特集・連載
モノ作りの地・ドイツで育まれた曲げ木の手仕事宿る美しい照明
結局得する新・一点豪華主義 「え!? これがこの値段?」。ここ数年、安くていいモノが本当に増えました。一方で、それに慣れてきて無意識に“安いこと”が買い物の条件になっていませんか? そこでオススメしたい選びのポイントが一点豪華主義。多少値が張ろうが張るまいが「これはイイ!」と思える今の時代の“新しいリッチ”をお届けします! この記事は特集・連載「結局得する新・一点豪華主義」#08です。
天然素材のぬくもりと曲線美で引き立つ優しい光
独・バートミュンダーの10人規模工房で製作
“工業大国・ドイツ”は機械に限った話ではなく、木工製品もその範疇。で、そんなモノ作りの国で生まれるコチラ。北部の街・バートミュンダーで1966年に創業されたドムス、木製の照明がその十八番です。
製品によっては原料の木材の植林・栽培から行っているという職人気質な小規模ファクトリーで、曲線の美しいチーク製のコチラは、よく見たらシャンデリア。
王子様が住むお城みたいなガラス製のものばかりかと思ってたけど、こんなセンスのいいモノがあるとは意外でした。頭の中にもピコンと明かりが灯ったような気分です♪
自社工房で丹念に作られる工芸品のような照明
DOMUS[ドムス]
カンデラ 4454
厚さ数ミリの板を重ねながら熱と圧力をかけていき、美しいカーブを表現した5灯のシャンデリア、カンデラ 4454。亜麻仁油や蜜蝋で仕上げを施すことにより、木肌の呼吸を妨げずに木目の美しさをしっかりと保つあたりはさすがの一言。11万7600円。(ノーバ)
※表示価格は税抜き
[ビギン2019年10月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。