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ニューバランスにコンバースも⁉ 流行りのゴアテックススニーカーは迷わず「名門の黒」で選ぶべし!
「GORE-TEX」という文字やタグ。以前にも増して、よく目にするようになったと思いません?
というのはおそらく、最近ではシューズでもゴアテックス素材を搭載するモデルが増えてきたから。防水透湿素材のゴアテックスというと、アウトドアシェルやアウターというイメージがありますが、じつはシューズにおいても大いなるメリットがあります。
そこで今回は、今をときめくゴアテックスシューズの選び方にフォーカス。てかそもそも、ゴアテックスって?という基本から、まずは買うべきモデル、“名門の黒”たちをピックアップしていきます!
本題に入るその前に……
【TECHNOLOGY】
今さら聞けないゴアテックス製品の機能をおさらい!
最近よく聞く「ゴアテックス」ですが、そのはじまりは意外と古く1958年まで遡ります。さまざまなハイテク素材で知られるデュポン社に勤めていたゴア夫妻が独立し、W.L.ゴア&アソシエイツ社を設立。1969年に息子のボブ・ゴアがゴアテックスファブリクスのもととなる多孔質材料「延伸ポリテトラフルオロエチレン(ePTFE)」を開発し、特許を取得したのが始まり。
下のブーティ上の写真にありますが、ePTFEをメンブレン(膜)状にしたこの素材には非常に多くの微細な孔があり、水蒸気は通るが、水は通さないという特徴があります。これを芯材として、あとは表裏をナイロン生地などで挟んで補強することで、優れた防水性と透湿性を備える画期的なシューズが実現したのです。
「水は通さないのに湿気は逃がす」。この画期的な特性でシェルジャケット、グローブの素材として採用され、一躍アウトドアフィールドに進出。アメリカのスペースシャトル・コロンビアに搭乗する宇宙飛行士の宇宙服や、国際南極探検隊のアウターにも採用されるなど、極限のフィールドでも活躍するなど快進撃を見せます。
そして1982年にはゴアテックス素材を使ったシューズ用のブーティを開発。これをシューズのライニングに用いることで、防水透湿性を備えるゴアテックスシューズが生まれました。
ゴアテックス素材はシューズにおいても、そのメリットは絶大。なぜなら雨の日に水の浸入を防ぐだけでなく、晴れた暑い日にはシューズ内の湿気を外に逃してくれるから。つまり雨の日だけじゃなく、全天候型で年中快適に履ける、いわば究極のコンフォートシューズ。ゴアテックスシューズ=雨の日対策とお考えの方、そのイメージはもったいないですよ!
ゴアテックス素材が名だたる名門に選ばれるワケ
【STUDY】
製品をイジメ抜く⁉ 徹底した品質テストに刮目せよ
今ではゴアテックス素材以外にも防水透湿素材は数多あります。そうしたなかで、名だたるブランドがゴアテックスブランドを採用する理由は、徹底した品質管理とクオリティの高さ。
またブランド側がゴアテックス素材を使いたくても、ゴア社が認めたクオリティでなければ、生産できないというほどです。さらにゴア社で行われる品質テストも、これでもかというほど徹底的! その一部をのぞき見してみましょう。
ブーティテスト
多くのゴアテックスシューズのもととなる、ライニングに使われるブーティは、水槽に沈めて防水性を検査。縫い目からも空気がもれないことを確認する。
ウェットフレックステスト
試作品ができると、人間に似た足型に履かせ、水を入れたウォーキングシミュレーターの中で何万歩も歩かせて、防水性をチェック。水分がシューズ内に浸入するとテストは停止し、センサーに水濡れ箇所が表示される。
セントリフューガルテスト
次はなんとシューズ内に水を満たし、テスターに載せて高速回転。内側から水が通り抜けないかチェックする徹底ぶり! 回転すると圧力が生じるため、穴などがあると水分は通り抜けてしまい、不合格に(涙)
ウィッキングテスト
こちらは各モデルに使われる素材の吸水性のテスト。アッパーに使われるレザーやテキスタイル、シューレース、ステッチまでテストし、ゴア社が設ける吸水性の低さをクリアしないと、ゴアテックスシューズに使用することはできない。
コンフォートテスト
最後は透湿性を調べるテスト。シューズ内をあたため、湿気が外に放出されているかどうかを測定している。
ご覧の通り、そこまでやる~っ!?てな、あらゆる品質テストが行われ、すべてをパスしたモノだけが製品化。ようやく「GORE-TEX」のタグ、ギャランティーをまとうことができる。だからアウトドアの名門からの信頼が厚く、さまざまな人気ブランドからオファーが絶えないんですね~。
でも結局は山シューズでしょ?なんて思い込みはNG!
【PRODUCTS】
街で履くなら、まずは名門の“黒ゴア名作”から選ぶべし!
ゴアテックス素材はアウトドア製品に使われるイメージが多いですが、日常の足元に馴染み深い、定番ブランドからもゴアテックスシューズが登場しています。
ただゴアテックス素材という厳格な機能素材を使っているため、少々値段が張るのも事実。そこでビギンが考える賢い選び方は、名門の黒スニーカーがイチオシです。定番ならではの安心感はもとより、オンオフで使える汎用性もあって、結果、コストパフォーマンスが圧倒的に高くなるから♪ まずはビギン史上、登場回数No.1のスニーカー、ニューバランスから見てみましょう!
名作FILEその1.ニューバランスのM2002R GTX D
2010年に登場した米国製のフラッグシップモデル「MR2002」。このライフスタイルモデル「M2002R」をベースにゴアテックスを搭載。デザインはクラシックモダンな名作、2002そのものだが、ライニングにゴアテックスブーティを使い、シックなヌバック、メッシュアッパーが水に濡れてもへっちゃら♪ 雨の日でも躊躇なく2002が履けるって最高! 2万4200円(ニューバランスジャパンお客様相談室)
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ゴアテックス仕様の2002は、タンとアッパーがつながったブーティ構造でゴアテックス素材が採用されているので、水の侵入、ムレ対策は万全。その機能はインソールにまで搭載されており、まさに死角なし!な出来栄え。
ブラックなら今どきのセットアップにも相性抜群!
色はもちろん、フォルムもやや細身な「PL-1」ラストを採用しているとあってビジネスカジュアルにも使いやすく、汎用性は抜群! なかでも今どきの軽快スポーティなセットアップと相性◎。NBと同じ黒やダークトーンのセットアップに、白Tを合わせるだけでクールなオンタイムコーデが完成する。休日は王道のミリタリーモノとのコンビが鉄板。トップスは白で軽やかに見せると大人っぽい。
2002の歩きやすさを雨でも晴れでも享受でき、オンオフを問わずにコーデでも万能って、もう鬼に金棒! 2万4200円の元は確実にとれるし、むしろコスパ、すこぶるいいんじゃない!?
よりオン⇄オフを極めるなら……
【PRODUCTS】
名門の“オールブラックゴア”も見逃せない!
ニューバランス以外にも、まだまだ名門の黒ゴアがあります。そこで今回では、よりコスパのいい選択肢として、よりビジネスユースしやすいオールブラックを厳選。天気もシチュエーションもシームレスで使える、究極の万能シューズはこちらです!
名作FILEその2.コンバースのオールスタークップ
オールスター クップは紳士靴に似たカップソールを使い、上品なヨーロピアンテイストに仕上げられたドレッシーなコレクション。こちらにもゴアテックス搭載モデルがあるってのが耳寄り! しかもゴアモデルは、上質なシボ感漂うエコー社のレザーを使ったオールブラック。ミニマルで高級感のあるデザインは、服を選ばずビジネススタイルとも相性抜群だ。2万6400円(コンバースインフォメーションセンター)
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オンタイムにはドレス顔。オフには引き締め効果も
ミニマルなオールブラック顔は、オンタイムには革靴のような感覚で合わせられる。オフタイムのカジュアルは、スタイリングを大人っぽく引き締める効果もあり。シューレースを丸紐にアレンジすると、よりスマートなスタイルに差別化できそう。
名作FILEその3.クラークス オリジナルズのワラビーブーツ
足を包み込むようなモカシン製法の履き心地と、スニーカーばりの軽やかさ。コンフォートシューズの傑作、クラークスのワラビーブーツは、昨年から登場したゴアテックスモデルも大人気。クレープソールからタフでグリップに優れたビブラムソールへのアレンジもあり、雨の日でも安心、気兼ねなくヘビロテできる。ドレッシーな表革を使ったゴアテックスモデル(写真)は、今季で一時生産終了。狙うなら早めがオススメ。3万4100円(クラークスジャパン)
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クラシカルなブーツ顔を活かそう
オンはとくにトラッドなジャケパンスタイルと相性よし。パンツとブーツはハーフクッションが似合う。オフには楽チンなスウェットセットアップを格上げ。ジョガースタイルにも相性がいい。
名作FILEその4.オニツカタイガーのMEXICO 66
メキシコ66は過去のアーカイブシューズをモチーフにした、オニツカタイガーのアイコン。ゴアテックスモデルはクッションとグリップに優れたアップデートモデル、メキシコ66 SDをベースに、現代的な履き心地のよさも楽しめる。グレーがかったストライプと、ブラックアッパーの大人っぽいコントラストも魅力的。2万2000円(オニツカタイガージャパンお客様相談室)
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細身スラックス、ワイドパンツもどっちもイケる
今回紹介する黒ゴアのなかでは一番シャープなフォルムで、オンタイムには細身のスラックス、セットアップにも合わせやすい。オフならワイドパンツをキレイめに見せる効果も。ブルートーンとも相性よし。
名作FILEその5.ザ・ノース・フェイスのスクランブラー
アウトドアの名門、ザ・ノース・フェイスにもデイリーユースに便利なゴアテックススニーカーがラインナップ。こちらのスクランブラー ゴアテックスはブーティを使用せず、防水透湿のメンブレンを直接アッパーに接着するゴアテックス インビジブルフィットを採用。軽くフィット感に優れ、ライトトレッキングから普段の街歩きにも快適だ。柔らかなマイクロスエードを使ったアッパーもカジュアルに合わせやすい。ソールにはブランド独自のアウトソールラバー素材を採用。2万5960円(ゴールドウインカスタマーサービスセンター)
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ボリューミーなソールも、今の気分にフィット♪
ともにノースらしい、スマートなアウトドアMIXコーデにオススメ。オンにはリラックス感あるジャケパンに、スポーティかつ上品なモックTを合わせるのも技アリ。オフではレトロなマウンパを使いつつ、モノトーンで締めたい。
【EPILOGUE】
ゴアテックスブランドのこれから
いかがでした? ゴアテックス≒アウトドア的なイメージがあったけど、定番ブランドも続々と採用。タウンユースにも使わない手はないでしょ?
ラストにアメリカから、ゴア社・グローバルPRリーダーを務めるファラ・ドラズィオさんから、読者の皆さんにメッセージが届いています!
ゴアテックスブランドは、さまざまな人気ブランドとパートナーシップを結び、アウトドアや日常生活向けのウェアやシューズなどを生み出しています。40年以上にわたる科学とイノベーションの経験を持つゴアテックスブランドは、今後も「責任あるブランド(Responsible Brand)」として成長を続け、大切なパートナーブランドとともに、信頼できる製品を作り続けていきます。
私も雨に備えてゴアテックス素材を使ったアイテムを持ち、日本に訪れることを楽しみにしています」
(問)
ニューバランスジャパンお客様相談室☎0120-85-7120
コンバースインフォメーションセンター☎0120-8190217
クラークスジャパン☎03-5411-3055
オニツカタイガージャパンお客様相談室 https://www.onitsukatigermagazine.com/store/
ゴールドウインカスタマーサービスセンター☎0120-307-560
※表示価格は税込み
写真/木村心保 文/桐田政隆 スタイリング/コダン ヘアメイク/HACHI モデル/高橋義明 編集/鍵本大河(Begin News)