分転換に近所を少し走ったりするときにピッタリです!」と金子さんがイチオシする、このモデル。なぜなら「グングンと前に押し出してくれるような、スムーズで軽快な足運びをサポートしてくれるから」(金子さん)なんだとか。高反発弾性ミッドソール「フューエルセル」が着地のインパクトを前方への推進力に効率よく変換。この抜群のエナジーリターン力が、まるで弾むかのような走り心地をもたらしてくれるのです。

ところで、じつはコレ、超高速走行を想定して設計された「フューエルセル」のトップモデルからヒントを得て設計されたソールが採用された本格モデル。要は入門ランナーから本格アスリートまで、さまざまな走りをサポートしてくれる傑作シューズなんです。

New Balance ニューバランスのフューエルセル 890

ラバーと「グラウンドコンタクト EVA」が組み合わされたアウトソールが、ほどよい接地感を提供。トレーニングからレースまで幅広い走りに対応する。

アッパー素材:合成繊維、合成樹脂
ソール:ラバー
ウィズ:D、2E
カラー:ブラック、ホワイト(写真) ※ともにメンズ。
価格:1万1500円

選ぶべきモデル(3) NB HANZO U

New Balance ニューバランスのエヌビー ハンゾー ユー

 
入門ランナーの走りをフォローする機能がてんこ盛り

「いつかはフルマラソンに挑戦したい!」という入門ランナーにはコチラ。じつは金子さんもご愛用で、「私の初めてのフルマラソンデビューは、このモデルで無事完走できたんですよ!」とのこと。

とはいえ、初心者向けのサポート機能が満載であるのが入門ランナーにオススメの理由です。たとえば、エンジニアードメッシュのアッパーは通気性とサポート性にすぐれ、そこに仕込まれたインナーサドルが足へのフィット性を高めつつサポート性をさらに向上。ヒールカップは踵(かかと)をしっかりと保持し、ミッドソール「レブライト」は、そのすぐれた反発性で軽快な走りを可能に。また、そのミッドソールの踵部インサイドの硬度を高めることで、走行中の内側への倒れ込みを防止する「メディアルポスト」も搭載するなど、快適&安全な走りを可能にする多彩な機能がてんこ盛り。これはもう、多くのランナーたちから幅広い支持を集めているのも納得なんです。

New Balance ニューバランスのエヌビー ハンゾー ユー

削れやすい踵部分に耐摩耗性素材「Nデュランス」が採り入れられたアウトソールは、接地面がやや広め。これが、アシメントリーカウンターや踵から爪先までの自然な足の動きを確実にサポートする構造「Tビーム」と相まって、安定した走りをもたらすのだ。

アッパー素材:合成繊維
ソール:ラバー
ウィズ:D、2E、4E
カラー:ブラック×レッド、ブラック×ブルー(写真)、ホワイト×ブルー、イエロー×ブラック ※いずれもメンズの場合。
価格:1万3500円

結論!

ニューバランスってどんな商品に対しても真摯で真面目なモノづくりを徹底しているので、どのランニングシューズも「信じられる!」安心感を感じます。そして、それは金子さんが推薦してくださった入門3モデルにもいえることで、要は、どれ買ってもハズシはないのです。で、そのうえで、厚底で走りたいのなら「フレッシュフォーム モア」を、軽快にリズムよく走りたいなら「フューエルセル890」を、「いつかはレースに!」という上昇志向派なら「エヌビー ハンゾー ユー」を選んでみるのがイイと思います。

問い合わせ先/ニューバランス ジャパンお客様相談室 ☎ 0120-85-0997
https://shop.newbalance.jp/

※表示価格は税抜き


文/山田純貴

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