特集・連載
結局得する名門のロングセラーカバン7選
厳選ミニマルBESTなカバン 必要ないモノは欲しくない!って当たり前だけど(笑)、だったら今、本当に必要なカバンって何なの~? というわけで、ミニマル(=必要最小限)なカバンを編集部が厳選。ベストチョイスな理由とともにご紹介します! この記事は特集・連載「厳選ミニマルBESTなカバン」#14です。
ムダなく「欲しい」に直結する名作を狙い撃ち!
「手堅い」という形容詞、それはLOWリスク&HIGHリターンを狙うならば完全に褒め言葉。ここでは改めて、スタンダードな名品群の定番たる所以を、アイテム誕生年とともにおさらい。理由を知れば、ムダな出費はありません。
フォロワーを多数生んだ“名コンビ”の先駆け
Birth year & place:1986 Italy
FELISI
フェリージの#8637
上品な光沢を持つナイロンと、飴色へとエイジングするバケッタレザー。この2大名素材の“黄金コンビ”を広め、2004年には読者&業界人気No.1に。品と機能性が両立した、ビジネス鞄界のひとつのゴール! W41×H32×D11cm。6万6000円(フェリージ 青山店)
本誌でも取り上げた
「使い込んで完成する」リアル一生モノクオリティ
Birth year & place:2012 Japan
GANZO
ガンゾのブライドル ブリーフケース
丁寧に染料を塗り、切り目本磨きで仕上げることで耐久性も高めた美麗なコバを見よ! その完成された縁の美学と、革の繊維内から浮き上がるロウで徐々に光沢を増すブライドルレザーとで、文句なしに一生モノのカバンだ。W41×H31×D11.5cm。13万円(アジオカ)
美麗なコバ
英国郵便局員が使うガチで便利なメッセンジャー
Birth year & place:1979 UK
MICHAEL LINNELL
マイケル リンネルのビッグメッセンジャーバッグ
旧英国郵政公社であるロイヤルメールに、ナイロン製バッグを納品していた由緒正しいブランド。ゆえにメッセンジャーバッグの本流だ。実際に本モデルの赤色バージョンを掛けた配達員たちが英国中を駆け回っていた。W50×H42×D13cm。1万2800円(T.N.ノムラ)
本モデルの赤色バージョン
あれを思わせる“重宝形”が収まりよすぎ!
Birth year & place:2009 USA
THE NORTH FACE
ザ・ノース・フェイスのBCヒューズボックス2
電子機器のヒューズボックスに似た形状で、アウトドアギアを四隅まで隈なく収めるために誕生した。縦長ボディゆえロッカーへの収まりがよく、ジムバッグとしても人気。TPEラミネート生地製。W33×H46×D15cm。1万5000円(ザ・ノース・フェイス原宿店)
電子機器のヒューズボックスに似た“重宝形”
軍 スペック譲りの快適タウンパック
Birth year & place:2013 USA
DSPTCH
ディスパッチのデイパック
短期間で圧倒的な支持を集めるに至ったサンフランシスコ発のブランド。カメラ用ストラップからスタートし、ミルスペックに準拠するパーツ使いが男心をくすぐりまくり。無骨と洗練が巧みに同居。W33×H48.2×D17.8cm。2万9000円(ディスパッチ トーキョー)
ミルスペックに準拠するパーツ使い
宇宙でも壊れない元祖タフネストロリー
Birth year & place:1976 USA
ZERO HALLIBURTON
ゼロハリバートンのコレクターシリーズ
アポロ計画にて月面の石を持ち帰ったエピソードで知られる頑強なアルミ製ケース。それらを製造していたソルトレイクシティの工場で成形された復刻作だ。指紋認証ロックなど最新技術も搭載。W36×H57×D24cm。26万円(ゼロハリバートン カスタマーサービス)
月面の石を持ち帰ったアポロ号
ロングライフを約束する無骨顔
Birth year & place:2014 Japan
HYSTERIC GLAMOUR
ヒステリックグラマーのコーデュラサック
デザイナーズブランドゆえ毎シーズン商品を刷新するなか、異例の5年目を迎える継続展開モデル。いわゆる“ショエルトート”タイプの2wayで、コーデュラナイロン×ステンシルの軍顔デザインが◎。W38.5×H42.5×D12.5cm。1万6800円(ヒステリックグラマー)
コーデュラナイロン×ステンシルの軍顔デザイン
※表示価格は税抜き
[ビギン2019年4月号の記事を再構成]スタッフクレジットは本誌をご覧ください。